第⑧話
夢小説設定
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お風呂から出たばかりであったかくていい香りがした。
「珍しいな、セルシア。
どうしたんだ?」
『…ロイさんの色気に酔いました』
ロイは一瞬驚き、苦笑いを浮かべた。
「それなら、もっと酔ってみるかい?」
『んっ…』
耳元で囁かれ、唇に甘いキス。
『んぅ…は…ッ』
腰に手が回り、身体を抱えられる。
唇を吸われるような、激しく熱いキスに身体から力が抜けてしまう。
ロイが支えてなければ確実に倒れていただろう。
舌が口内を探るように動き回り、舌を捕らえると絡み合う。
こういうキスは初めてではないが、慣れずに戸惑ってしまう。
どれくらいキスを交わしていたのか、やっと唇が解放される。
息が上がったまま、赤くなった顔でセルシアは潤んだ瞳でロイを見つめる。
「そんな顔をして、誘惑するつもりかい?
止まらなくなってしまうよ」
掠れたようなロイの声色はいつもより違っていた。
それでもセルシアは不思議と怖いとは感じなかった。
返事に困っていると、後ろのソファにゆっくりと身体を倒された。
『ロイさん!!?』
「…大丈夫だから」
(何が!!?ι)
優しく頭をなでられ、額にキスされる。
『…ロイさん?』
不思議そうにセルシアが首を傾げる。
「怖がらせたかな?
これで我慢するよ」
『ロイさん…』
「立てる?
風呂に入っておいで」
ロイが身体を起こすとセルシアはロイの手を借りて立ち上がった。
「言っただろう?
セルシアの覚悟が出来た時に…ね」
『‥‥お風呂に入って来ます』
「あぁ、待ってるよ」
セルシアは恥ずかしそうにロイの頬にキスし、着替えを持ってお風呂場に行く。
ロイが口元を緩め、セルシアの後ろ姿を見ていた。
『あ‥‥』
鏡に写る自分の首にはくっきりとキスマークがあり、いつの間にか付けられていた。
まるで、自分のものだと言うように…。
いつかの自分がロイに付けたキスマークみたいでセルシアは真っ赤になる。
キスに酔わされ、キスマークを付けられたことに気づかなかった。
『やっぱり、色気倍増だわ…』
お風呂に入って呟いた。
先程の出来事が鮮明に思い出される。
手の感覚や吐息、掠れた声すべてがセルシアを魅了する。
お風呂から上がり、パジャマに着替えてお風呂場から出た。
ロイと目が合うと真っ赤になる。
予想通りの反応にロイが苦笑いする。
「セルシア、寝ようか」
『…はい』
「ゆっくり休めるようになるのはまだ先だろうな」
『そう、ですね』
寝室のベットに寝転がり、ロイは小さくため息をつく。
脳裏にはスカーのことが嫌でも浮かぶ。
「おやすみ、セルシア」
『ロイさん、おやすみなさい』
頬にキスされ、照れながらもセルシアもロイの頬にキスをしたのだった。
「やっぱり、いいね。
セルシアからキスされるのは」
『な、何ですか、いきなり…』
「そう思っただけだよ」
他愛ない話をしながら寝室で夜を過ごす。
「珍しいな、セルシア。
どうしたんだ?」
『…ロイさんの色気に酔いました』
ロイは一瞬驚き、苦笑いを浮かべた。
「それなら、もっと酔ってみるかい?」
『んっ…』
耳元で囁かれ、唇に甘いキス。
『んぅ…は…ッ』
腰に手が回り、身体を抱えられる。
唇を吸われるような、激しく熱いキスに身体から力が抜けてしまう。
ロイが支えてなければ確実に倒れていただろう。
舌が口内を探るように動き回り、舌を捕らえると絡み合う。
こういうキスは初めてではないが、慣れずに戸惑ってしまう。
どれくらいキスを交わしていたのか、やっと唇が解放される。
息が上がったまま、赤くなった顔でセルシアは潤んだ瞳でロイを見つめる。
「そんな顔をして、誘惑するつもりかい?
止まらなくなってしまうよ」
掠れたようなロイの声色はいつもより違っていた。
それでもセルシアは不思議と怖いとは感じなかった。
返事に困っていると、後ろのソファにゆっくりと身体を倒された。
『ロイさん!!?』
「…大丈夫だから」
(何が!!?ι)
優しく頭をなでられ、額にキスされる。
『…ロイさん?』
不思議そうにセルシアが首を傾げる。
「怖がらせたかな?
これで我慢するよ」
『ロイさん…』
「立てる?
風呂に入っておいで」
ロイが身体を起こすとセルシアはロイの手を借りて立ち上がった。
「言っただろう?
セルシアの覚悟が出来た時に…ね」
『‥‥お風呂に入って来ます』
「あぁ、待ってるよ」
セルシアは恥ずかしそうにロイの頬にキスし、着替えを持ってお風呂場に行く。
ロイが口元を緩め、セルシアの後ろ姿を見ていた。
『あ‥‥』
鏡に写る自分の首にはくっきりとキスマークがあり、いつの間にか付けられていた。
まるで、自分のものだと言うように…。
いつかの自分がロイに付けたキスマークみたいでセルシアは真っ赤になる。
キスに酔わされ、キスマークを付けられたことに気づかなかった。
『やっぱり、色気倍増だわ…』
お風呂に入って呟いた。
先程の出来事が鮮明に思い出される。
手の感覚や吐息、掠れた声すべてがセルシアを魅了する。
お風呂から上がり、パジャマに着替えてお風呂場から出た。
ロイと目が合うと真っ赤になる。
予想通りの反応にロイが苦笑いする。
「セルシア、寝ようか」
『…はい』
「ゆっくり休めるようになるのはまだ先だろうな」
『そう、ですね』
寝室のベットに寝転がり、ロイは小さくため息をつく。
脳裏にはスカーのことが嫌でも浮かぶ。
「おやすみ、セルシア」
『ロイさん、おやすみなさい』
頬にキスされ、照れながらもセルシアもロイの頬にキスをしたのだった。
「やっぱり、いいね。
セルシアからキスされるのは」
『な、何ですか、いきなり…』
「そう思っただけだよ」
他愛ない話をしながら寝室で夜を過ごす。