第⑧話
夢小説設定
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大佐に対しても、ロイに対してもセルシアは忠実すぎる。
仕事でもプライベートでも常に忠実。
「私を誘惑するつもりかい?
それも悪くはないが…」
『んっ…!』
起き上がるとセルシアを引き寄せ、大佐は唇にキスする。
『んっ…はぁ…
いきなり…んぅ///』
段々と激しくなるキスにセルシアは大佐の軍服を掴んだ。
『は…っ、大佐?』
「君があまりにも可愛くてね。
前よりも息が上がらなくなったかな」
『‥‥っ‥』
恥ずかしそうにセルシアは頬を赤らめる。
『…意地悪です』
「クスッ…そうかい?
君の反応が可愛すぎるんだよ」
『‥‥もう』
拗ねたように唇を尖らせる。
「またキスして欲しいのかい?」
『…否定はしませんけど』
「クスクスッ…いい子だな」
『子供扱いしないでくださ…ッ』
言葉が途切れ、キスを交わす。
甘く優しいキスに溶けそうになる感覚。
誰にも邪魔されることのない大佐の執務室での甘い時間。
定時のチャイムが鳴ると同時に残業や夜勤以外の者は仕事を終えて帰って行く。
事件や事故が起きた場合は例外だが。
スカーの件もあり、警備は厳しくなっている。
東方司令部で国家錬金術師は大佐とセルシアの2人。
最も狙われる2人に護衛の眼も光る。
「セルシア、帰ろうか」
『はい』
その本人達は警戒もせずに、のんびりしているが。
警戒しているように見せても不安を煽るだけなので、警戒している姿を見せないだけ。
上官からの嫌味のネタにされ兼ねないので、出来る限り見せない。
「セルシア、地面が濡れてるから気をつけて」
『きゃっ!』
「…っと。
言ってる矢先に」
『す、すみません…』
雨で濡れていた地面に転びそうになったが、大佐に支えられた。
中尉の運転する車で大佐の家に向かう。
スカーの件が片付くまでは護衛も含めて送り迎えをしてもらうことになっている。
(…本当にいいのかな。
でも、大佐から言われたし。
強いのは分かってるけど、大佐が襲われたら嫌だし。
しばらく外食も出来ないから、事件さえ起きなければ3食作ってあげれる)
ふと考えていたセルシアは気づく。
(‥‥それって新婚さんみたい!!?)
今更ながら気づくセルシアだった。
(…面白いな。
うん、可愛くて見ていて楽しい)
隣で様々な表情をしているセルシアに大佐は微笑む。
(まぁ、何を考えていたなんて言わなくても分かるが…)
何とも分かりやすいセルシアに苦笑いを浮かべる。
(いやいや、違う違うっ!
恋人じゃないし。
き、キスは…するけど///)
自分の考えで恥ずかしくなり、真っ赤になってセルシアは頭を振る。
仕事でもプライベートでも常に忠実。
「私を誘惑するつもりかい?
それも悪くはないが…」
『んっ…!』
起き上がるとセルシアを引き寄せ、大佐は唇にキスする。
『んっ…はぁ…
いきなり…んぅ///』
段々と激しくなるキスにセルシアは大佐の軍服を掴んだ。
『は…っ、大佐?』
「君があまりにも可愛くてね。
前よりも息が上がらなくなったかな」
『‥‥っ‥』
恥ずかしそうにセルシアは頬を赤らめる。
『…意地悪です』
「クスッ…そうかい?
君の反応が可愛すぎるんだよ」
『‥‥もう』
拗ねたように唇を尖らせる。
「またキスして欲しいのかい?」
『…否定はしませんけど』
「クスクスッ…いい子だな」
『子供扱いしないでくださ…ッ』
言葉が途切れ、キスを交わす。
甘く優しいキスに溶けそうになる感覚。
誰にも邪魔されることのない大佐の執務室での甘い時間。
定時のチャイムが鳴ると同時に残業や夜勤以外の者は仕事を終えて帰って行く。
事件や事故が起きた場合は例外だが。
スカーの件もあり、警備は厳しくなっている。
東方司令部で国家錬金術師は大佐とセルシアの2人。
最も狙われる2人に護衛の眼も光る。
「セルシア、帰ろうか」
『はい』
その本人達は警戒もせずに、のんびりしているが。
警戒しているように見せても不安を煽るだけなので、警戒している姿を見せないだけ。
上官からの嫌味のネタにされ兼ねないので、出来る限り見せない。
「セルシア、地面が濡れてるから気をつけて」
『きゃっ!』
「…っと。
言ってる矢先に」
『す、すみません…』
雨で濡れていた地面に転びそうになったが、大佐に支えられた。
中尉の運転する車で大佐の家に向かう。
スカーの件が片付くまでは護衛も含めて送り迎えをしてもらうことになっている。
(…本当にいいのかな。
でも、大佐から言われたし。
強いのは分かってるけど、大佐が襲われたら嫌だし。
しばらく外食も出来ないから、事件さえ起きなければ3食作ってあげれる)
ふと考えていたセルシアは気づく。
(‥‥それって新婚さんみたい!!?)
今更ながら気づくセルシアだった。
(…面白いな。
うん、可愛くて見ていて楽しい)
隣で様々な表情をしているセルシアに大佐は微笑む。
(まぁ、何を考えていたなんて言わなくても分かるが…)
何とも分かりやすいセルシアに苦笑いを浮かべる。
(いやいや、違う違うっ!
恋人じゃないし。
き、キスは…するけど///)
自分の考えで恥ずかしくなり、真っ赤になってセルシアは頭を振る。