第⑧話
夢小説設定
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運転しながらチラッと中尉は大佐を見た。
「何だね?」
「いえ‥‥中佐が可愛いのは分かりますが、口元が緩んでます」
「うむ、気をつけよう」
いつものことながら呆れてしまうが、表情には出さない。
微かに肩に重みを感じて隣を見る。
『すぅ…すぅ…』
「クスッ…寝てしまったか」
ふわりと大佐は微笑み、セルシアの寝顔を見つめる。
「疲れていたみたいですからね」
「そうだな。
出世のステップアップの為にも、セルシアの為にも早く解決しないとな」
「…はい」
出世はともかく、セルシアの為と言われてどう返事をしたらいいのかと中尉は少し戸惑った。
『ん…ぅ?』
「あぁ、起きてしまったか。
残念だな、君の寝顔をもっと見ていたかったのだが…」
大佐の言葉に中尉がため息をつく。
『あっ、ごめんなさい!!ι』
大佐に寄り掛かって寝ていたことに気づく。
恥ずかしくて真っ赤になる。
『寝てしまって、寄り掛かっていたし。
あう~///』
「これでいいよ」
わざとチュッと音を立てて大佐はセルシアの唇に一瞬の隙にキスをした。
『…っ!!』
「嫌だった?」
顔を覗き込まれ、セルシアがフルフルと首を振る。
(…車内でイチャつかないで欲しいわ。
解決するまでこれを毎日、見なくちゃならないのね。
場所を考えて欲しいものだわ)
イチャつく姿を毎日見なくてはならないことに中尉は憂鬱になったのだった。
キスをされるとは思ってなかったらしく、セルシアはきょとんとしていたが、すぐに嬉しそうな笑顔に変わる。
甘えるように大佐の軍服を掴む。
『…もっと』
「ん、可愛いね」
『一瞬じゃ分かんないから嫌です』
「クスクスッ…了解」
中尉の存在をまったく気にせず、キスを交わす。
(これでも恋人じゃないのかしら?
私には理解不能だわ…ι)
きっとそれは中尉だけではないだろう。
大佐の家に着き、車から出ると荷物は大佐が運んだ。
「それでは、また明日。
失礼します」
「あぁ、お疲れ」
『中尉も気をつけてね』
「お疲れ様です。
はい、ありがとうございます」
敬礼し、車で中尉が帰って行く。
『着替えたら作りますね』
「あぁ、楽しみだ。
私も着替えて来るよ」
互いに軍服から私服に着替える。
ロイが初デートの時に褒めてくれたワンピースを着た。
ワンピースだけでは寒いのでカーディガンを羽織った。
(今日は寒いのに、上に着るのがカーディガンしかないよぉ…
失敗しちゃった‥‥)
こんなことなら中尉に甘えて持って来てもらうべきだったと今更ながら後悔。
着替えが済むとキッチンに向かう。
「セルシア、珍しい髪型だな」
『あ、はい。
いつもの結い方だと料理の邪魔になるんですよ』
セルシアはポニーテールにしていた。
『でも、この結い方だと更に幼くなっちゃうんです』
「可愛いよ」
セルシアが頬を赤らめた。
「何だね?」
「いえ‥‥中佐が可愛いのは分かりますが、口元が緩んでます」
「うむ、気をつけよう」
いつものことながら呆れてしまうが、表情には出さない。
微かに肩に重みを感じて隣を見る。
『すぅ…すぅ…』
「クスッ…寝てしまったか」
ふわりと大佐は微笑み、セルシアの寝顔を見つめる。
「疲れていたみたいですからね」
「そうだな。
出世のステップアップの為にも、セルシアの為にも早く解決しないとな」
「…はい」
出世はともかく、セルシアの為と言われてどう返事をしたらいいのかと中尉は少し戸惑った。
『ん…ぅ?』
「あぁ、起きてしまったか。
残念だな、君の寝顔をもっと見ていたかったのだが…」
大佐の言葉に中尉がため息をつく。
『あっ、ごめんなさい!!ι』
大佐に寄り掛かって寝ていたことに気づく。
恥ずかしくて真っ赤になる。
『寝てしまって、寄り掛かっていたし。
あう~///』
「これでいいよ」
わざとチュッと音を立てて大佐はセルシアの唇に一瞬の隙にキスをした。
『…っ!!』
「嫌だった?」
顔を覗き込まれ、セルシアがフルフルと首を振る。
(…車内でイチャつかないで欲しいわ。
解決するまでこれを毎日、見なくちゃならないのね。
場所を考えて欲しいものだわ)
イチャつく姿を毎日見なくてはならないことに中尉は憂鬱になったのだった。
キスをされるとは思ってなかったらしく、セルシアはきょとんとしていたが、すぐに嬉しそうな笑顔に変わる。
甘えるように大佐の軍服を掴む。
『…もっと』
「ん、可愛いね」
『一瞬じゃ分かんないから嫌です』
「クスクスッ…了解」
中尉の存在をまったく気にせず、キスを交わす。
(これでも恋人じゃないのかしら?
私には理解不能だわ…ι)
きっとそれは中尉だけではないだろう。
大佐の家に着き、車から出ると荷物は大佐が運んだ。
「それでは、また明日。
失礼します」
「あぁ、お疲れ」
『中尉も気をつけてね』
「お疲れ様です。
はい、ありがとうございます」
敬礼し、車で中尉が帰って行く。
『着替えたら作りますね』
「あぁ、楽しみだ。
私も着替えて来るよ」
互いに軍服から私服に着替える。
ロイが初デートの時に褒めてくれたワンピースを着た。
ワンピースだけでは寒いのでカーディガンを羽織った。
(今日は寒いのに、上に着るのがカーディガンしかないよぉ…
失敗しちゃった‥‥)
こんなことなら中尉に甘えて持って来てもらうべきだったと今更ながら後悔。
着替えが済むとキッチンに向かう。
「セルシア、珍しい髪型だな」
『あ、はい。
いつもの結い方だと料理の邪魔になるんですよ』
セルシアはポニーテールにしていた。
『でも、この結い方だと更に幼くなっちゃうんです』
「可愛いよ」
セルシアが頬を赤らめた。