第④話
夢小説設定
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手を繋いで司令部から出て行く姿を目撃され、更に2人の噂が広がった。
「…ここも随分と変わったな。
どんなピアスがいいんだ?」
『シンプルなピアスがいいです。
派手すぎると仕事中に付けれませんし』
「あぁ、そうだな」
付けれなくはないが、これ以上目立つのは避けたい。
ジュエリーショップに入って行く。
『いろんな種類がありますね』
「そうだな」
どれがいいかと見ているセルシアを大佐は微笑んで見ていた。
(朱のピアス…)
朱にこだわるのは大佐の炎を示している色だから。
(あ、あった…
可愛い‥‥
でも、目立つかな)
じーっと見ていると声を掛けられた。
「気に入った?
可愛いピアスだ」
『でも‥‥目立ちそうで』
「小さいから平気だよ」
セルシアが選んだのはルビーの小さな薔薇のピアス。
(高いけど、これにしようかな…
これなら壊れないだろうし‥‥)
耳に違和感を感じた。
「よし、付いた」
『ふぇ?』
「可愛いな」
『大佐…?
いつの間に‥‥』
薔薇のピアスを耳に付けられた。
「これ、貰うから。
いくら?」
「あ、はい…」
大佐の容姿と行動に店員も唖然となっていた。
申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちが交差していた。
『…本当にいいんですか?』
「構わないよ。
可愛くてセルシアによく似合う」
『ありがとうございます』
嬉しそうにセルシアが微笑む。
(帰ったら錬成陣を彫らないと…)
大佐と共に司令部に戻る。
「ロイ~、早速デートか?
リーゼル中佐、約束のパネルだ」
『ありがとうございます』
「グレイシアのうまい飯を食わせてやっから」
「…仕事は?」
「終わったから心配するな」
「ほら、リーゼル中佐も行くぞ」
『えっ…ちょッ…
私もですか!!?』
「エリシアがお姉ちゃんに会いたいってさ。
行くぞ~」
「お、おい…
ヒューズ!」
半ば強引に大佐と共に引っ張られて行く。
「中尉には許可を貰ったから。
中佐の荷物も宿から移動させたし」
『はい!!?』
「今日は泊まれよ。
明日、迎えに来るって言ってたし」
同時にため息をついた。
家に帰ると出迎えたエリシアを抱き締めるヒューズ。
「…相変わらずだな。
ヒューズ、今のうちに子離れしとかないと嫌われるぞ」
「エリシアはそんなことしないっ!」
「親馬鹿‥‥」
「セルシアお姉ちゃん!」
『こんにちは』
嬉しそうにエリシアがセルシアに抱きついた。
「あら、いらっしゃい。
上がってください」
「お久しぶりです。
お邪魔します」
「人の妻を口説くなよ!」
「どこが口説いているんだ、挨拶だろ」
「すみません、マスタングさん」
「気にしないでください」
『グレイシアさん、お久しぶりです』
「いらっしゃい」
エリシアを抱っこしながらセルシアは家に入る。
『ヒューズ中佐、道具を貸してもらっていいですか?
錬成陣を仕上げたいので』
「あぁ、勝手に使っていいぞ~」
エリシアをヒューズに手渡し、セルシアは部屋を借りて籠る。
「…ここも随分と変わったな。
どんなピアスがいいんだ?」
『シンプルなピアスがいいです。
派手すぎると仕事中に付けれませんし』
「あぁ、そうだな」
付けれなくはないが、これ以上目立つのは避けたい。
ジュエリーショップに入って行く。
『いろんな種類がありますね』
「そうだな」
どれがいいかと見ているセルシアを大佐は微笑んで見ていた。
(朱のピアス…)
朱にこだわるのは大佐の炎を示している色だから。
(あ、あった…
可愛い‥‥
でも、目立つかな)
じーっと見ていると声を掛けられた。
「気に入った?
可愛いピアスだ」
『でも‥‥目立ちそうで』
「小さいから平気だよ」
セルシアが選んだのはルビーの小さな薔薇のピアス。
(高いけど、これにしようかな…
これなら壊れないだろうし‥‥)
耳に違和感を感じた。
「よし、付いた」
『ふぇ?』
「可愛いな」
『大佐…?
いつの間に‥‥』
薔薇のピアスを耳に付けられた。
「これ、貰うから。
いくら?」
「あ、はい…」
大佐の容姿と行動に店員も唖然となっていた。
申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちが交差していた。
『…本当にいいんですか?』
「構わないよ。
可愛くてセルシアによく似合う」
『ありがとうございます』
嬉しそうにセルシアが微笑む。
(帰ったら錬成陣を彫らないと…)
大佐と共に司令部に戻る。
「ロイ~、早速デートか?
リーゼル中佐、約束のパネルだ」
『ありがとうございます』
「グレイシアのうまい飯を食わせてやっから」
「…仕事は?」
「終わったから心配するな」
「ほら、リーゼル中佐も行くぞ」
『えっ…ちょッ…
私もですか!!?』
「エリシアがお姉ちゃんに会いたいってさ。
行くぞ~」
「お、おい…
ヒューズ!」
半ば強引に大佐と共に引っ張られて行く。
「中尉には許可を貰ったから。
中佐の荷物も宿から移動させたし」
『はい!!?』
「今日は泊まれよ。
明日、迎えに来るって言ってたし」
同時にため息をついた。
家に帰ると出迎えたエリシアを抱き締めるヒューズ。
「…相変わらずだな。
ヒューズ、今のうちに子離れしとかないと嫌われるぞ」
「エリシアはそんなことしないっ!」
「親馬鹿‥‥」
「セルシアお姉ちゃん!」
『こんにちは』
嬉しそうにエリシアがセルシアに抱きついた。
「あら、いらっしゃい。
上がってください」
「お久しぶりです。
お邪魔します」
「人の妻を口説くなよ!」
「どこが口説いているんだ、挨拶だろ」
「すみません、マスタングさん」
「気にしないでください」
『グレイシアさん、お久しぶりです』
「いらっしゃい」
エリシアを抱っこしながらセルシアは家に入る。
『ヒューズ中佐、道具を貸してもらっていいですか?
錬成陣を仕上げたいので』
「あぁ、勝手に使っていいぞ~」
エリシアをヒューズに手渡し、セルシアは部屋を借りて籠る。