第①話
夢小説設定
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怪しむハボックと大佐は言い合い、その様子にセルシアがクスクスと笑う。
「雨が降ったら焔も出せませんね」
「午後からは晴れるからいいんだよ」
「…午後から?」
「今朝の天気予報では1日中雨だと」
「そうなのか!!?
いや、でも…!」
『雨雲が動いたんですよ。
心配いりません。
仕事をしていれば、あっという間です!』
「…あっという間か?」
『はい!
あっという間に晴れます!!』
「…分かった。
中尉、今日の予定は?」
「はい」
さすがは中尉、予想がついていたようで驚くこともない。
無意識に大佐を動かしている天然なセルシアだった。
「中尉の予想が当たったな…」
「あぁ、そういうことか」
視線を感じてセルシアは首を傾げる。
セルシアは自分の席に着き、仕事を始める。
「中佐、昨日のことは覚えてますか?」
『酔い潰れたこと?
大佐に聞いたわ』
「大佐、キスのことを言ったんっスか!!?」
ハボックの言葉にセルシアは目を見開いて驚く。
『き、キス!!?
どういうこと?』
「えっ…聞いたんでは‥‥」
「バカ、さすがの大佐もキスのことは言う訳ないだろ」
「そうですよ」
『どういうことか説明して!』
「あ、いや、それはですね…」
『話して!』
セルシアに迫られ、つい話してしまう。
「酔った中佐が大佐にキスをしたんスよ。
唇に思いっきり…」
『き、キス‥‥』
衝撃的でセルシアは真っ赤になる。
「もしかして、初めて…」
『余計なお世話です!!』
「す、すみません!ι」
セルシアが勢いよく執務室から出る。
それと同時に中尉が戻って来る。
「どうかしたの?
中佐は?」
「…怒らせてしまいましたι」
中尉に先程の出来事を話す。
「ハボック少尉、言い方があるでしょう?
ストレートに言い過ぎです」
中尉は呆れたように、ため息をつく。
中尉は探しに行くべきか悩んだ。
(落ち込んで悩んでるなら、そっとしておくべき?
どう慰めるべきなのかしら‥‥)
既に落ち込んでる設定で考えていた。
『中尉、何を考えているの?』
「中佐…
どこに行ってらしたんですか?」
『資料を取りに行ってただけよ』
「あ、そうですか」
落ち込んでいる様子はなく、中尉は少し戸惑いつつも仕事を始める。
『中尉、少し休憩もらってもいい?』
「構いませんが…」
『大佐と話をして来ます。
気になって仕事に集中が出来ないわ』
セルシアのことが気になり、中尉以外のメンバーが見ていた。
『大佐、お仕事中に失礼します』
「どうした?」
大佐の様子から集中力が切れかかっていたのは分かる。
『…昨夜のことを聞きました』
「‥‥誰に?」
『ハボック少尉』
(墓穴を掘って喋ったな。
雨が晴れたら燃やしてやる!!)
ピクリと反応したが、大佐は気づかれないように平然を装う。
「雨が降ったら焔も出せませんね」
「午後からは晴れるからいいんだよ」
「…午後から?」
「今朝の天気予報では1日中雨だと」
「そうなのか!!?
いや、でも…!」
『雨雲が動いたんですよ。
心配いりません。
仕事をしていれば、あっという間です!』
「…あっという間か?」
『はい!
あっという間に晴れます!!』
「…分かった。
中尉、今日の予定は?」
「はい」
さすがは中尉、予想がついていたようで驚くこともない。
無意識に大佐を動かしている天然なセルシアだった。
「中尉の予想が当たったな…」
「あぁ、そういうことか」
視線を感じてセルシアは首を傾げる。
セルシアは自分の席に着き、仕事を始める。
「中佐、昨日のことは覚えてますか?」
『酔い潰れたこと?
大佐に聞いたわ』
「大佐、キスのことを言ったんっスか!!?」
ハボックの言葉にセルシアは目を見開いて驚く。
『き、キス!!?
どういうこと?』
「えっ…聞いたんでは‥‥」
「バカ、さすがの大佐もキスのことは言う訳ないだろ」
「そうですよ」
『どういうことか説明して!』
「あ、いや、それはですね…」
『話して!』
セルシアに迫られ、つい話してしまう。
「酔った中佐が大佐にキスをしたんスよ。
唇に思いっきり…」
『き、キス‥‥』
衝撃的でセルシアは真っ赤になる。
「もしかして、初めて…」
『余計なお世話です!!』
「す、すみません!ι」
セルシアが勢いよく執務室から出る。
それと同時に中尉が戻って来る。
「どうかしたの?
中佐は?」
「…怒らせてしまいましたι」
中尉に先程の出来事を話す。
「ハボック少尉、言い方があるでしょう?
ストレートに言い過ぎです」
中尉は呆れたように、ため息をつく。
中尉は探しに行くべきか悩んだ。
(落ち込んで悩んでるなら、そっとしておくべき?
どう慰めるべきなのかしら‥‥)
既に落ち込んでる設定で考えていた。
『中尉、何を考えているの?』
「中佐…
どこに行ってらしたんですか?」
『資料を取りに行ってただけよ』
「あ、そうですか」
落ち込んでいる様子はなく、中尉は少し戸惑いつつも仕事を始める。
『中尉、少し休憩もらってもいい?』
「構いませんが…」
『大佐と話をして来ます。
気になって仕事に集中が出来ないわ』
セルシアのことが気になり、中尉以外のメンバーが見ていた。
『大佐、お仕事中に失礼します』
「どうした?」
大佐の様子から集中力が切れかかっていたのは分かる。
『…昨夜のことを聞きました』
「‥‥誰に?」
『ハボック少尉』
(墓穴を掘って喋ったな。
雨が晴れたら燃やしてやる!!)
ピクリと反応したが、大佐は気づかれないように平然を装う。