第45話
夢小説設定
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じっくりと時間を掛けて、頭皮マッサージをしながらも洗ってくれる。
『はい、いいですよ』
「ありがとう。
美容室に行った気分だな」
『髪は切れませんけど』
「…それはそうだろうな」
『髪も伸びて来ましたね』
「ん〜…そうだな。
次の休みに行かないとな」
セルシアに優しくタオルで髪を拭かれていた。
『ロイさん。
抱き締めるの、好きですよね』
「セルシアにしかしないよ」
『中尉やヒューズ中佐、ウィンリィちゃんにもしてません?』
「挨拶程度だよ」
『大総統には抱き締めれてますが』
「…それも挨拶だな」
気まずそうにロイは目を反らし、セルシアが苦笑いする。
「妬かないでおくれ。
私の大切な人よ」
『もう…っ』
「おや、ダメだったかい?」
『そういうの、弱いって分かってるじゃないですか。
ロイさんにそういうのされるとダメなんですよ!』
本気で照れて真っ赤になっているセルシアにロイは楽しそうに笑って抱き締めていた。
「先に自分のをしなさい」
『ダメ、先にロイさんの髪を乾かします』
お風呂から上がってバスローブ姿のままでドライヤーで髪を優しく乾かしてもらった。
「ボディークリームは私はいらないのだが」
『乾燥肌でなくても、男性でも必要ですよ。
ベタつかないですから。
この香り、好きでしょう?』
「香りは好きだけれど。
私にも塗っていたらすぐになくなるのではないか?」
『そうしたら買えばいいだけです。
生活費もすべてロイさんが出してくれてますし、これくらいはさせてくださいね』
「私が好んでしているだけだよ」
『ふふっ、私もそうですよ。
ロイさんを更に磨くのが好きなんですよ』
苦笑いしながらもロイは照れ臭い気持ちがあるだけで嫌ではない。
『ベタつきます?』
「いや、いい香りだ。
香りがあるのはシャンプーや香水くらいしか持っていないが。
たまにはいいな。
この香りは好きだな」
『それは良かった。
また混浴しましょうね』
「…たまになら」
呆れながらもロイはふわりと笑い、セルシアの額にキスする。
「ほら、君も拭かないと」
『自分でしますよ』
「ダ〜メ」
ロイに隅々までバスタオルで身体を拭かれて真っ赤になった。
逃げるように下着を着たセルシアに楽しそうに笑った。
(やっぱり、まだ小さないよね。
中尉みたいな身体が羨ましい。
背も高くて胸もだけど、スタイルが良すぎる)
セルシアは胸に触れてため息をついてしまう。
「どうした?」
『…中尉みたいな身体が羨ましい。
まだ胸、小さいし。
成長する気配ないもん』
「私は君の身体が好きだよ。
少し小柄で可愛らしくて美しくて」
『綺麗じゃないです』
「いろんな美しさがあるさ。
そう比較せずに。
私が好きなのは君だよ。
誰が何と言おうとも、君は美しい」
頬を撫でられて耳元で囁かれ、唇に優しくキスされた。
甘えるようにセルシアはロイの首に抱きついた。
『…自信なんてないです』
「みんな、最初はそうだよ。
人と比較しないというのも難しいな。
良いところだけ見えてしまう。
中尉にだって悩みはあるさ。
悩みがない人なんて居ないよ」
『ロイさん…、大好きです』
「ふはっ!
私も好きだよ」
半泣きになっているセルシアにロイは苦笑いする。
着替えて歯磨きして寝室のベットに入り、抱き合って温もりを感じながらも目を閉じる。
『…ロイさん』
「ん?」
『眠れそうですか?』
「さあ、どうだろうな。
寝てたからなぁ」
『ちゃんと寝てくださいね』
「大丈夫だから君は寝なさい。
夜勤で疲れただろう?
おやすみ、セルシア」
ウトウトしているセルシアに優しく頭を撫でて目元にキスする。
夜勤で疲れているはずなのに少しでもロイがよく眠れるようにしてくれたのだろう。
(…今までだったら眠れなかったのに。
こんなに安心するとは)
セルシアを抱き締めて安堵して目を閉じると眠れた。
『ロイさん、おはようございます。
朝ですよ』
「眩し…っ」
『よく眠れてたみたいですね。
もう少し寝かせてあげたいけれど』
「ふぁ…、おはよう」
『朝食は出来てますから。
顔を洗って準備して来てください』
起こされるまで眠っていたなんて初めてかもしれない。
ロイは飛び起き、軍服の着替えを持って脱衣所に行く。
(いつもは眠りが浅いのにな。
起こされるまで気づかなかった。
セルシアだからなんだろうけど)
行為後よりもぐっすりと眠れたようで身体もスッキリしていた。
「おはよう、セルシア」
『ロイさん。
おはようございます。
まだ時間ありますから、中尉が迎えに来るまでゆっくり食べましょうか』
「そうだな。
セルシアは中番だっけ」
『一緒に出勤が出来なくて残念です』
「それは仕方ないさ」
時計で時間を確認しつつ、ゆっくりと2人で朝食する。
「マスタング中将、おはようございます」
「中尉、おはよう」
「体調は如何ですか?
顔色は良くなりましたが」
「もう大丈夫だ。
昨日はよく眠れたし、夢見も悪くなかったから」
「それは良かったです」
「心配掛けてすまなかったな」
「気になさらずに。
私共が勝手に心配しただけです」
「ありがとう。
では、行って来るよ」
『行ってらっしゃい。
またあとで。
中尉、おはよう』
「リーゼル大佐、おはようございます」
『ロイさんをお願いしますね』
「はっ!」
中尉に敬礼され、ロイに手を振りながら玄関まで見送る。
『はい、いいですよ』
「ありがとう。
美容室に行った気分だな」
『髪は切れませんけど』
「…それはそうだろうな」
『髪も伸びて来ましたね』
「ん〜…そうだな。
次の休みに行かないとな」
セルシアに優しくタオルで髪を拭かれていた。
『ロイさん。
抱き締めるの、好きですよね』
「セルシアにしかしないよ」
『中尉やヒューズ中佐、ウィンリィちゃんにもしてません?』
「挨拶程度だよ」
『大総統には抱き締めれてますが』
「…それも挨拶だな」
気まずそうにロイは目を反らし、セルシアが苦笑いする。
「妬かないでおくれ。
私の大切な人よ」
『もう…っ』
「おや、ダメだったかい?」
『そういうの、弱いって分かってるじゃないですか。
ロイさんにそういうのされるとダメなんですよ!』
本気で照れて真っ赤になっているセルシアにロイは楽しそうに笑って抱き締めていた。
「先に自分のをしなさい」
『ダメ、先にロイさんの髪を乾かします』
お風呂から上がってバスローブ姿のままでドライヤーで髪を優しく乾かしてもらった。
「ボディークリームは私はいらないのだが」
『乾燥肌でなくても、男性でも必要ですよ。
ベタつかないですから。
この香り、好きでしょう?』
「香りは好きだけれど。
私にも塗っていたらすぐになくなるのではないか?」
『そうしたら買えばいいだけです。
生活費もすべてロイさんが出してくれてますし、これくらいはさせてくださいね』
「私が好んでしているだけだよ」
『ふふっ、私もそうですよ。
ロイさんを更に磨くのが好きなんですよ』
苦笑いしながらもロイは照れ臭い気持ちがあるだけで嫌ではない。
『ベタつきます?』
「いや、いい香りだ。
香りがあるのはシャンプーや香水くらいしか持っていないが。
たまにはいいな。
この香りは好きだな」
『それは良かった。
また混浴しましょうね』
「…たまになら」
呆れながらもロイはふわりと笑い、セルシアの額にキスする。
「ほら、君も拭かないと」
『自分でしますよ』
「ダ〜メ」
ロイに隅々までバスタオルで身体を拭かれて真っ赤になった。
逃げるように下着を着たセルシアに楽しそうに笑った。
(やっぱり、まだ小さないよね。
中尉みたいな身体が羨ましい。
背も高くて胸もだけど、スタイルが良すぎる)
セルシアは胸に触れてため息をついてしまう。
「どうした?」
『…中尉みたいな身体が羨ましい。
まだ胸、小さいし。
成長する気配ないもん』
「私は君の身体が好きだよ。
少し小柄で可愛らしくて美しくて」
『綺麗じゃないです』
「いろんな美しさがあるさ。
そう比較せずに。
私が好きなのは君だよ。
誰が何と言おうとも、君は美しい」
頬を撫でられて耳元で囁かれ、唇に優しくキスされた。
甘えるようにセルシアはロイの首に抱きついた。
『…自信なんてないです』
「みんな、最初はそうだよ。
人と比較しないというのも難しいな。
良いところだけ見えてしまう。
中尉にだって悩みはあるさ。
悩みがない人なんて居ないよ」
『ロイさん…、大好きです』
「ふはっ!
私も好きだよ」
半泣きになっているセルシアにロイは苦笑いする。
着替えて歯磨きして寝室のベットに入り、抱き合って温もりを感じながらも目を閉じる。
『…ロイさん』
「ん?」
『眠れそうですか?』
「さあ、どうだろうな。
寝てたからなぁ」
『ちゃんと寝てくださいね』
「大丈夫だから君は寝なさい。
夜勤で疲れただろう?
おやすみ、セルシア」
ウトウトしているセルシアに優しく頭を撫でて目元にキスする。
夜勤で疲れているはずなのに少しでもロイがよく眠れるようにしてくれたのだろう。
(…今までだったら眠れなかったのに。
こんなに安心するとは)
セルシアを抱き締めて安堵して目を閉じると眠れた。
『ロイさん、おはようございます。
朝ですよ』
「眩し…っ」
『よく眠れてたみたいですね。
もう少し寝かせてあげたいけれど』
「ふぁ…、おはよう」
『朝食は出来てますから。
顔を洗って準備して来てください』
起こされるまで眠っていたなんて初めてかもしれない。
ロイは飛び起き、軍服の着替えを持って脱衣所に行く。
(いつもは眠りが浅いのにな。
起こされるまで気づかなかった。
セルシアだからなんだろうけど)
行為後よりもぐっすりと眠れたようで身体もスッキリしていた。
「おはよう、セルシア」
『ロイさん。
おはようございます。
まだ時間ありますから、中尉が迎えに来るまでゆっくり食べましょうか』
「そうだな。
セルシアは中番だっけ」
『一緒に出勤が出来なくて残念です』
「それは仕方ないさ」
時計で時間を確認しつつ、ゆっくりと2人で朝食する。
「マスタング中将、おはようございます」
「中尉、おはよう」
「体調は如何ですか?
顔色は良くなりましたが」
「もう大丈夫だ。
昨日はよく眠れたし、夢見も悪くなかったから」
「それは良かったです」
「心配掛けてすまなかったな」
「気になさらずに。
私共が勝手に心配しただけです」
「ありがとう。
では、行って来るよ」
『行ってらっしゃい。
またあとで。
中尉、おはよう』
「リーゼル大佐、おはようございます」
『ロイさんをお願いしますね』
「はっ!」
中尉に敬礼され、ロイに手を振りながら玄関まで見送る。