第②話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
執務室に入ろうと背を向けたセルシアを大佐が腕をひき、抱き寄せた。
『た、大佐…?』
「腹減ったんだが、昼食にしないか?」
セルシアは大佐に後ろから抱き締められてる状態。
「大佐、何をなさっているんですか?
廊下でそのようなことはおやめください」
「中尉‥‥」
中尉に銃を向けられ、大佐はセルシアを解放した。
『中尉、大佐の仕事は?』
「終わっていますが…」
『それでは、大佐をお借りしますね』
大佐の腕を掴み、執務室に入って行く。
『どこで食べます?
雨が降りましたから、外はダメですね』
「向こうで食べようか」
『はい』
大佐の執務室にお弁当を持って行く。
「いいですね、手作り弁当…」
「まさか、そういう関係になった?」
「いくら何でもそれはないだろ?」
「大佐だぞ!!?
手を出されたら…
それに、中佐は大佐が憧れな訳だし」
「それは考えすぎだろう?」
「恋愛感情じゃなく、上官として憧れてるだけだろ?」
「憧れが恋愛にならないとも限らない」
「大佐、顔もよくて女性には優しいですからね。
惚れないとは言えませんよ?」
「「‥‥‥ι」」
何故あんなにもモテるんだと羨ましく思い、好き勝手なことばかり言う。
大佐が上機嫌なのは言うまでもない。
美人というよりも可愛らしい女性で慕ってくれているのだから嬉しくない訳がない。
『はい、どうぞ』
「ありがとう」
飲み物も淹れて2人きりで昼食。
「うまそうだな。
今までこんな風に作って食べさせてもらえた男性は幸せだな」
『…大佐も含むんですか?』
「もちろんだ」
『自分以外のお弁当を作ったのは初めてですよ。
ちなみに男性に作ったこともありません』
「私が初めてか?
それは光栄だ。
中佐、期待してもいいのかな。
上官としてではなく、男性として見てくれていると」
『どうでしょうか。
私は中尉と違った忠誠心ですし。
上官の体調管理も含んでるだけかもしれませんよ?』
「でも、否定はしていない」
『…そうかもしれませんね』
互いの想いを確認するようなやりとりを交わす。
美味しいと食べて笑顔が見れるだけで幸せになれる。
「明日も作って来てくれるか?」
『えぇ、大佐が望むなら…』
「明日も食べたい」
『クスッ…分かりました。
何か希望はありますか?』
「そうだな、卵料理。
ほかの卵料理も食べてみたい」
『分かりました』
憧れか恋愛か確認しなくても、今は側にいるだけで十分。
「ほかの女性と出掛けるのは控えよう」
『何故です?
モテるのは悪くありませんよ。
私は私の前で話さなければそれでいい』
「…参ったね。
年齢のわりにしっかりしている」
『ダメ上官に鍛えられましたから。
いつも、しっかりしていませんよ。
甘えたい時もあれば、泣きたい時もある』
「その時は私の元においで」
『…はい』
互いにどこまで本気なのか、ただ探り合っているのだろうか。
『た、大佐…?』
「腹減ったんだが、昼食にしないか?」
セルシアは大佐に後ろから抱き締められてる状態。
「大佐、何をなさっているんですか?
廊下でそのようなことはおやめください」
「中尉‥‥」
中尉に銃を向けられ、大佐はセルシアを解放した。
『中尉、大佐の仕事は?』
「終わっていますが…」
『それでは、大佐をお借りしますね』
大佐の腕を掴み、執務室に入って行く。
『どこで食べます?
雨が降りましたから、外はダメですね』
「向こうで食べようか」
『はい』
大佐の執務室にお弁当を持って行く。
「いいですね、手作り弁当…」
「まさか、そういう関係になった?」
「いくら何でもそれはないだろ?」
「大佐だぞ!!?
手を出されたら…
それに、中佐は大佐が憧れな訳だし」
「それは考えすぎだろう?」
「恋愛感情じゃなく、上官として憧れてるだけだろ?」
「憧れが恋愛にならないとも限らない」
「大佐、顔もよくて女性には優しいですからね。
惚れないとは言えませんよ?」
「「‥‥‥ι」」
何故あんなにもモテるんだと羨ましく思い、好き勝手なことばかり言う。
大佐が上機嫌なのは言うまでもない。
美人というよりも可愛らしい女性で慕ってくれているのだから嬉しくない訳がない。
『はい、どうぞ』
「ありがとう」
飲み物も淹れて2人きりで昼食。
「うまそうだな。
今までこんな風に作って食べさせてもらえた男性は幸せだな」
『…大佐も含むんですか?』
「もちろんだ」
『自分以外のお弁当を作ったのは初めてですよ。
ちなみに男性に作ったこともありません』
「私が初めてか?
それは光栄だ。
中佐、期待してもいいのかな。
上官としてではなく、男性として見てくれていると」
『どうでしょうか。
私は中尉と違った忠誠心ですし。
上官の体調管理も含んでるだけかもしれませんよ?』
「でも、否定はしていない」
『…そうかもしれませんね』
互いの想いを確認するようなやりとりを交わす。
美味しいと食べて笑顔が見れるだけで幸せになれる。
「明日も作って来てくれるか?」
『えぇ、大佐が望むなら…』
「明日も食べたい」
『クスッ…分かりました。
何か希望はありますか?』
「そうだな、卵料理。
ほかの卵料理も食べてみたい」
『分かりました』
憧れか恋愛か確認しなくても、今は側にいるだけで十分。
「ほかの女性と出掛けるのは控えよう」
『何故です?
モテるのは悪くありませんよ。
私は私の前で話さなければそれでいい』
「…参ったね。
年齢のわりにしっかりしている」
『ダメ上官に鍛えられましたから。
いつも、しっかりしていませんよ。
甘えたい時もあれば、泣きたい時もある』
「その時は私の元においで」
『…はい』
互いにどこまで本気なのか、ただ探り合っているのだろうか。