第②話
夢小説設定
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セルシアは思い出して呼び止めた。
『アームストロング少佐』
「はい?」
『エルリック兄弟に会わなかった?』
「いえ‥‥戻って来てるんですか?」
『えぇ、中央に査定で行くって。
鍛えたいらしいから、暇な時にでも付き合ってあげてくれる?』
「分かりました。
我輩でお役に立てるなら!」
『会えるのを楽しみにしていたわよ。
引き止めてごめんなさいね』
「いえ、我輩も楽しみです」
アームストロングが嬉しそうに帰って行くのだった。
「中佐、凄いっスね。
あのヒューズ中佐を…」
『聞いてたらキリがないからね』
「…エルリック兄弟のことはいいんですか?」
『時間稼ぎよ。
少佐には悪いけど、さすがに疲れた後すぐに闘いは嫌だし…』
処理や上官からの嫌味にセルシアは疲れていた。
「中佐、仮眠室でお休みになっては?
いくら若くても寝不足は体に悪いですよ」
『…ありがとう。
じゃあ、少し寝て来るわ』
「はい」
執務室から出て仮眠室に向かう。
仮眠室のリストに名前を書き込み、ベットに座った。
『はぁ~っ…』
上着を脱いでハンガーに掛け、カーテンを閉めるとベットに倒れ込んだ。
疲れと寝不足もあり、数分で眠りに着いたのだった。
誰かに触られているような感覚に目を覚ました。
『‥‥っン』
「あぁ、起こしたか?」
『大佐…?
えっ、大佐!!?』
セルシアは飛び起きた。
『…髪や頬を触っていたのは大佐?』
「あまりにも気持ちよさそうに寝てるから。
つい、悪戯したくなってね」
ベットの側にある椅子に座り、足を組みながら楽しそうに笑っていた。
『寝顔‥‥見ないでください///』
「クスクスッ…可愛いじゃないか」
『寝言、何か言ってませんでした?』
おずおずと枕から顔を上げる。
「いや、言ってなかったな」
『…よかった』
優しく髪に触れられ、ドキッとした。
その髪にキスをされた。
『な、なにを…』
「さすがに唇にキスは出来ないからね。
これで我慢しよう」
大佐の言葉にセルシアは真っ赤になる。
今までこんな風に尽くしてくれて、忠誠心でここまで一途な女性は初めてだった。
お金でも権力でもなく、ただ自分自身を見てくれていた。
「やっと片付いたし、休暇も中尉に許可もらった。
デートしようか」
『…大佐』
「素敵な日にすることを約束するよ」
ただ頷くことしか出来なかった。
「一緒に寝てもいい?」
『えっ…えぇっ!!?
ちょっ、大佐!
なに勝手に入ってるんですか!!
こんなの見られたら誤解されますって!』
大佐が同じベットに入って来てセルシアは大慌て。
「…私と誤解されるのは嫌かい?」
『い、嫌ではありませんけど‥‥』
「それなら決まり。
さあ、寝ようか」
『‥‥っ‥』
抱き締められて、その香りとぬくもりに胸が高鳴る。
「本当に可愛いね」
『…子供っぽいということですか?』
「違うよ、可愛らしいんだ」
『‥‥それならいいです』
大佐の胸板に顔を埋めた。
『アームストロング少佐』
「はい?」
『エルリック兄弟に会わなかった?』
「いえ‥‥戻って来てるんですか?」
『えぇ、中央に査定で行くって。
鍛えたいらしいから、暇な時にでも付き合ってあげてくれる?』
「分かりました。
我輩でお役に立てるなら!」
『会えるのを楽しみにしていたわよ。
引き止めてごめんなさいね』
「いえ、我輩も楽しみです」
アームストロングが嬉しそうに帰って行くのだった。
「中佐、凄いっスね。
あのヒューズ中佐を…」
『聞いてたらキリがないからね』
「…エルリック兄弟のことはいいんですか?」
『時間稼ぎよ。
少佐には悪いけど、さすがに疲れた後すぐに闘いは嫌だし…』
処理や上官からの嫌味にセルシアは疲れていた。
「中佐、仮眠室でお休みになっては?
いくら若くても寝不足は体に悪いですよ」
『…ありがとう。
じゃあ、少し寝て来るわ』
「はい」
執務室から出て仮眠室に向かう。
仮眠室のリストに名前を書き込み、ベットに座った。
『はぁ~っ…』
上着を脱いでハンガーに掛け、カーテンを閉めるとベットに倒れ込んだ。
疲れと寝不足もあり、数分で眠りに着いたのだった。
誰かに触られているような感覚に目を覚ました。
『‥‥っン』
「あぁ、起こしたか?」
『大佐…?
えっ、大佐!!?』
セルシアは飛び起きた。
『…髪や頬を触っていたのは大佐?』
「あまりにも気持ちよさそうに寝てるから。
つい、悪戯したくなってね」
ベットの側にある椅子に座り、足を組みながら楽しそうに笑っていた。
『寝顔‥‥見ないでください///』
「クスクスッ…可愛いじゃないか」
『寝言、何か言ってませんでした?』
おずおずと枕から顔を上げる。
「いや、言ってなかったな」
『…よかった』
優しく髪に触れられ、ドキッとした。
その髪にキスをされた。
『な、なにを…』
「さすがに唇にキスは出来ないからね。
これで我慢しよう」
大佐の言葉にセルシアは真っ赤になる。
今までこんな風に尽くしてくれて、忠誠心でここまで一途な女性は初めてだった。
お金でも権力でもなく、ただ自分自身を見てくれていた。
「やっと片付いたし、休暇も中尉に許可もらった。
デートしようか」
『…大佐』
「素敵な日にすることを約束するよ」
ただ頷くことしか出来なかった。
「一緒に寝てもいい?」
『えっ…えぇっ!!?
ちょっ、大佐!
なに勝手に入ってるんですか!!
こんなの見られたら誤解されますって!』
大佐が同じベットに入って来てセルシアは大慌て。
「…私と誤解されるのは嫌かい?」
『い、嫌ではありませんけど‥‥』
「それなら決まり。
さあ、寝ようか」
『‥‥っ‥』
抱き締められて、その香りとぬくもりに胸が高鳴る。
「本当に可愛いね」
『…子供っぽいということですか?』
「違うよ、可愛らしいんだ」
『‥‥それならいいです』
大佐の胸板に顔を埋めた。