第⑨話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
中尉の冷たい視線を感じながらロイとセルシアは支度する。
「朝食は大佐から代金を貰ってお使いに行きなさい、ハボック少尉」
「は、はい…」
ロイとハボックは突っ込みたくなったが、中尉が怖いので口には出せず。
(いや、別に構わないのだが…ι)
(お使いって俺は子供っスか!!?ι)
その心情を理解し、セルシアは苦笑いする。
『中尉、お菓子食べる?』
「何を考えているんですか、中佐」
『寝坊したのは悪かったけど、ちゃんとさぼらないで仕事してるわよ?』
「当然です」
『よしよし。
そんなに怒らないで。ねっ?』
「………。」
中尉の頭を少し背伸びして撫でるセルシア。
(いろんな意味で大物だな)
(猛獣使い!!?)
何故か中尉は抵抗していない。
否、予想外のことに中尉は固まってしまった。
「…何故、撫でられるのですか?」
『怒ってるから。
機嫌悪い時でも大佐に頭を撫でられると嬉しいし』
「‥‥それは中佐だけですよ」
中尉は呆れ、説教する気もなくなる。
セルシアは大佐と目が合うと背伸びして頭を撫でる。
「何故、私にも…」
「して欲しそうだったんじゃないですか?」
中尉の言葉に苦笑いする。
『よしよし』
「俺も?」
「‥‥犬だな」
「犬ですね」
大佐と中尉にはハボックが大型犬に見えてしまった。
「とにかく、行って来ます」
気恥ずかしそうにハボックが出て行く。
『あ~あ…朝食作れなかった』
「気にするな」
不満そうに呟くセルシアに大佐は苦笑いを浮かべる。
軍車に乗り込み、ハボックが買って来たサンドイッチと飲み物を口にする。
「うむ…、セルシアの作った方がうまいな」
「文句言わんでくださいよ」
「事実だ」
「‥‥‥ι」
ハボックはため息をつく。
大佐の隣でセルシアは小リスのように食べていた。
「そんなに口に入れたら詰まるぞ?」
『んむ…』
「とは言え、ゆっくりも食べてられんがな」
司令部に着くまでに食べようとセルシアは口いっぱいにして食べてるらしい。
((‥‥小動物))
セルシアを見て中尉とハボックは思う。
セルシアを見て大佐はクスクスと笑う。
「ソース、口元に付いてる」
可愛いと思い、口元が緩みながら大佐はセルシアの口元をペロリと舐める。
(恋人と認めないくせに、このイチャつくのは何なんだよ!!?
俺に対する嫌がらせか!?)
(まったく、毎日毎日…
まぁ、さぼられて逃亡されるよりは‥‥
どっちがマシなのかしら?)
怒りを感じるハボックに対し、中尉はどちらがマシなのかと何故か真剣に悩む。
車内では甘い雰囲気が漂い、それは司令部に着くまで続いた。
否、執務室に着けばまた甘い雰囲気になるのだろうが。
「セルシア、足元を気をつけなさい」
『あ、はい…』
注意された矢先に滑ったことがあり、大丈夫だとは返せないセルシアだった。
悪夢も君と一緒なら怖くない…。
君になら弱音も見せれる‥‥。
「朝食は大佐から代金を貰ってお使いに行きなさい、ハボック少尉」
「は、はい…」
ロイとハボックは突っ込みたくなったが、中尉が怖いので口には出せず。
(いや、別に構わないのだが…ι)
(お使いって俺は子供っスか!!?ι)
その心情を理解し、セルシアは苦笑いする。
『中尉、お菓子食べる?』
「何を考えているんですか、中佐」
『寝坊したのは悪かったけど、ちゃんとさぼらないで仕事してるわよ?』
「当然です」
『よしよし。
そんなに怒らないで。ねっ?』
「………。」
中尉の頭を少し背伸びして撫でるセルシア。
(いろんな意味で大物だな)
(猛獣使い!!?)
何故か中尉は抵抗していない。
否、予想外のことに中尉は固まってしまった。
「…何故、撫でられるのですか?」
『怒ってるから。
機嫌悪い時でも大佐に頭を撫でられると嬉しいし』
「‥‥それは中佐だけですよ」
中尉は呆れ、説教する気もなくなる。
セルシアは大佐と目が合うと背伸びして頭を撫でる。
「何故、私にも…」
「して欲しそうだったんじゃないですか?」
中尉の言葉に苦笑いする。
『よしよし』
「俺も?」
「‥‥犬だな」
「犬ですね」
大佐と中尉にはハボックが大型犬に見えてしまった。
「とにかく、行って来ます」
気恥ずかしそうにハボックが出て行く。
『あ~あ…朝食作れなかった』
「気にするな」
不満そうに呟くセルシアに大佐は苦笑いを浮かべる。
軍車に乗り込み、ハボックが買って来たサンドイッチと飲み物を口にする。
「うむ…、セルシアの作った方がうまいな」
「文句言わんでくださいよ」
「事実だ」
「‥‥‥ι」
ハボックはため息をつく。
大佐の隣でセルシアは小リスのように食べていた。
「そんなに口に入れたら詰まるぞ?」
『んむ…』
「とは言え、ゆっくりも食べてられんがな」
司令部に着くまでに食べようとセルシアは口いっぱいにして食べてるらしい。
((‥‥小動物))
セルシアを見て中尉とハボックは思う。
セルシアを見て大佐はクスクスと笑う。
「ソース、口元に付いてる」
可愛いと思い、口元が緩みながら大佐はセルシアの口元をペロリと舐める。
(恋人と認めないくせに、このイチャつくのは何なんだよ!!?
俺に対する嫌がらせか!?)
(まったく、毎日毎日…
まぁ、さぼられて逃亡されるよりは‥‥
どっちがマシなのかしら?)
怒りを感じるハボックに対し、中尉はどちらがマシなのかと何故か真剣に悩む。
車内では甘い雰囲気が漂い、それは司令部に着くまで続いた。
否、執務室に着けばまた甘い雰囲気になるのだろうが。
「セルシア、足元を気をつけなさい」
『あ、はい…』
注意された矢先に滑ったことがあり、大丈夫だとは返せないセルシアだった。
悪夢も君と一緒なら怖くない…。
君になら弱音も見せれる‥‥。