第⑰話
夢小説設定
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見覚えのある金髪の後ろ姿に駆け寄って行く。
『やっぱり、ウィンリィちゃん。
お買い物?』
「リーゼル大佐!
髪を下ろしてるし、私服だから分からなかったです」
『視察の帰りなの。
場所によっては軍服では目立ちすぎるからね』
「そうなんですか。
大変ですね。
私は宝石以外の材料が足らなくて買い出しに。
ビーフシチュー、ありがとうございました。
美味しかったです!」
『どういたしまして。
気に入ってもらえてよかった。
ちゃんと食べてる?
食べないと成長期なんだから身体にも悪いし、集中が切れるよ』
「つい疎かにしてアルに叱られました」
安易に想像がついてセルシアは苦笑い。
「今度、料理を教えてください。
お菓子もビーフシチューも美味しかったし!」
『喜んで』
「…アルが身体を取り戻したら美味しい料理をたっぷり食べさせるって約束してるんです」
『それならいろんな料理を教えてあげるわ』
「ありがとうございます!」
切ない約束に胸が締め付けられ、ウィンリィの頭を撫でた。
『美味しい?』
「はい!」
『いろんな料理を食べると美味しくて笑顔になるし、体温も上がってアイディアも浮かぶはずよ。
きちんと食事しないと脳もちゃんと動かないわ』
「…はい。
ちゃんと食べるようにします」
ロイが気にしている存在だから世話してしまう。
-END-
2017.1.7
『やっぱり、ウィンリィちゃん。
お買い物?』
「リーゼル大佐!
髪を下ろしてるし、私服だから分からなかったです」
『視察の帰りなの。
場所によっては軍服では目立ちすぎるからね』
「そうなんですか。
大変ですね。
私は宝石以外の材料が足らなくて買い出しに。
ビーフシチュー、ありがとうございました。
美味しかったです!」
『どういたしまして。
気に入ってもらえてよかった。
ちゃんと食べてる?
食べないと成長期なんだから身体にも悪いし、集中が切れるよ』
「つい疎かにしてアルに叱られました」
安易に想像がついてセルシアは苦笑い。
「今度、料理を教えてください。
お菓子もビーフシチューも美味しかったし!」
『喜んで』
「…アルが身体を取り戻したら美味しい料理をたっぷり食べさせるって約束してるんです」
『それならいろんな料理を教えてあげるわ』
「ありがとうございます!」
切ない約束に胸が締め付けられ、ウィンリィの頭を撫でた。
『美味しい?』
「はい!」
『いろんな料理を食べると美味しくて笑顔になるし、体温も上がってアイディアも浮かぶはずよ。
きちんと食事しないと脳もちゃんと動かないわ』
「…はい。
ちゃんと食べるようにします」
ロイが気にしている存在だから世話してしまう。
-END-
2017.1.7