第23話
夢小説設定
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宿に送る予定だったのだが、コテンと ロイの肩に頭を預けて眠るウィンリィに気づいた。
「中尉、場所変更。
連れて帰るよ」
「…承知しました」
「大丈夫なんっスか?」
『私の着替えを貸すから』
「あぁ、着替えも頼む。
中尉も手伝ってくれないか?」
「分かりました」
仕度に着くとロイが眠っているウィンリィを抱える。
「よ…っと。
ウィンリィも軽いな。
私は別室で着替えるから寝室に降ろすから頼む」
「分かりました」
『着替えを持って来ますね』
セルシアが家の鍵を開けてロイは寝室のベットにウィンリィを降ろし、別室に移動。
ハボックは軍車の中で待機を命じられていた。
(色々ありすぎて疲れた。
今になって少し酒が回って来たかもしれん)
ひんやりと感じるソファに身を預けてロイは目を閉じる。
「将軍…?
そこで寝たら風邪引きますよ」
「うっわ!
いっで!」
「す、すみません!
大丈夫ですか!?」
「…地味に痛い」
屈んでロイはテーブルにぶつけた足に触れる。
「申し訳ありません」
「い、いや、大丈夫だ。
酒が少し回ってぼんやりしてたよ。
着替え終わったのか?」
「はい」
『どうかしました?
大きな音がしましたけど』
「足をぶつけた」
『大丈夫なんですか?』
「心配ないよ」
「私が急に声を掛けてしまって」
「気にするな。
私がぼんやりしてたんだ」
「…はい。
では、私はこれで。
おやすみなさいませ」
「おやすみ。
中尉、気をつけてな」
「ありがとうございます」
『おやすみなさい』
敬礼して中尉が家から出て行き、戸締まりして閉める。
着替えて寝室に入ってベットに腰掛けるとスヤスヤと眠り、子供らしい幼い寝顔のウィンリィにロイは微笑む。
(…可愛いな。
退院も決まったみたいだし、クリスマス市場が終われば帰るんだよな。
ウィンリィには田舎の方が安全だし、いいはずなのに。
寂しい…、と思ってしまう)
苦笑いしてロイはウィンリィを起こさないように優しく頭を撫でた。
「結婚前に子供が出来てしまったかもな」
クスクスと笑ってロイは起こさないようにベットに入る。
『ロイさん…?』
「すぅ…すぅ…」
お酒も飲んでいたので眠っているロイにセルシアは微笑んだ。
無意識なのだろうが、ウィンリィがロイの服を掴んでロイがウィンリィを抱き締めて眠っている。
(普通なら嫉妬するんだろうけど…
ヤバイ、可愛い!
こんな写真を見せたらエドくんは怒りそうだよね)
こっそりと写真を撮ってクスクスと笑う。
『おやすみなさい』
ロイの頬にキスしてウィンリィの隣に寝る。
「んん…っ」
「起こしたかい?
おはよう」
「おはようございます。
あ、あれ?
私は何でここに?」
「昨日送ってる途中で寝てしまってね」
「ごめんなさい。
ま、マスタングさんが運んでくれたんですよね?」
「そうだが。
すまない、嫌だったか?
起こすの可哀想と思って」
「い、いえ!
嫌とかではなくて。
ただ恥ずかしいだけです」
恥ずかしくて枕に顔を埋めるウィンリィにロイは苦笑い。
「中尉、場所変更。
連れて帰るよ」
「…承知しました」
「大丈夫なんっスか?」
『私の着替えを貸すから』
「あぁ、着替えも頼む。
中尉も手伝ってくれないか?」
「分かりました」
仕度に着くとロイが眠っているウィンリィを抱える。
「よ…っと。
ウィンリィも軽いな。
私は別室で着替えるから寝室に降ろすから頼む」
「分かりました」
『着替えを持って来ますね』
セルシアが家の鍵を開けてロイは寝室のベットにウィンリィを降ろし、別室に移動。
ハボックは軍車の中で待機を命じられていた。
(色々ありすぎて疲れた。
今になって少し酒が回って来たかもしれん)
ひんやりと感じるソファに身を預けてロイは目を閉じる。
「将軍…?
そこで寝たら風邪引きますよ」
「うっわ!
いっで!」
「す、すみません!
大丈夫ですか!?」
「…地味に痛い」
屈んでロイはテーブルにぶつけた足に触れる。
「申し訳ありません」
「い、いや、大丈夫だ。
酒が少し回ってぼんやりしてたよ。
着替え終わったのか?」
「はい」
『どうかしました?
大きな音がしましたけど』
「足をぶつけた」
『大丈夫なんですか?』
「心配ないよ」
「私が急に声を掛けてしまって」
「気にするな。
私がぼんやりしてたんだ」
「…はい。
では、私はこれで。
おやすみなさいませ」
「おやすみ。
中尉、気をつけてな」
「ありがとうございます」
『おやすみなさい』
敬礼して中尉が家から出て行き、戸締まりして閉める。
着替えて寝室に入ってベットに腰掛けるとスヤスヤと眠り、子供らしい幼い寝顔のウィンリィにロイは微笑む。
(…可愛いな。
退院も決まったみたいだし、クリスマス市場が終われば帰るんだよな。
ウィンリィには田舎の方が安全だし、いいはずなのに。
寂しい…、と思ってしまう)
苦笑いしてロイはウィンリィを起こさないように優しく頭を撫でた。
「結婚前に子供が出来てしまったかもな」
クスクスと笑ってロイは起こさないようにベットに入る。
『ロイさん…?』
「すぅ…すぅ…」
お酒も飲んでいたので眠っているロイにセルシアは微笑んだ。
無意識なのだろうが、ウィンリィがロイの服を掴んでロイがウィンリィを抱き締めて眠っている。
(普通なら嫉妬するんだろうけど…
ヤバイ、可愛い!
こんな写真を見せたらエドくんは怒りそうだよね)
こっそりと写真を撮ってクスクスと笑う。
『おやすみなさい』
ロイの頬にキスしてウィンリィの隣に寝る。
「んん…っ」
「起こしたかい?
おはよう」
「おはようございます。
あ、あれ?
私は何でここに?」
「昨日送ってる途中で寝てしまってね」
「ごめんなさい。
ま、マスタングさんが運んでくれたんですよね?」
「そうだが。
すまない、嫌だったか?
起こすの可哀想と思って」
「い、いえ!
嫌とかではなくて。
ただ恥ずかしいだけです」
恥ずかしくて枕に顔を埋めるウィンリィにロイは苦笑い。