第①話
夢小説設定
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セルシアはソファで黙々と書類に向き合ってる。
「中佐は仕事が早くて助かるな」
『ありがとうございます。
中尉にも仕事が早いと言われましたよ。
ダメ上官の仕事は私がすべてしていましたからね』
「全部!!?」
『はい、全部です。
私が証拠を揃えて密告したので軍を辞めさせられましたが』
「ふっ、はは!
なるほどな」
『えっ?』
「いやいや、何でもない」
大佐はおかしそうに笑う。
(さすがはあの有名な研究者の娘だ。
上官が警戒するはずだな)
噂を聞いていたので納得した。
『大佐、ここにサインを。
これなら大丈夫かと思いますが…』
「そうだな」
内容を確認し、サインした。
「失礼します。
大佐、中佐に手伝ってもらっていたんですか?」
「あ、いや‥‥」
『私が暇になって手伝いを申し出たの。
早く片付けた方がいいでしょう?』
「中佐、あまり甘やかさないでください。
今日だけですからね?」
鋭い眼で見られて互いに頷く。
「はぁ~っ…」
『びっくりした…』
互いに安堵の息を吐いた。
書類を片付け、中尉が確認してから提出に行く。
『では、私はランチに行きますね』
「………。」
疲れ果てた大佐は机に顔を埋め、返事がなかった。
「あ、終わったんスね」
『えぇ、ランチに行って来るわね』
「了解しました」
執務室から出てセルシアは軍の食堂には行かず、中庭に出た。
木の木陰に座り、お弁当を広げる。
「リーゼル中佐は弁当派かい?」
『大佐!』
「あぁ、そのままでいいよ。
うまそうだね」
『少し食べます?
私の作ったのでイマイチかもしれませんが…』
「では、少しだけ」
セルシアの隣に座って摘まんで食べる。
「ん、うまいな」
『ありがとうございます。
料理作ってもらったりしないんですか?』
「しないよ。
外で会うくらいだし、外食だから部屋に連れ帰ることもない」
『外食ばかりでは体に悪いですよ?』
「まぁ、そうなんだけどね。
面倒で外食になってしまうんだよ」
『男性はそんなものかもしれませんね』
会話しながらお弁当を完食。
「中佐は仕事が早くて助かるな」
『ありがとうございます。
中尉にも仕事が早いと言われましたよ。
ダメ上官の仕事は私がすべてしていましたからね』
「全部!!?」
『はい、全部です。
私が証拠を揃えて密告したので軍を辞めさせられましたが』
「ふっ、はは!
なるほどな」
『えっ?』
「いやいや、何でもない」
大佐はおかしそうに笑う。
(さすがはあの有名な研究者の娘だ。
上官が警戒するはずだな)
噂を聞いていたので納得した。
『大佐、ここにサインを。
これなら大丈夫かと思いますが…』
「そうだな」
内容を確認し、サインした。
「失礼します。
大佐、中佐に手伝ってもらっていたんですか?」
「あ、いや‥‥」
『私が暇になって手伝いを申し出たの。
早く片付けた方がいいでしょう?』
「中佐、あまり甘やかさないでください。
今日だけですからね?」
鋭い眼で見られて互いに頷く。
「はぁ~っ…」
『びっくりした…』
互いに安堵の息を吐いた。
書類を片付け、中尉が確認してから提出に行く。
『では、私はランチに行きますね』
「………。」
疲れ果てた大佐は机に顔を埋め、返事がなかった。
「あ、終わったんスね」
『えぇ、ランチに行って来るわね』
「了解しました」
執務室から出てセルシアは軍の食堂には行かず、中庭に出た。
木の木陰に座り、お弁当を広げる。
「リーゼル中佐は弁当派かい?」
『大佐!』
「あぁ、そのままでいいよ。
うまそうだね」
『少し食べます?
私の作ったのでイマイチかもしれませんが…』
「では、少しだけ」
セルシアの隣に座って摘まんで食べる。
「ん、うまいな」
『ありがとうございます。
料理作ってもらったりしないんですか?』
「しないよ。
外で会うくらいだし、外食だから部屋に連れ帰ることもない」
『外食ばかりでは体に悪いですよ?』
「まぁ、そうなんだけどね。
面倒で外食になってしまうんだよ」
『男性はそんなものかもしれませんね』
会話しながらお弁当を完食。