第④話
夢小説設定
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カーテンの隙間から入る太陽の光に眩しそうに目を開ける。
「ん~…
飲み過ぎたかな…」
だるそうに起き上がり、背伸びすると隣に視線が止まる。
「あぁ、そうだった。
その格好は‥‥」
セルシアの格好は着るものがないので貸してもらったロイのシャツだけで胸の谷間が見えていた。
「…っと。
セルシア、朝だ。
起きなさい」
『んん‥‥』
ロイに肩を優しく揺らされ、うっすらと目を開ける。
「おはよう」
『…おはようございます』
起き上がって乱れた髪を直す。
「先にシャワー浴びておいで」
『あ、はい』
シーツで身体を隠してセルシアは寝室から出て行く。
ロイはベットに座り、ため息をつく。
「よく耐えたな、俺。
朝からあの格好はまずいだろ…。
無自覚は恐ろしいな。
今度、泊まる時にはセルシアの部屋に寄ろう」
懲りずにまた泊まらせるつもりらしい。
情けないが、夜がふと怖くなる時がある。
イシュヴァール戦のことを思い出し、夜に“孤独”を感じてしまうことがある。
ぬくもりがあると不思議と孤独を感じずに、思い出すこともないのだ。
『…ロイさん?
あの、次どうぞ』
「ありがとう。
着替えたら君の部屋に行こうか」
『すみません…』
「いや、私の我儘で泊まってもらったんだ。
久々によく寝れたよ、ありがとう」
『…そうですか。
また必要な時はお呼びください。
私でよければ、ですけど』
「ありがとう」
セルシアの頭を優しくなで、ロイが軍服を持って出て行く。
当然ながら軍服がないのでセルシアは昨夜のワンピースを着ている。
「じゃあ、行こうか。
朝食は近場のカフェで軽く食べよう」
『あ、はい』
ロイと共に部屋から出た。
セルシアは先に行っているように言ったが、カフェで待っていると言われた。
(急がないと…!!)
部屋に着くと軍服に素早く着替え、ネイルを落としてメイクと髪も素早く行う。
『よし、出来た!』
鏡で確認し、セルシアは部屋から出る。
戸締りをしてカフェに向かう。
(確か、ここだよね?
あの女性達が集まっているのは…)
もしかしてと思い、セルシアは行く。
『大佐!』
「あぁ、思ったより早かったね」
『すみません、お待たせして』
「もう名前では呼んでくれないのかい?」
『軍服を着れば仕事中です』
「それは残念。
すまないね、連れが来たからまた今度」
不満そうに女性達が去って行き、セルシアは鋭い眼で見られたのだった。
(こ、怖いんですけど…ι)
思わず顔をひきつらせてしまう。
(救いなのは軍服だったことね。
恋人と勘違いされたものなら‥‥)
考えただけでも恐ろしかった。
「ん~…
飲み過ぎたかな…」
だるそうに起き上がり、背伸びすると隣に視線が止まる。
「あぁ、そうだった。
その格好は‥‥」
セルシアの格好は着るものがないので貸してもらったロイのシャツだけで胸の谷間が見えていた。
「…っと。
セルシア、朝だ。
起きなさい」
『んん‥‥』
ロイに肩を優しく揺らされ、うっすらと目を開ける。
「おはよう」
『…おはようございます』
起き上がって乱れた髪を直す。
「先にシャワー浴びておいで」
『あ、はい』
シーツで身体を隠してセルシアは寝室から出て行く。
ロイはベットに座り、ため息をつく。
「よく耐えたな、俺。
朝からあの格好はまずいだろ…。
無自覚は恐ろしいな。
今度、泊まる時にはセルシアの部屋に寄ろう」
懲りずにまた泊まらせるつもりらしい。
情けないが、夜がふと怖くなる時がある。
イシュヴァール戦のことを思い出し、夜に“孤独”を感じてしまうことがある。
ぬくもりがあると不思議と孤独を感じずに、思い出すこともないのだ。
『…ロイさん?
あの、次どうぞ』
「ありがとう。
着替えたら君の部屋に行こうか」
『すみません…』
「いや、私の我儘で泊まってもらったんだ。
久々によく寝れたよ、ありがとう」
『…そうですか。
また必要な時はお呼びください。
私でよければ、ですけど』
「ありがとう」
セルシアの頭を優しくなで、ロイが軍服を持って出て行く。
当然ながら軍服がないのでセルシアは昨夜のワンピースを着ている。
「じゃあ、行こうか。
朝食は近場のカフェで軽く食べよう」
『あ、はい』
ロイと共に部屋から出た。
セルシアは先に行っているように言ったが、カフェで待っていると言われた。
(急がないと…!!)
部屋に着くと軍服に素早く着替え、ネイルを落としてメイクと髪も素早く行う。
『よし、出来た!』
鏡で確認し、セルシアは部屋から出る。
戸締りをしてカフェに向かう。
(確か、ここだよね?
あの女性達が集まっているのは…)
もしかしてと思い、セルシアは行く。
『大佐!』
「あぁ、思ったより早かったね」
『すみません、お待たせして』
「もう名前では呼んでくれないのかい?」
『軍服を着れば仕事中です』
「それは残念。
すまないね、連れが来たからまた今度」
不満そうに女性達が去って行き、セルシアは鋭い眼で見られたのだった。
(こ、怖いんですけど…ι)
思わず顔をひきつらせてしまう。
(救いなのは軍服だったことね。
恋人と勘違いされたものなら‥‥)
考えただけでも恐ろしかった。