第①話
夢小説設定
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大佐は私服に着替えてから来るらしく、セルシアはキッチンに向かう。
『大佐~、鍋はありますか?』
「上にある」
『あ、ありました』
(何しに来たんだ、中佐はι)
(まるで初めて家に上がった彼女だよι)
大佐とセルシアの会話に少尉達は唖然とし、苦笑いを溢していた。
中尉だけはいつも通りで表情に表れていない。
「中佐、何か手伝うことはありますか?」
『このサラダを持って行ってくれますか?
あと、小皿も』
「はい」
中尉は運ぶのを手伝う。
「うまそうだな」
『ありがとうございます。
これで最後です。
味見します?』
「どれどれ」
(だから、あんた達は恋人かっつーの!!)
(…甘い雰囲気なのは気のせいか?ι)
セルシアの作ったスープを味見する。
「ん、うまいな。
いい奥さんになりそうだな」
『そうですか?
それは嬉しいですね。
中尉、手伝って』
「はい」
スープを人数分、運び終えてテーブル前に座る。
大佐を真ん中に中尉とセルシアが挟んで座ってる。
((この中で酔っても絡まなそうなのは大佐くらいだし))
身の安全で大佐の隣に座ったらしい。
(…酔ったら口説いたりしそうですけど。
少尉に抱きつかれたりするよりマシね)
(まぁ、大佐にだったら口説かれても悪くないんだけど)
多少のズレはあるが、前半は似たような考えである。
「それにしても、中佐は料理上手なんですね」
『料理は好きだからね』
「女性としては魅力な要素ですね~」
「それは私に対しての嫌味かしら、ハボック少尉?」
「あ、いえ!
そんなことは!!ι」
「でも、短時間で本格的な料理を作れて凄いですね」
『本格的ではないわ、簡単だし』
「中佐、全然飲んでないじゃないですか」
『…飲んだことないから』
「じゃあ、アルコールが弱い酒を少し飲んでみるか?」
「何でも経験っスよ!」
『えっ…』
「大佐、少尉、無理強いは…」
『大丈夫よ。
少しだけなら‥‥』
初めてのお酒に匂いを嗅ぎ、一口飲んで見た。
中尉は心配そうに見ている。
セルシアはお酒が弱いらしく、後ろに倒れそうになる。
「おわっ!!?
リーゼル中佐!
こ、ここまで弱いとは…ι」
慌てて大佐が隣から手を伸ばし、抱き支える。
「弱いかと思ってはいましたが、まさか一口で。
水を持って来ます」
「あぁ、頼む」
中尉から視線を戻し、大佐はセルシアを見る。
「大丈夫っスか?」
『ふにぃ…ι』
「初めてでしたから、免疫力がなかったんですね」
「大佐、水を…」
「あ、あぁ。
リーゼル中佐、大丈…っ」
セルシアはトロンとした瞳で大佐を見つめ、首に腕を回し、そのままキスをする。
「「…っ!!」」
大佐は目を見開き、さすがの中尉も驚いている。
「…中佐?」
ズルズルと倒れ、大佐の膝で寝ている。
『大佐~、鍋はありますか?』
「上にある」
『あ、ありました』
(何しに来たんだ、中佐はι)
(まるで初めて家に上がった彼女だよι)
大佐とセルシアの会話に少尉達は唖然とし、苦笑いを溢していた。
中尉だけはいつも通りで表情に表れていない。
「中佐、何か手伝うことはありますか?」
『このサラダを持って行ってくれますか?
あと、小皿も』
「はい」
中尉は運ぶのを手伝う。
「うまそうだな」
『ありがとうございます。
これで最後です。
味見します?』
「どれどれ」
(だから、あんた達は恋人かっつーの!!)
(…甘い雰囲気なのは気のせいか?ι)
セルシアの作ったスープを味見する。
「ん、うまいな。
いい奥さんになりそうだな」
『そうですか?
それは嬉しいですね。
中尉、手伝って』
「はい」
スープを人数分、運び終えてテーブル前に座る。
大佐を真ん中に中尉とセルシアが挟んで座ってる。
((この中で酔っても絡まなそうなのは大佐くらいだし))
身の安全で大佐の隣に座ったらしい。
(…酔ったら口説いたりしそうですけど。
少尉に抱きつかれたりするよりマシね)
(まぁ、大佐にだったら口説かれても悪くないんだけど)
多少のズレはあるが、前半は似たような考えである。
「それにしても、中佐は料理上手なんですね」
『料理は好きだからね』
「女性としては魅力な要素ですね~」
「それは私に対しての嫌味かしら、ハボック少尉?」
「あ、いえ!
そんなことは!!ι」
「でも、短時間で本格的な料理を作れて凄いですね」
『本格的ではないわ、簡単だし』
「中佐、全然飲んでないじゃないですか」
『…飲んだことないから』
「じゃあ、アルコールが弱い酒を少し飲んでみるか?」
「何でも経験っスよ!」
『えっ…』
「大佐、少尉、無理強いは…」
『大丈夫よ。
少しだけなら‥‥』
初めてのお酒に匂いを嗅ぎ、一口飲んで見た。
中尉は心配そうに見ている。
セルシアはお酒が弱いらしく、後ろに倒れそうになる。
「おわっ!!?
リーゼル中佐!
こ、ここまで弱いとは…ι」
慌てて大佐が隣から手を伸ばし、抱き支える。
「弱いかと思ってはいましたが、まさか一口で。
水を持って来ます」
「あぁ、頼む」
中尉から視線を戻し、大佐はセルシアを見る。
「大丈夫っスか?」
『ふにぃ…ι』
「初めてでしたから、免疫力がなかったんですね」
「大佐、水を…」
「あ、あぁ。
リーゼル中佐、大丈…っ」
セルシアはトロンとした瞳で大佐を見つめ、首に腕を回し、そのままキスをする。
「「…っ!!」」
大佐は目を見開き、さすがの中尉も驚いている。
「…中佐?」
ズルズルと倒れ、大佐の膝で寝ている。