第③話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
カフェに入り、セルシアは気まずそうに黙り込んでいた。
「まったく、ああいう者は仕方ないな。
人の気持ちを考えないのもどうかと思うが…」
『‥‥呆れないんですか?』
「何故?」
『だって…』
「口説かれて呆れる奴がどこにいる。
君は悪くない」
その口調は優しく、顔を上げると優しい瞳とぶつかる。
『‥‥っ‥』
「それから、呼び方。
今は仕事中じゃないんだ」
『ろ、ロイ…さん?///』
満足そうに微笑み、セルシアの手を握った。
「時間はたっぷりある。
どこに行きたい?」
『異動して来たばかりなので…』
「そうだな、それなら案内しよう」
『はい』
「早速、行こうか」
会計を済ませ、ロイに手をひかれてカフェから出る。
「あぁ、そうだ」
『はい?』
何かを思い出したように振り向くロイにセルシアは首を傾げる。
クスッと笑うロイに益々、セルシアは訳が分からなくなる。
「いや、すまない。
可愛いなと。
さっきはあんなことがあったから言いそびれた」
『えっ…』
「よく似合ってる。
可愛いよ」
ストレートすぎるロイの言葉にセルシアは真っ赤になる。
(新鮮な反応だな。
さて、まずはどこに行こうか)
口元が緩み、自然と笑みが溢れる。
(うぅ、恥ずかしい…
今すっごく顔が赤くなってるよ~!
慣れてるだろうし、本音だとは思わないけど‥‥それでも素直に嬉しい///)
俯き加減で笑みを溢し、その視線の先には繋がれた手。
(…恋人みたい。
今日くらいなら、いいよね?)
チラッとセルシアがロイを見つめた。
「ん?」
『あ、いえ‥‥
髪綺麗だなと…!!』
「‥‥はっ?」
(あわわっ!!
誤魔化すつもりが変なことを言ってしまった!)
予想外の言葉だったらしく、ロイはポカンとしていた。
決して嘘ではないが、思わず口から出てしまった。
『す、すみません…
いや、あの‥‥』
「ふっ、はは!」
『‥‥ロイさん?』
「いやいや、悪い。
まさか、そんなことを言われると思ってなかったんでね…」
おかしそうにロイが笑い、セルシアは恥ずかしそうに頬を赤らめていた。
「いや~、本当に可愛いな」
『…ごめんなさい』
「構わないよ。
私的には、セルシアの髪の方が綺麗だと思うよ」
ロイの希望通り、今日は結わずに髪をおろしていた。
ロイはセルシアの髪に触れ、そっとキスをする。
『なっ…何をしているんですか///』
「綺麗だったから」
『‥‥理由になってないと思うんですが』
「そうか?
あ、まだ時間あるからショッピングしようか」
にっこりと笑ってロイに手をひかれるまま、ショッピングすることになった。
「まったく、ああいう者は仕方ないな。
人の気持ちを考えないのもどうかと思うが…」
『‥‥呆れないんですか?』
「何故?」
『だって…』
「口説かれて呆れる奴がどこにいる。
君は悪くない」
その口調は優しく、顔を上げると優しい瞳とぶつかる。
『‥‥っ‥』
「それから、呼び方。
今は仕事中じゃないんだ」
『ろ、ロイ…さん?///』
満足そうに微笑み、セルシアの手を握った。
「時間はたっぷりある。
どこに行きたい?」
『異動して来たばかりなので…』
「そうだな、それなら案内しよう」
『はい』
「早速、行こうか」
会計を済ませ、ロイに手をひかれてカフェから出る。
「あぁ、そうだ」
『はい?』
何かを思い出したように振り向くロイにセルシアは首を傾げる。
クスッと笑うロイに益々、セルシアは訳が分からなくなる。
「いや、すまない。
可愛いなと。
さっきはあんなことがあったから言いそびれた」
『えっ…』
「よく似合ってる。
可愛いよ」
ストレートすぎるロイの言葉にセルシアは真っ赤になる。
(新鮮な反応だな。
さて、まずはどこに行こうか)
口元が緩み、自然と笑みが溢れる。
(うぅ、恥ずかしい…
今すっごく顔が赤くなってるよ~!
慣れてるだろうし、本音だとは思わないけど‥‥それでも素直に嬉しい///)
俯き加減で笑みを溢し、その視線の先には繋がれた手。
(…恋人みたい。
今日くらいなら、いいよね?)
チラッとセルシアがロイを見つめた。
「ん?」
『あ、いえ‥‥
髪綺麗だなと…!!』
「‥‥はっ?」
(あわわっ!!
誤魔化すつもりが変なことを言ってしまった!)
予想外の言葉だったらしく、ロイはポカンとしていた。
決して嘘ではないが、思わず口から出てしまった。
『す、すみません…
いや、あの‥‥』
「ふっ、はは!」
『‥‥ロイさん?』
「いやいや、悪い。
まさか、そんなことを言われると思ってなかったんでね…」
おかしそうにロイが笑い、セルシアは恥ずかしそうに頬を赤らめていた。
「いや~、本当に可愛いな」
『…ごめんなさい』
「構わないよ。
私的には、セルシアの髪の方が綺麗だと思うよ」
ロイの希望通り、今日は結わずに髪をおろしていた。
ロイはセルシアの髪に触れ、そっとキスをする。
『なっ…何をしているんですか///』
「綺麗だったから」
『‥‥理由になってないと思うんですが』
「そうか?
あ、まだ時間あるからショッピングしようか」
にっこりと笑ってロイに手をひかれるまま、ショッピングすることになった。