第④話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
事件や事故になるとまた違うようで平然と犯人に向かうが、それとはまた違うらしい。
「仕事はきちんとこなしますし、泣き虫でも問題ありませんよ」
「そうそう、いいじゃないっスか」
「それに、大佐を動かす有能な上官です」
「おい、コラ…
それはどういう意味だ!」
「事実じゃないですか」
「大佐、いつまで中佐を抱き締めているつもりですか?」
「あ、すまない。
つい‥‥」
『いえ、構いません。
ありがとうございました』
「大佐、仕事の時間です」
いつものように中尉に大佐専用の執務室に連れて行かれた。
「中佐、昨日は楽しかったですか?」
『とても楽しかったわ』
ふわりと嬉しそうにセルシアは微笑んだ。
(…これは時間の問題だな)
(何であの人だけこうもモテるんだ!
しかも、美人や可愛い人ばかりに!!)
女運の悪いハボックの心の叫びである。
中央司令部―――…
査定の対決の為に東方司令部から中央司令部にやって来た。
「よぉ、ロイ!
中佐も大変だな」
「だから…肩を抱くなι」
『ヒューズ中佐!』
その様子にセルシアは苦笑いする。
「ヒューズ中佐、相変わらずですね」
「また大佐に娘自慢してるよ」
「そろそろこっちにも来そうだな…」
「おまえらも聞きたいって!!?」
((…誰も言ってませんけどι))
ヒューズの親馬鹿に振り回される。
「ヒューズ‥‥おまえなぁι」
毎回ながら大佐はため息をつき、頭を抱える。
『はい、ストップ。
親馬鹿タイムは終わりです』
「あだだっ!!
まだ言い足りないだろ~?」
『それだけ聞けば十分です。
というか、何をしに来たんですか』
ヒューズの耳を引っ張るセルシアはある意味で最強だと誰もが思う。
尊敬の眼差しで見ていた。
「リーゼル中佐!
おや、ヒューズ中佐が何かしたんですかな?」
『また親馬鹿の話。
はい、保護して』
「保護って‥‥」
「…分かりました。
また迷惑をかけたようで」
ズルズルと司令部に引きずられて行くヒューズの姿があった。
会場となる練兵場に着くと既に軍人達が集まっていた。
「大丈夫か?」
『…これが大丈夫なように見えます?』
「いや‥‥見えんなι」
セルシアは緊張のあまり、大佐の背に隠れるようにしがみついていた。
『こんな大人数に見られてやるなんて…
いつも査定は書類なのに!!』
「落ち着きなさい。
周りの軍人はいるようでいない存在だ。
いいかい?」
諭すように大佐はセルシアに言う。
「よし、いい子だ」
『…側にいてくれますか?』
「もちろん」
背から出て来たセルシアの頭を優しくなでた。
「それじゃ、俺達は向こうにいますね」
「リーゼル中佐、頑張ってくださいね」
「応援してます」
『ありがとう』
大佐と中尉以外は去って行き、見やすい場所に移動する。
「仕事はきちんとこなしますし、泣き虫でも問題ありませんよ」
「そうそう、いいじゃないっスか」
「それに、大佐を動かす有能な上官です」
「おい、コラ…
それはどういう意味だ!」
「事実じゃないですか」
「大佐、いつまで中佐を抱き締めているつもりですか?」
「あ、すまない。
つい‥‥」
『いえ、構いません。
ありがとうございました』
「大佐、仕事の時間です」
いつものように中尉に大佐専用の執務室に連れて行かれた。
「中佐、昨日は楽しかったですか?」
『とても楽しかったわ』
ふわりと嬉しそうにセルシアは微笑んだ。
(…これは時間の問題だな)
(何であの人だけこうもモテるんだ!
しかも、美人や可愛い人ばかりに!!)
女運の悪いハボックの心の叫びである。
中央司令部―――…
査定の対決の為に東方司令部から中央司令部にやって来た。
「よぉ、ロイ!
中佐も大変だな」
「だから…肩を抱くなι」
『ヒューズ中佐!』
その様子にセルシアは苦笑いする。
「ヒューズ中佐、相変わらずですね」
「また大佐に娘自慢してるよ」
「そろそろこっちにも来そうだな…」
「おまえらも聞きたいって!!?」
((…誰も言ってませんけどι))
ヒューズの親馬鹿に振り回される。
「ヒューズ‥‥おまえなぁι」
毎回ながら大佐はため息をつき、頭を抱える。
『はい、ストップ。
親馬鹿タイムは終わりです』
「あだだっ!!
まだ言い足りないだろ~?」
『それだけ聞けば十分です。
というか、何をしに来たんですか』
ヒューズの耳を引っ張るセルシアはある意味で最強だと誰もが思う。
尊敬の眼差しで見ていた。
「リーゼル中佐!
おや、ヒューズ中佐が何かしたんですかな?」
『また親馬鹿の話。
はい、保護して』
「保護って‥‥」
「…分かりました。
また迷惑をかけたようで」
ズルズルと司令部に引きずられて行くヒューズの姿があった。
会場となる練兵場に着くと既に軍人達が集まっていた。
「大丈夫か?」
『…これが大丈夫なように見えます?』
「いや‥‥見えんなι」
セルシアは緊張のあまり、大佐の背に隠れるようにしがみついていた。
『こんな大人数に見られてやるなんて…
いつも査定は書類なのに!!』
「落ち着きなさい。
周りの軍人はいるようでいない存在だ。
いいかい?」
諭すように大佐はセルシアに言う。
「よし、いい子だ」
『…側にいてくれますか?』
「もちろん」
背から出て来たセルシアの頭を優しくなでた。
「それじゃ、俺達は向こうにいますね」
「リーゼル中佐、頑張ってくださいね」
「応援してます」
『ありがとう』
大佐と中尉以外は去って行き、見やすい場所に移動する。