第⑧話
夢小説設定
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ロイはセルシアの胸に顔を埋める。
『ロイさんっ!!』
「いいじゃないか」
『もう‥‥』
セルシアが真っ赤になっているのをチラッとロイは見るが、やめる様子はない。
「…まだ眠い」
『私は朝食を‥‥』
「ぬくもりがなくなるだろう?」
『起きた時に朝食ないですよ?』
「…それも嫌だな」
(寝惚けてる…?
まぁ、昨日のお返しってことで)
セルシアは起きることを諦めた。
『‥‥ロイさん?
寝たんですか?』
返事がなく、寝たようなので起こさないようにロイの腕の中から抜け出す。
意外と強い力で抱き締められていて、抜け出すのに苦労した。
(胸ちっちゃいのに…
小さいから逆に丁度いいとか?
中尉くらい胸があったら気持ちいいだろうけど‥‥)
明らかに考えすぎだろう。
ブンブンと首を振り、セルシアはロイに布団を掛け直した。
寝室から出るとシャワーを浴び、パジャマから軍服に着替えると仕度を済ませる。
鏡で髪は跳ねてないか、メイクは大丈夫かと確認する。
『…寝顔を見られてるから無意味な気はするけど』
先程のことを思い出し、髭が生えていたなとその姿が脳裏に浮かぶ。
いつもとは違うロイにセルシアはドキドキしたのだった。
(髭はない方がいいけど…
なんか、新鮮でよかったかも)
思わず、頬を赤らめてしまう。
朝食の準備をしていた手が止まる。
ロイのことを考えると周りが見えなくなるセルシアであった。
『あっ、いけない。
朝食を作らないと』
ハッと我に返り、再び朝食を作り出す。
いい香りがキッチンから漂う。
『ん、いい感じ。
軍服も用意しといた方がいいかな』
それは恋人というより、奥さんのようだ。
まだ恋人ではないのだが、周りから見れば完璧に恋人だろう。
銀時計でセルシアは時間を確認する。
『ロイさん、起きてますか?』
ノックをしたが、返事がないので寝室に入る。
『ロイさん、起きてください。
朝食を食べる時間がなくなってしまいますよ?』
肩を揺すってセルシアはロイを起こす。
「…優しくキスして起こす選択はなかったのかね?」
『なっ、なに言ってるんですか!』
「私は君からのキスで起こして欲しいんだが?」
『‥‥っ‥』
ロイの言葉にセルシアは真っ赤になる。
『‥‥私はキスするよりもキスされる方が好きです』
一瞬驚いたロイだが、口元を緩めながら起き上がる。
セルシアの腕をひき、キスを交わす。
「ご希望に答えようじゃないか」
『ん…っ』
きゅっとロイの服を掴んだ。
『んぅ…は‥ッ‥
朝から、こんな…キスを‥‥』
「君が可愛かったから思わず、ね…」
セルシアを膝に乗せながらロイはセルシアの濡れた唇に触れた。
『ロイさんっ!!』
「いいじゃないか」
『もう‥‥』
セルシアが真っ赤になっているのをチラッとロイは見るが、やめる様子はない。
「…まだ眠い」
『私は朝食を‥‥』
「ぬくもりがなくなるだろう?」
『起きた時に朝食ないですよ?』
「…それも嫌だな」
(寝惚けてる…?
まぁ、昨日のお返しってことで)
セルシアは起きることを諦めた。
『‥‥ロイさん?
寝たんですか?』
返事がなく、寝たようなので起こさないようにロイの腕の中から抜け出す。
意外と強い力で抱き締められていて、抜け出すのに苦労した。
(胸ちっちゃいのに…
小さいから逆に丁度いいとか?
中尉くらい胸があったら気持ちいいだろうけど‥‥)
明らかに考えすぎだろう。
ブンブンと首を振り、セルシアはロイに布団を掛け直した。
寝室から出るとシャワーを浴び、パジャマから軍服に着替えると仕度を済ませる。
鏡で髪は跳ねてないか、メイクは大丈夫かと確認する。
『…寝顔を見られてるから無意味な気はするけど』
先程のことを思い出し、髭が生えていたなとその姿が脳裏に浮かぶ。
いつもとは違うロイにセルシアはドキドキしたのだった。
(髭はない方がいいけど…
なんか、新鮮でよかったかも)
思わず、頬を赤らめてしまう。
朝食の準備をしていた手が止まる。
ロイのことを考えると周りが見えなくなるセルシアであった。
『あっ、いけない。
朝食を作らないと』
ハッと我に返り、再び朝食を作り出す。
いい香りがキッチンから漂う。
『ん、いい感じ。
軍服も用意しといた方がいいかな』
それは恋人というより、奥さんのようだ。
まだ恋人ではないのだが、周りから見れば完璧に恋人だろう。
銀時計でセルシアは時間を確認する。
『ロイさん、起きてますか?』
ノックをしたが、返事がないので寝室に入る。
『ロイさん、起きてください。
朝食を食べる時間がなくなってしまいますよ?』
肩を揺すってセルシアはロイを起こす。
「…優しくキスして起こす選択はなかったのかね?」
『なっ、なに言ってるんですか!』
「私は君からのキスで起こして欲しいんだが?」
『‥‥っ‥』
ロイの言葉にセルシアは真っ赤になる。
『‥‥私はキスするよりもキスされる方が好きです』
一瞬驚いたロイだが、口元を緩めながら起き上がる。
セルシアの腕をひき、キスを交わす。
「ご希望に答えようじゃないか」
『ん…っ』
きゅっとロイの服を掴んだ。
『んぅ…は‥ッ‥
朝から、こんな…キスを‥‥』
「君が可愛かったから思わず、ね…」
セルシアを膝に乗せながらロイはセルシアの濡れた唇に触れた。