第⑧話
夢小説設定
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朝食を済ませて、セルシアは洗い物をしている。
ロイはソファに座り、セルシアが淹れてくれたコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。
洗い物が済むとセルシアはリビングなどをパタパタと移動していた。
「セルシア、何をしているんだ?」
『あ…、迎えに来るまで暇なので。
洗濯や掃除を』
掃除するまで汚れている訳ではないが、何かしたかったのだろう。
『汚れている訳ではないのですぐに終わっちゃいましたけど…』
「暇なら話しかけてくれたらいい」
『邪魔するのは』
「別に邪魔なんて思わないよ。
むしろ、嬉しいんだけどな。
ほら、おいで」
ロイに膝を叩かれ、おずおずとセルシアはロイの膝に座る。
「中尉が来るまで話でもしようか。
それとも、キスがお望みかな?」
『ん…っ』
キスを交わし、自然とロイの首に腕を回した。
『はっ、選択肢…ないじゃないですか』
「…嫌か?」
『ん、嫌なら、拒んでます。
ロイさん…だから。
んん‥ッ‥』
朝から甘い雰囲気が漂う。
これでも恋人でないから不思議だ。
中尉が迎えに来て、家から出る。
『きゃ…っ』
「…っと。
大丈夫か?」
『す、すみません。
滑ってしまって』
水溜まりで滑り、転びそうになったセルシアを大佐が抱き支えた。
「大佐、中佐、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、何ともない」
『…はい』
転びそうになる度に抱き支えられているとセルシアは思った。
(キスマーク、見えてないよね?)
大佐に付けられたキスマークが見えないか気になるセルシア。
軍車に乗り込み、司令部に向かう。
渋滞もないまま、司令部に着いた。
執務室に入り、挨拶を交わしながら席に着いた。
大佐はセルシアの様子に含み笑いを浮かべる。
恥ずかしくて必死に隠そうとしてる様子が可愛く見えた。
「あれ、中佐」
『な、なに?』
「寝違えたんですか?」
『えっ…』
「首を気にしてるみたいですから」
『こ、これは‥‥』
キスマークが気になるなんて言えるはずもなく、言葉が詰まる。
カアァッとセルシアが真っ赤になる。
「もしかして、キスマークですか?」
『…っ!!』
「遂に大佐としちゃったんですか!!?」
『してないっ!!』
「バカ者、下品な言い方をするな」
ハボックは大佐に資料で頭を叩かれる。
「いでッ…
あれ、したんじゃないんですか?
否定されたとか?」
『否定する訳ないじゃない!
あうっ…じゃなくて!!』
「セルシア、大丈夫だから落ち着きなさい」
『‥‥っ‥』
恥ずかしさのあまり、何故か大佐に抱きつくセルシア。
「よしよし、ハボックが下品なのは気にするな」
「何なんっスか、それは…ι」
大佐によってハボックが下品となってしまった。
「まぁ、口は悪いわよね」
「聞きづらいことをズバズバ言いますし」
「ストレートに言い過ぎだな」
「みんなして…ッ」
遊ばれてからかわれるハボックだった。
ロイはソファに座り、セルシアが淹れてくれたコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。
洗い物が済むとセルシアはリビングなどをパタパタと移動していた。
「セルシア、何をしているんだ?」
『あ…、迎えに来るまで暇なので。
洗濯や掃除を』
掃除するまで汚れている訳ではないが、何かしたかったのだろう。
『汚れている訳ではないのですぐに終わっちゃいましたけど…』
「暇なら話しかけてくれたらいい」
『邪魔するのは』
「別に邪魔なんて思わないよ。
むしろ、嬉しいんだけどな。
ほら、おいで」
ロイに膝を叩かれ、おずおずとセルシアはロイの膝に座る。
「中尉が来るまで話でもしようか。
それとも、キスがお望みかな?」
『ん…っ』
キスを交わし、自然とロイの首に腕を回した。
『はっ、選択肢…ないじゃないですか』
「…嫌か?」
『ん、嫌なら、拒んでます。
ロイさん…だから。
んん‥ッ‥』
朝から甘い雰囲気が漂う。
これでも恋人でないから不思議だ。
中尉が迎えに来て、家から出る。
『きゃ…っ』
「…っと。
大丈夫か?」
『す、すみません。
滑ってしまって』
水溜まりで滑り、転びそうになったセルシアを大佐が抱き支えた。
「大佐、中佐、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、何ともない」
『…はい』
転びそうになる度に抱き支えられているとセルシアは思った。
(キスマーク、見えてないよね?)
大佐に付けられたキスマークが見えないか気になるセルシア。
軍車に乗り込み、司令部に向かう。
渋滞もないまま、司令部に着いた。
執務室に入り、挨拶を交わしながら席に着いた。
大佐はセルシアの様子に含み笑いを浮かべる。
恥ずかしくて必死に隠そうとしてる様子が可愛く見えた。
「あれ、中佐」
『な、なに?』
「寝違えたんですか?」
『えっ…』
「首を気にしてるみたいですから」
『こ、これは‥‥』
キスマークが気になるなんて言えるはずもなく、言葉が詰まる。
カアァッとセルシアが真っ赤になる。
「もしかして、キスマークですか?」
『…っ!!』
「遂に大佐としちゃったんですか!!?」
『してないっ!!』
「バカ者、下品な言い方をするな」
ハボックは大佐に資料で頭を叩かれる。
「いでッ…
あれ、したんじゃないんですか?
否定されたとか?」
『否定する訳ないじゃない!
あうっ…じゃなくて!!』
「セルシア、大丈夫だから落ち着きなさい」
『‥‥っ‥』
恥ずかしさのあまり、何故か大佐に抱きつくセルシア。
「よしよし、ハボックが下品なのは気にするな」
「何なんっスか、それは…ι」
大佐によってハボックが下品となってしまった。
「まぁ、口は悪いわよね」
「聞きづらいことをズバズバ言いますし」
「ストレートに言い過ぎだな」
「みんなして…ッ」
遊ばれてからかわれるハボックだった。