【クリス・マスタング】
ロイの義母でウィル(父)と血の繋がりがある。
中央市内のバー『マダム·クリスマス』の女店主。
幼いロイを甘やかしてやれてなかったことを悔やんでいて成長した現在も“ロイ坊”と呼ぶ。
意外と溺愛してるが、本人は拒否している。
ロイの笑顔と涙が弱点だったりする。
グラマン中将は常連でロイを困らせ過ぎると呼び出して脅していたりする。
ロイの幼少期に“あんたは綺麗な顔をしてるから狙われそうだ”と本格的な体術を教えた。
自分は表には出れないからと後ろ盾が必要なんだと諭して反発されながらも大総統夫人を母代わりにすることを説得させた。
その説得で自分は不要かとロイを泣かせてしまった時には胸が痛んで、そうじゃないと抱き締めて宥めた。
お店の女性達にもヒューズ達にも言い方が酷いと叱られ、ロイは数ヶ月も店には来ない上にマダムの電話にも絶対に出なかった。

【イズミ・カーティス】
年齢:35歳
身長:172cm
エルリック兄弟の師匠。
ダブリスで夫のシグ・カーティスと共にカーティス精肉店を営む。
旧姓はハーネット。
非常に腕の立つ錬金術師であり、エルリック兄弟に錬金術と格闘技を教えたのも彼女である。
そして、恐怖の象徴でもある。
過去に流産してしまった子供を人体練成で生き返らせようとして失敗し、対価として内臓をいくつか失ったことで二度と子供を成すことが出来ない体になってしまう。
軍や国家錬金術師は嫌いだが、ロイのことは認めている。

【ピナコ・ロックベル】
愛称は“ばっちゃん”
エルリック兄弟の故郷である東の田舎町リゼンブールに暮らす外科医兼機械鎧技師の老婦人。
ウィンリィの父方の祖母であり、同時に機械鎧技師の基礎を仕込んだ最初の師匠。
兄弟にとっても実の祖母同然で大切な家族。
腕は医者・技師ともに超一流。
自分の微かな衰えを感じ取り、ウィンリィをロイに託した。
家も含めてロイの名義に変更した。

【グレイシア】
ヒューズの妻でヒューズの大好物のアップルパイをロイ伝授で作っている。
穏やかな性格だが、芯はしっかりしている。
新婚の際によくロイに手料理を教わっていて、ヒューズが居なくても２人で料理していた時もある。

【エリシア】
グレイシアとヒューズの愛娘で特にヒューズが溺愛している。
“ロイお兄ちゃん”と呼び、ロイに対してよく懐いていて抱っこをねだる。
長時間だとヒューズが妬いてしまう。