第59話
夢小説設定
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青空が広がり、今日はいい天気だと眺めていた。
「反対されると思っていたよ」
「安全面も完璧とは言いませんが、大丈夫そうだと判断しました。
それに、平和を実感するのも悪くないかと。
実感させてくれるでしょう?」
ふわりと微笑むロイに大総統は楽しそうに笑い、優しく頭を撫でた。
「いつまでも寛いでんなよ」
「手伝ってくださいよ」
「下官諸君、頑張りたまえ。
それが嫌なら出世するんだな」
「…あんたが言うと嫌味でしかないっスよ」
べーっとロイは舌を出し、手伝う気はないようで大総統の隣でソファで寛ぎながらアイスティーを飲んでいた。
大総統はそれを眺めながらも楽しそうに笑っている。
最初からヒューズやハボック達はロイに手伝わせるつもりもないのだが。
『マスタング大将。
暑くはないですか?』
「ここは建物内だし、涼しいよ。
君達も程々に休めよ」
『分かってますよ』
アームストロング家が所有するペンションを借り、大総統主催の国民も招き入れたバーベキュー。
準備は勿論、軍人達が準備していて特にアームストロング少佐が張り切っていて数名が巻き込まれていた。
「私も手伝ってもいいんですが…」
「日差しも強いし、大人しくしててくださいと言われるぞ」
手伝わせる訳にいかないと大総統とロイはアームストロング少佐によってペンション内に入れられてしまった。
「問題があれば、報告には来るだろうから任せておきなさい」
「…ん」
暇そうにしているロイに大総統は苦笑いする。
「ありゃ…」
「寝たんですか」
「暇を持て余してな」
「まぁ、昨夜遅くまで安全面も含めてギリギリまでマスタング大将は調整してましたから」
大総統に寄り掛かって眠っているロイに中尉はブランケットを掛け、国民に見られないようにペンションのカーテンをハボック達に閉めさせた。
『マスタング大将。
眠っているんですか』
「…静かに」
『かっわいい。
寝顔、幼いですよね』
((それを言えるのは貴女だけです))
屈んで見つめて、セルシアは起こさないように頭を撫でた。
「んっ…ぅ…」
大総統の膝に顔を埋め、ブランケットにくるまった。
残念そうなセルシアに中尉達は苦笑いし、宥めながらペンションから出て行った。
「ん〜っ!」
「起きたかね」
「…おはようございます。
寝てました。
また膝枕になってしまった」
「可愛らしかったがな」
「そういう問題なんですか?」
「さあ、そろそろ行こうか」
「了解です」
欠伸をしてロイは起き上がり、照れ笑いする。
「反対されると思っていたよ」
「安全面も完璧とは言いませんが、大丈夫そうだと判断しました。
それに、平和を実感するのも悪くないかと。
実感させてくれるでしょう?」
ふわりと微笑むロイに大総統は楽しそうに笑い、優しく頭を撫でた。
「いつまでも寛いでんなよ」
「手伝ってくださいよ」
「下官諸君、頑張りたまえ。
それが嫌なら出世するんだな」
「…あんたが言うと嫌味でしかないっスよ」
べーっとロイは舌を出し、手伝う気はないようで大総統の隣でソファで寛ぎながらアイスティーを飲んでいた。
大総統はそれを眺めながらも楽しそうに笑っている。
最初からヒューズやハボック達はロイに手伝わせるつもりもないのだが。
『マスタング大将。
暑くはないですか?』
「ここは建物内だし、涼しいよ。
君達も程々に休めよ」
『分かってますよ』
アームストロング家が所有するペンションを借り、大総統主催の国民も招き入れたバーベキュー。
準備は勿論、軍人達が準備していて特にアームストロング少佐が張り切っていて数名が巻き込まれていた。
「私も手伝ってもいいんですが…」
「日差しも強いし、大人しくしててくださいと言われるぞ」
手伝わせる訳にいかないと大総統とロイはアームストロング少佐によってペンション内に入れられてしまった。
「問題があれば、報告には来るだろうから任せておきなさい」
「…ん」
暇そうにしているロイに大総統は苦笑いする。
「ありゃ…」
「寝たんですか」
「暇を持て余してな」
「まぁ、昨夜遅くまで安全面も含めてギリギリまでマスタング大将は調整してましたから」
大総統に寄り掛かって眠っているロイに中尉はブランケットを掛け、国民に見られないようにペンションのカーテンをハボック達に閉めさせた。
『マスタング大将。
眠っているんですか』
「…静かに」
『かっわいい。
寝顔、幼いですよね』
((それを言えるのは貴女だけです))
屈んで見つめて、セルシアは起こさないように頭を撫でた。
「んっ…ぅ…」
大総統の膝に顔を埋め、ブランケットにくるまった。
残念そうなセルシアに中尉達は苦笑いし、宥めながらペンションから出て行った。
「ん〜っ!」
「起きたかね」
「…おはようございます。
寝てました。
また膝枕になってしまった」
「可愛らしかったがな」
「そういう問題なんですか?」
「さあ、そろそろ行こうか」
「了解です」
欠伸をしてロイは起き上がり、照れ笑いする。
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