第⑧話
夢小説設定
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勢いよすぎてドアが開いてしまった。
「バカ、押すなって!!」
「うっわ!?」
大佐の執務室に倒れ混んで来た。
「なっ!?」
「大佐が中佐に襲われてる!!?」
「はっ?ι」
『えっ…襲っ!!?』
「中佐、お酒飲んだのですか?」
驚くハボック達とは異なり、中尉は冷静に酔っていないか確認する。
「何を言っているんだ、馬鹿者!!」
「えっ…違うんですか!!?」
「違うに決まっているだろう?」
『マッサージです。
ほらぁ、大佐が振り向くから勘違いされたじゃないですか』
「…あんな物音がして振り向かない者はおらんぞ」
『まぁ、そうですけど』
(…さっきの声はマッサージしていた声だったのか)
勘違いと分かり、唖然として黙り込む。
「誤解が解けた所で仕事に戻るわよ」
チラッと大佐を見て中尉はハボック達を退室させる。
「‥‥誤解されるようなことはあまりなさらないでください」
呆れたようにため息をつき、中尉も退室する。
ハボック達はため息をついた。
「だから、言ったじゃないですか」
「…うるせぇよ」
「燃やされなかっただけよかったかと」
「ファルマン‥‥何気に恐ろしいことを言うなよ!!」
「でも、中佐が居なかったら発火布を取り出してたわね」
「中尉まで!!ι」
微かに中尉が笑みを浮かべる。
「大佐って、中佐には弱いですよね」
「強引なとこは相変わらずだけどな」
「やっぱ、惚れた弱味?」
「溺愛って感じですよね」
「中佐も大佐には弱いけどな」
「中佐の場合は最初からだから今更だろ」
「確かに…」
言いたい放題のハボック達だった。
(‥‥溺愛なんて聞いたら怒るかしら?
意外と認めそうね、大佐のことだから。
中佐は喜ぶわね、確実に)
安易に想像できるセルシアの姿。
大佐は向き合ったまま、セルシアを見つめていた。
(…天然だな。
まぁ、それも含めて可愛いんだが)
噂の溺愛している大佐の姿があった。
『大佐…?
あっ、重いですよね!!?』
「いや‥‥軽いくらいだが」
『そ、そうなんですか?』
「いい光景だと思ってね」
『ふぇ?』
「下から君を見上げるのも新鮮だ」
大佐は口元を緩め、セルシアの太股に触れる。
これが中尉だったらセクハラと言われ、銃を向けられたのだろうが、セルシアの場合は嫌がりもせずに無抵抗。
少し恥ずかしそうにはしているくらいだ。
『ミニスカなら尚更、ですか?
今度からミニスカを着てからにします』
(‥‥私はどう答えるべきなのだろうかι)
それを真顔で言っているから困惑する。
「バカ、押すなって!!」
「うっわ!?」
大佐の執務室に倒れ混んで来た。
「なっ!?」
「大佐が中佐に襲われてる!!?」
「はっ?ι」
『えっ…襲っ!!?』
「中佐、お酒飲んだのですか?」
驚くハボック達とは異なり、中尉は冷静に酔っていないか確認する。
「何を言っているんだ、馬鹿者!!」
「えっ…違うんですか!!?」
「違うに決まっているだろう?」
『マッサージです。
ほらぁ、大佐が振り向くから勘違いされたじゃないですか』
「…あんな物音がして振り向かない者はおらんぞ」
『まぁ、そうですけど』
(…さっきの声はマッサージしていた声だったのか)
勘違いと分かり、唖然として黙り込む。
「誤解が解けた所で仕事に戻るわよ」
チラッと大佐を見て中尉はハボック達を退室させる。
「‥‥誤解されるようなことはあまりなさらないでください」
呆れたようにため息をつき、中尉も退室する。
ハボック達はため息をついた。
「だから、言ったじゃないですか」
「…うるせぇよ」
「燃やされなかっただけよかったかと」
「ファルマン‥‥何気に恐ろしいことを言うなよ!!」
「でも、中佐が居なかったら発火布を取り出してたわね」
「中尉まで!!ι」
微かに中尉が笑みを浮かべる。
「大佐って、中佐には弱いですよね」
「強引なとこは相変わらずだけどな」
「やっぱ、惚れた弱味?」
「溺愛って感じですよね」
「中佐も大佐には弱いけどな」
「中佐の場合は最初からだから今更だろ」
「確かに…」
言いたい放題のハボック達だった。
(‥‥溺愛なんて聞いたら怒るかしら?
意外と認めそうね、大佐のことだから。
中佐は喜ぶわね、確実に)
安易に想像できるセルシアの姿。
大佐は向き合ったまま、セルシアを見つめていた。
(…天然だな。
まぁ、それも含めて可愛いんだが)
噂の溺愛している大佐の姿があった。
『大佐…?
あっ、重いですよね!!?』
「いや‥‥軽いくらいだが」
『そ、そうなんですか?』
「いい光景だと思ってね」
『ふぇ?』
「下から君を見上げるのも新鮮だ」
大佐は口元を緩め、セルシアの太股に触れる。
これが中尉だったらセクハラと言われ、銃を向けられたのだろうが、セルシアの場合は嫌がりもせずに無抵抗。
少し恥ずかしそうにはしているくらいだ。
『ミニスカなら尚更、ですか?
今度からミニスカを着てからにします』
(‥‥私はどう答えるべきなのだろうかι)
それを真顔で言っているから困惑する。