第①話
夢小説設定
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珍しく大佐がさぼらずに仕事し、溜まった書類も片付いたので定時に帰れる。
「はぁ~っ…
どうでもいいが、家にはあまりないぞ?」
「じゃあ、途中で寄りましょうよ」
「大佐の奢りですからね」
「はいはい」
途中で店に寄り、お酒などを買った。
『大佐、料理はしますか?』
「あまりしないが…
使えるようにはなってるな。
調理器具も整ってはいるし。
何故、そんなことを?」
『いえいえ。
あ、これも買ってください』
「何をするんだ?」
『えぇ、簡単なおつまみなら作りますよ』
「中佐の歓迎会なんだが…」
『いいじゃないですか。
それに、市販のおつまみより身体にいいですよ』
「まぁ、そうだが…」
並んで買い物をしていると恋人に見えなくもない。
大佐も童顔なので、どちらも実際年齢より低く見られ、兄妹にも場合に寄っては見えなくもない。
国家錬金術師の特権でもあり、大佐の家は1人暮らしでは勿体ないくらいの大きな家だった。
「相変わらず、広いっスね」
「国家錬金術師の特権なら中佐も?」
『こんなに大きくはないけど、請求すれば借りれるわ。
でも、私はマンション暮らしよ』
一般的なマンションよりも広々としたキッチンが充実したところに異動の際に引っ越しを頼んだが。
『あとは階級によって選べたりするらしいわね』
「大総統次第ってのもあるがな」
大佐が鍵を開け、家に入って行く。
「あぁ、調べものしたままだったな…」
『調べもの?』
「中佐が読んでいた本の者についてな」
『あぁ、そういうことですか』
「書斎に片付けに行って来る。
ちょっと待っててくれ」
書類や本を手にして大佐が書斎に行く。
「国家錬金術師って、書斎が好きですね」
『調べたり、研究したりするのよ』
「基本的に科学者と似ていると聞きますが…」
『そうね、錬金術自体が科学みたいなものだから』
錬金術を使えない中尉達にはあまり理解が出来ない。
テーブルに買ったお酒などを出して準備していた。
『大佐~?
キッチン、勝手に使わせてもらっていいですか?』
書斎のドアをノックし、声を掛ける。
返事より先に大きな音が響く。
『た、大佐!!?
大丈夫ですか?』
「…ちょっと入って来てくれるか?」
『はい、失礼します』
不思議に思い、首を傾げながらセルシアは書斎のドアを開ける。
『どうしたんですか!!?』
「いや、本を詰めすぎて本棚が壊れた。
手を貸してくれι」
『あ、はい…』
両手に本を抱えている大佐を手伝う。
『錬成します?』
「あぁ、助かるよ」
『紙とペンを貸してください』
「すまないな。
こういう錬成はあまり得意ではない」
やろうと思えば出来るが、面倒らしい。
紙に錬成陣を書いて本棚を直す。
『この本は適当でいいんですか?』
「あぁ、構わない」
そう言いながらもセルシアは分かりやすく整理して本棚に納めて行く。
「はぁ~っ…
どうでもいいが、家にはあまりないぞ?」
「じゃあ、途中で寄りましょうよ」
「大佐の奢りですからね」
「はいはい」
途中で店に寄り、お酒などを買った。
『大佐、料理はしますか?』
「あまりしないが…
使えるようにはなってるな。
調理器具も整ってはいるし。
何故、そんなことを?」
『いえいえ。
あ、これも買ってください』
「何をするんだ?」
『えぇ、簡単なおつまみなら作りますよ』
「中佐の歓迎会なんだが…」
『いいじゃないですか。
それに、市販のおつまみより身体にいいですよ』
「まぁ、そうだが…」
並んで買い物をしていると恋人に見えなくもない。
大佐も童顔なので、どちらも実際年齢より低く見られ、兄妹にも場合に寄っては見えなくもない。
国家錬金術師の特権でもあり、大佐の家は1人暮らしでは勿体ないくらいの大きな家だった。
「相変わらず、広いっスね」
「国家錬金術師の特権なら中佐も?」
『こんなに大きくはないけど、請求すれば借りれるわ。
でも、私はマンション暮らしよ』
一般的なマンションよりも広々としたキッチンが充実したところに異動の際に引っ越しを頼んだが。
『あとは階級によって選べたりするらしいわね』
「大総統次第ってのもあるがな」
大佐が鍵を開け、家に入って行く。
「あぁ、調べものしたままだったな…」
『調べもの?』
「中佐が読んでいた本の者についてな」
『あぁ、そういうことですか』
「書斎に片付けに行って来る。
ちょっと待っててくれ」
書類や本を手にして大佐が書斎に行く。
「国家錬金術師って、書斎が好きですね」
『調べたり、研究したりするのよ』
「基本的に科学者と似ていると聞きますが…」
『そうね、錬金術自体が科学みたいなものだから』
錬金術を使えない中尉達にはあまり理解が出来ない。
テーブルに買ったお酒などを出して準備していた。
『大佐~?
キッチン、勝手に使わせてもらっていいですか?』
書斎のドアをノックし、声を掛ける。
返事より先に大きな音が響く。
『た、大佐!!?
大丈夫ですか?』
「…ちょっと入って来てくれるか?」
『はい、失礼します』
不思議に思い、首を傾げながらセルシアは書斎のドアを開ける。
『どうしたんですか!!?』
「いや、本を詰めすぎて本棚が壊れた。
手を貸してくれι」
『あ、はい…』
両手に本を抱えている大佐を手伝う。
『錬成します?』
「あぁ、助かるよ」
『紙とペンを貸してください』
「すまないな。
こういう錬成はあまり得意ではない」
やろうと思えば出来るが、面倒らしい。
紙に錬成陣を書いて本棚を直す。
『この本は適当でいいんですか?』
「あぁ、構わない」
そう言いながらもセルシアは分かりやすく整理して本棚に納めて行く。