第24話
夢小説設定
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ロイはセルシアにも試着させて何着か買っていた。
「本当に試着するのか?
ウィンリィの必要なものを買いに来たんだが…」
「私なら大丈夫ですよ」
『こういう色ならいいでしょ?
ロイさんにピッタリです!』
「分かったから押すなよ」
こういうとこは強気なんだなと苦笑いする。
『やっぱり、似合いますね!
これは買いましょう』
「まぁ、いいか」
『このジャケットも素敵です!
グレーもいいですけど、この少し暗い青ならいいのでは?』
「そうだな」
ロイの嫌な色は着せずに明るすぎる色は避けている。
「よくお似合いです。
もう少し明るい色もございますが」
『いえ、パーティーでも着れる普段使いも出来るジャケットの方がいいですから』
微かなロイの変化に気づいて先に断るセルシアにロイは微笑む。
「これくらいにするか」
『そうですね。
今日は私が払います』
「いや、自分のだから買っ…」
『私が払いま~す!』
「君もやるようになったな」
ロイの唇にキスして一瞬ロイが止まった隙にセルシアが財布からお金を出す。
『ロイさんのパートナーですから』
「分かったよ。
ここまでされたらな。
ありがとう」
『はい!』
ロイは苦笑いしてセルシアの頭を撫でた。
洋服店から出るとロイは財布から渡してエドに荷物を持たせてカフェに向かう。
「いつものカフェで待ってる。
変な輩に気をつけなさい」
『はい』
「ウィンリィ、またな。
ゆっくりで構わんよ」
「ありがとうございます」
疲れた様子でエドは仕方なく、ロイについて行く。
「何であんたの荷物まで…」
「当然だろう?」
舌打ちするが、言い争えば自分が不利だとエドも理解して黙る。
「いろんなのがあるんですね。
なんか、あっちの下着は…」
『ああいうのは一部の人達だし、ウィンリィちゃんには早いから』
透けている下着にウィンリィは同性でも恥ずかしくなる。
「やっぱり、オシャレで可愛いですね」
『ちゃんとサイズを測ってもらって身体に合う下着を買おうね』
「あっ、はい」
初々しいウィンリィの反応にセルシアは微笑む。
(セルシアがいてくれて本当によかった。
中尉ではアドバイスになるか分からんし、グレイシアさんに頼むことになったんだろうな)
安易に想像がついてしまってロイは苦笑い。
「お待たせしました」
『これ、お釣りです。
休憩する?』
「まだ大丈夫です」
『それなら靴やバックも見ようか。
アクセサリーも見たいよね』
「…リーゼル大佐の買い物になってねぇか?」
『久々だし、同性同士の買い物は楽しいから』
「行こうか」
ロイは気にせずに支払いをしてカフェから出る。
-END-
2017.3.6
「本当に試着するのか?
ウィンリィの必要なものを買いに来たんだが…」
「私なら大丈夫ですよ」
『こういう色ならいいでしょ?
ロイさんにピッタリです!』
「分かったから押すなよ」
こういうとこは強気なんだなと苦笑いする。
『やっぱり、似合いますね!
これは買いましょう』
「まぁ、いいか」
『このジャケットも素敵です!
グレーもいいですけど、この少し暗い青ならいいのでは?』
「そうだな」
ロイの嫌な色は着せずに明るすぎる色は避けている。
「よくお似合いです。
もう少し明るい色もございますが」
『いえ、パーティーでも着れる普段使いも出来るジャケットの方がいいですから』
微かなロイの変化に気づいて先に断るセルシアにロイは微笑む。
「これくらいにするか」
『そうですね。
今日は私が払います』
「いや、自分のだから買っ…」
『私が払いま~す!』
「君もやるようになったな」
ロイの唇にキスして一瞬ロイが止まった隙にセルシアが財布からお金を出す。
『ロイさんのパートナーですから』
「分かったよ。
ここまでされたらな。
ありがとう」
『はい!』
ロイは苦笑いしてセルシアの頭を撫でた。
洋服店から出るとロイは財布から渡してエドに荷物を持たせてカフェに向かう。
「いつものカフェで待ってる。
変な輩に気をつけなさい」
『はい』
「ウィンリィ、またな。
ゆっくりで構わんよ」
「ありがとうございます」
疲れた様子でエドは仕方なく、ロイについて行く。
「何であんたの荷物まで…」
「当然だろう?」
舌打ちするが、言い争えば自分が不利だとエドも理解して黙る。
「いろんなのがあるんですね。
なんか、あっちの下着は…」
『ああいうのは一部の人達だし、ウィンリィちゃんには早いから』
透けている下着にウィンリィは同性でも恥ずかしくなる。
「やっぱり、オシャレで可愛いですね」
『ちゃんとサイズを測ってもらって身体に合う下着を買おうね』
「あっ、はい」
初々しいウィンリィの反応にセルシアは微笑む。
(セルシアがいてくれて本当によかった。
中尉ではアドバイスになるか分からんし、グレイシアさんに頼むことになったんだろうな)
安易に想像がついてしまってロイは苦笑い。
「お待たせしました」
『これ、お釣りです。
休憩する?』
「まだ大丈夫です」
『それなら靴やバックも見ようか。
アクセサリーも見たいよね』
「…リーゼル大佐の買い物になってねぇか?」
『久々だし、同性同士の買い物は楽しいから』
「行こうか」
ロイは気にせずに支払いをしてカフェから出る。
-END-
2017.3.6