第35話
夢小説設定
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仕事を終えて中尉とセルシアと共に家に帰るのも慣れて来た。
「わんっ!」
「ハヤテ号、ただいま」
「玄関に出ると足が汚れて拭かれることになるぞ。
ただいま、ハヤテ号」
「くぅ~ん…」
『ただいま!』
中尉に駆け寄り、順番に挨拶するハヤテ号。
洗面所で手を洗ってロイが着替えに自室に戻るとハヤテ号がトコトコついて行く。
「またついて行った」
『ハヤテ号の日課なのかな』
「悪戯する訳ではないからいいのかしら?」
『いいんじゃない?
ロイさんも嫌がる訳ではないし』
まるで姉妹のようになっていて雑談しながら各自の部屋に入る。
食事は中尉とセルシアが一緒に作っているが、セルシアに教えてもらうことも多い。
「明日は将軍はお休みですよね」
『ゆっくり休んでください』
「大丈夫なのか?」
『建築も始まりましたから大丈夫ですよ。
どちらにしても…』
「はい、将軍は閣下に力仕事は禁止されてますから無理ですね」
「分かってるよ。
食事中に仕事の話はやめよう。
せっかくの料理が味気なくなる」
「分かりました」
『まぁ、そうですね』
3人でいるとつい家でも仕事の話になってしまう。
「将軍、行って参ります」
『行って来ます』
「もう時間か。
行ってらっしゃい」
セルシアにキスしてロイは部屋着姿でハヤテ号と共に中尉とセルシアを見送る。
朝食を済ませてロイは珈琲を口にしながら新聞を読む。
「わんっ!」
リードを口にくわえて持って来てお座りするハヤテ号。
「ん…?
それは私に散歩に連れて行けと?
まぁ、今日は天気がいいし」
「わんっ!」
「久々の休みだもんな。
よし、行くか。
着替えて来るから待ってなさい」
ブンブンと尻尾を振るハヤテ号の頭を撫でてロイは着替えに行く。
「わんっ!」
「待て、戸締まりしてない。
よし…行くぞ」
中尉では走り出すと引っ張られて大変だが、ロイだと男性なので引っ張られることはない。
リードをクイッとロイに引っ張られて止まり、ハヤテ号は落ち着きを取り戻して歩く。
「くぅ~ん…」
「向こうの広場に行ったら走らせてやるから」
「わんっ!」
「だから、走るな」
広場に向かって歩いて行き、到着するとハヤテ号はロイを急かす。
「わんっ!」
「分かった、分かった。
よし、行くか」
さすがに男女の体力もあり、ロイが一緒に走ると全力でハヤテ号も走れて楽しそうだ。
中尉と一緒だとちゃんと把握して全力では走らないようにして、1匹の時に走り回っているらしい。
「あれって…」
「マスタング将軍?」
「こんにちは、お休みかい?」
「あっ、こんにちは。
ハヤテ号…ストップ!
今日は休みなんですよ」
「犬飼ってたのかい?」
「いえ、部下の犬です。
暇だったので散歩…
遊びに連れて来ました」
「まだヤンチャみたいだね」
「ははっ、そうですね」
国民と雑談しながらロイはハヤテ号のに水を与える。
ハヤテ号と一緒に走って運動不足も少しは解消するだろう。
「マスタング将軍!
広場で何を?
ハヤテ号!
もしかして、ハヤテ号が散歩のおねだりを?」
「まぁ、そんなとこだ」
「申し訳ありません!
ハヤテ号、ダメでしょ?」
「くぅ~ん…」
「構わんよ。
今日は用事なかったし」
「ですが…」
「私も運動不足だったから。
ほら、視察の途中だろ?
気にせずに戻りなさい」
「承知しました。
ありがとうございます。
ハヤテ号をお願いします」
「あぁ、気にするな」
「何かあれば連絡をください」
「分かってるよ」
気にしながらも中尉は戻って行き、ロイは苦笑い。
「君のご主人様は相変わらずの心配性だな、ハヤテ号。
そこもいいとこなんだが」
「わんっ!」
「はいはい。
よし、行くぞ」
広場を走り回っていてハヤテ号も楽しそうだが、ロイも自然な笑顔で楽しそうだ。
その様子を国民は微笑みながら見守っていた。
「わんっ!」
「休憩は終わりかい?
では、買い物に行こうか」
ベンチに座って休んでいたが、ハヤテ号が吠えるとロイは立ち上がる。
「わんっ! わんっ!」
「ハヤテ号、邪魔になるから。
仕方ないな」
まだヤンチャなハヤテ号を抱えて市場に行き、買い物する。
「マスタング将軍、いいパパになりそうだね」
「ははっ…褒め言葉として貰っておくよ」
「わんっ!」
「おとなしくしてたらおやつを買ってあげるぞ」
ピタリとおとなしく抱かれるハヤテ号にロイも店主も笑う。
「わんっ!」
「ハヤテ号、ただいま」
「玄関に出ると足が汚れて拭かれることになるぞ。
ただいま、ハヤテ号」
「くぅ~ん…」
『ただいま!』
中尉に駆け寄り、順番に挨拶するハヤテ号。
洗面所で手を洗ってロイが着替えに自室に戻るとハヤテ号がトコトコついて行く。
「またついて行った」
『ハヤテ号の日課なのかな』
「悪戯する訳ではないからいいのかしら?」
『いいんじゃない?
ロイさんも嫌がる訳ではないし』
まるで姉妹のようになっていて雑談しながら各自の部屋に入る。
食事は中尉とセルシアが一緒に作っているが、セルシアに教えてもらうことも多い。
「明日は将軍はお休みですよね」
『ゆっくり休んでください』
「大丈夫なのか?」
『建築も始まりましたから大丈夫ですよ。
どちらにしても…』
「はい、将軍は閣下に力仕事は禁止されてますから無理ですね」
「分かってるよ。
食事中に仕事の話はやめよう。
せっかくの料理が味気なくなる」
「分かりました」
『まぁ、そうですね』
3人でいるとつい家でも仕事の話になってしまう。
「将軍、行って参ります」
『行って来ます』
「もう時間か。
行ってらっしゃい」
セルシアにキスしてロイは部屋着姿でハヤテ号と共に中尉とセルシアを見送る。
朝食を済ませてロイは珈琲を口にしながら新聞を読む。
「わんっ!」
リードを口にくわえて持って来てお座りするハヤテ号。
「ん…?
それは私に散歩に連れて行けと?
まぁ、今日は天気がいいし」
「わんっ!」
「久々の休みだもんな。
よし、行くか。
着替えて来るから待ってなさい」
ブンブンと尻尾を振るハヤテ号の頭を撫でてロイは着替えに行く。
「わんっ!」
「待て、戸締まりしてない。
よし…行くぞ」
中尉では走り出すと引っ張られて大変だが、ロイだと男性なので引っ張られることはない。
リードをクイッとロイに引っ張られて止まり、ハヤテ号は落ち着きを取り戻して歩く。
「くぅ~ん…」
「向こうの広場に行ったら走らせてやるから」
「わんっ!」
「だから、走るな」
広場に向かって歩いて行き、到着するとハヤテ号はロイを急かす。
「わんっ!」
「分かった、分かった。
よし、行くか」
さすがに男女の体力もあり、ロイが一緒に走ると全力でハヤテ号も走れて楽しそうだ。
中尉と一緒だとちゃんと把握して全力では走らないようにして、1匹の時に走り回っているらしい。
「あれって…」
「マスタング将軍?」
「こんにちは、お休みかい?」
「あっ、こんにちは。
ハヤテ号…ストップ!
今日は休みなんですよ」
「犬飼ってたのかい?」
「いえ、部下の犬です。
暇だったので散歩…
遊びに連れて来ました」
「まだヤンチャみたいだね」
「ははっ、そうですね」
国民と雑談しながらロイはハヤテ号のに水を与える。
ハヤテ号と一緒に走って運動不足も少しは解消するだろう。
「マスタング将軍!
広場で何を?
ハヤテ号!
もしかして、ハヤテ号が散歩のおねだりを?」
「まぁ、そんなとこだ」
「申し訳ありません!
ハヤテ号、ダメでしょ?」
「くぅ~ん…」
「構わんよ。
今日は用事なかったし」
「ですが…」
「私も運動不足だったから。
ほら、視察の途中だろ?
気にせずに戻りなさい」
「承知しました。
ありがとうございます。
ハヤテ号をお願いします」
「あぁ、気にするな」
「何かあれば連絡をください」
「分かってるよ」
気にしながらも中尉は戻って行き、ロイは苦笑い。
「君のご主人様は相変わらずの心配性だな、ハヤテ号。
そこもいいとこなんだが」
「わんっ!」
「はいはい。
よし、行くぞ」
広場を走り回っていてハヤテ号も楽しそうだが、ロイも自然な笑顔で楽しそうだ。
その様子を国民は微笑みながら見守っていた。
「わんっ!」
「休憩は終わりかい?
では、買い物に行こうか」
ベンチに座って休んでいたが、ハヤテ号が吠えるとロイは立ち上がる。
「わんっ! わんっ!」
「ハヤテ号、邪魔になるから。
仕方ないな」
まだヤンチャなハヤテ号を抱えて市場に行き、買い物する。
「マスタング将軍、いいパパになりそうだね」
「ははっ…褒め言葉として貰っておくよ」
「わんっ!」
「おとなしくしてたらおやつを買ってあげるぞ」
ピタリとおとなしく抱かれるハヤテ号にロイも店主も笑う。