第⑨話
夢小説設定
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部屋着に着替え、軍服を持ってリビングに行く。
『ロイさん、お待たせしました。
お先にすみませんでした。
お風呂に入って来てください』
「あぁ、そうするよ。
気にしなくていい」
くしゃっとセルシアの頭をなでて、ロイがお風呂場に行く。
(風邪ひかないようにあったかいスープでも作らないとね)
アッサリした味から長時間の手間をかけて作るものから様々なスープを作って飽きさせないように工夫してるセルシアである。
こんな様子から部下達からは“大佐の奥さん”と言われてからかわれる理由でもある。
料理を作っていると微かな声に気づいた。
『ロイさん?』
ロイに関することは異常なくらいに気づくセルシアである。
中尉の場合は長い付き合いなので理解しているのだが。
不思議そうに首を傾げながら向かう。
「すまない、着替えを忘れた…
部屋から取って来てもらえるか?」
『は、はい///』
ロイがドアから顔を出していて、露出された肌に濡れている髪、セルシア曰く魅力と色気倍増らしい。
セルシアは真っ赤になりながら、部屋に行くと着替えを持って来る。
(‥‥下着も?
は、恥ずかしい…
洗濯は平気だけど)
ロイさんが風邪をひくと思い、緊張しながら着替えを選んで持って行く。
『適当に選んだんですけど…』
「ありがとう」
ロイは当然ながら気にしてないが。
(セルシア、かなり照れてたな。
可愛らしい)
セルシアの心境に気づき、ロイが口元を緩めた。
『あっ、料理を作らないと!!』
ハッとしてキッチンにパタパタとセルシアは戻って行く。
スープをコトコト煮込み、鍋を見ていると後ろからぎゅっと抱き締められる。
「いい匂いだね。
今日は何かな?」
『び、びっくりした…
脅かさないでください、ロイさん』
真っ赤になりながらセルシアは不満そうに唇を尖らす。
「君があまりにも楽しそうだったから」
(好きな人に料理を作っているんだから、楽しく思わない女性はいないわ)
そう思いながらも口には出さず、ただ微笑んだ。
『食べましょうか。
ロイさん、髪を拭かないと風邪ひきますよ?』
「拭いてる時間が勿体なくて出て来てしまった」
『もうっ!!
ソファに座ってください。
スープはもう少し煮込んだ方が美味しいですから』
ロイの手をひいてソファに座らせ、丁寧に優しく、ロイの髪を拭く。
「セルシアの手は気持ちいいね」
『もう、ちゃんと前を向いてください』
クスクスと楽しそうにロイが笑う。
『ロイさん、お待たせしました。
お先にすみませんでした。
お風呂に入って来てください』
「あぁ、そうするよ。
気にしなくていい」
くしゃっとセルシアの頭をなでて、ロイがお風呂場に行く。
(風邪ひかないようにあったかいスープでも作らないとね)
アッサリした味から長時間の手間をかけて作るものから様々なスープを作って飽きさせないように工夫してるセルシアである。
こんな様子から部下達からは“大佐の奥さん”と言われてからかわれる理由でもある。
料理を作っていると微かな声に気づいた。
『ロイさん?』
ロイに関することは異常なくらいに気づくセルシアである。
中尉の場合は長い付き合いなので理解しているのだが。
不思議そうに首を傾げながら向かう。
「すまない、着替えを忘れた…
部屋から取って来てもらえるか?」
『は、はい///』
ロイがドアから顔を出していて、露出された肌に濡れている髪、セルシア曰く魅力と色気倍増らしい。
セルシアは真っ赤になりながら、部屋に行くと着替えを持って来る。
(‥‥下着も?
は、恥ずかしい…
洗濯は平気だけど)
ロイさんが風邪をひくと思い、緊張しながら着替えを選んで持って行く。
『適当に選んだんですけど…』
「ありがとう」
ロイは当然ながら気にしてないが。
(セルシア、かなり照れてたな。
可愛らしい)
セルシアの心境に気づき、ロイが口元を緩めた。
『あっ、料理を作らないと!!』
ハッとしてキッチンにパタパタとセルシアは戻って行く。
スープをコトコト煮込み、鍋を見ていると後ろからぎゅっと抱き締められる。
「いい匂いだね。
今日は何かな?」
『び、びっくりした…
脅かさないでください、ロイさん』
真っ赤になりながらセルシアは不満そうに唇を尖らす。
「君があまりにも楽しそうだったから」
(好きな人に料理を作っているんだから、楽しく思わない女性はいないわ)
そう思いながらも口には出さず、ただ微笑んだ。
『食べましょうか。
ロイさん、髪を拭かないと風邪ひきますよ?』
「拭いてる時間が勿体なくて出て来てしまった」
『もうっ!!
ソファに座ってください。
スープはもう少し煮込んだ方が美味しいですから』
ロイの手をひいてソファに座らせ、丁寧に優しく、ロイの髪を拭く。
「セルシアの手は気持ちいいね」
『もう、ちゃんと前を向いてください』
クスクスと楽しそうにロイが笑う。