第⑦話
夢小説設定
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更衣室で軍服の上着を着て大佐は戻って行く。
(あぁ、そういえば…
傷の男のせいで研究が進んでないな。
セルシアに譲ってもらったのに。
あの怪しい男のこともあるというのに)
その為には書類を片付けなくてはならない。
「ロイ、俺は帰るから。
仲良くやれよ?」
「…あぁ。
見送りに行くのだろう?
鋼のに伝言がある」
「なんだ?」
大佐からの言葉に苦笑いする。
「おまえらしいな。
じゃあ、伝えておくさ。
あ、ロイ、嫁さん貰う時は式挙げろよ?」
「ヒューズっ!!」
ヒューズが帰って行くとため息をつく。
「…あいつはいつも余計な一言を」
「大佐が心配なんじゃないですか?」
不満そうに中尉を見つめる。
「男に心配されても嬉しくも何ともない」
「…リーゼル中佐になら嬉しいんですか?」
「いや‥‥」
「あら、違うんですか?」
「嬉しいというよりも幸せだな」
「「‥‥‥ι」」
大佐の言葉にハボック達はため息をつく。
中尉は何事もないように書類を運んで来る。
「大佐、中佐に更に尊敬されるように仕事をしましょう」
「…尊敬より褒められたいな」
「中佐のことですから褒めてくれますよ」
(中尉…ι)
(おいおい‥‥)
中尉の脅してダメなら中佐ネタで乗せて仕事をさせよう作戦。
「なぁ、中尉」
「…さっき見に行ったでしょう?」
「そうだが‥‥」
「疲れて熟睡してるだけです」
仕事をせずに心配で見に行く大佐とそれを止める中尉。
結局は大佐に中尉の銃弾が飛んでいく。
(やっぱり、中佐じゃないと無理なんですねι)
(中佐の名前を出しても1時間が限度なんっスね)
いつもの光景に苦笑いする。
どれくらい寝ていたのだろうか、眠った記憶がない。
大佐の腕の中で寝てしまったので当然だ。
微かに香る匂いは安心させてくれる。
『‥‥っン。
大佐の、上着…だよね?
なんで!!?』
自分が掴んでいる軍服を見て睡魔も吹き飛び、驚きの声を上げた。
『も、もしかしなくても‥‥私が掴んで離さなかった?』
自分の失態にセルシアは大佐の軍服に顔を埋めた。
(あ‥‥大佐の香りがする)
香水の匂いに安堵する。
「そんなに寂しかったのかね?」
『あっ!!』
「おはよう、セルシア」
いつの間に来ていたのか、セルシアは真っ赤になる。
それを気にすることなく、大佐はベットに腰掛け、セルシアの頬に触れた。
「うん、顔色もよくなったね」
『大…、何でキスするんですか?』
「ん~…近くにあったから?」
『大佐から近づいたんじゃないですか』
「まぁまぁ、いいじゃないか」
少し不満そうにセルシアは大佐を見た。
「セルシア、黙って?
キス出来ないだろう?」
『ん、ちょっ、もう‥‥』
今度は頬ではなく、唇にキスをされた。
(あぁ、そういえば…
傷の男のせいで研究が進んでないな。
セルシアに譲ってもらったのに。
あの怪しい男のこともあるというのに)
その為には書類を片付けなくてはならない。
「ロイ、俺は帰るから。
仲良くやれよ?」
「…あぁ。
見送りに行くのだろう?
鋼のに伝言がある」
「なんだ?」
大佐からの言葉に苦笑いする。
「おまえらしいな。
じゃあ、伝えておくさ。
あ、ロイ、嫁さん貰う時は式挙げろよ?」
「ヒューズっ!!」
ヒューズが帰って行くとため息をつく。
「…あいつはいつも余計な一言を」
「大佐が心配なんじゃないですか?」
不満そうに中尉を見つめる。
「男に心配されても嬉しくも何ともない」
「…リーゼル中佐になら嬉しいんですか?」
「いや‥‥」
「あら、違うんですか?」
「嬉しいというよりも幸せだな」
「「‥‥‥ι」」
大佐の言葉にハボック達はため息をつく。
中尉は何事もないように書類を運んで来る。
「大佐、中佐に更に尊敬されるように仕事をしましょう」
「…尊敬より褒められたいな」
「中佐のことですから褒めてくれますよ」
(中尉…ι)
(おいおい‥‥)
中尉の脅してダメなら中佐ネタで乗せて仕事をさせよう作戦。
「なぁ、中尉」
「…さっき見に行ったでしょう?」
「そうだが‥‥」
「疲れて熟睡してるだけです」
仕事をせずに心配で見に行く大佐とそれを止める中尉。
結局は大佐に中尉の銃弾が飛んでいく。
(やっぱり、中佐じゃないと無理なんですねι)
(中佐の名前を出しても1時間が限度なんっスね)
いつもの光景に苦笑いする。
どれくらい寝ていたのだろうか、眠った記憶がない。
大佐の腕の中で寝てしまったので当然だ。
微かに香る匂いは安心させてくれる。
『‥‥っン。
大佐の、上着…だよね?
なんで!!?』
自分が掴んでいる軍服を見て睡魔も吹き飛び、驚きの声を上げた。
『も、もしかしなくても‥‥私が掴んで離さなかった?』
自分の失態にセルシアは大佐の軍服に顔を埋めた。
(あ‥‥大佐の香りがする)
香水の匂いに安堵する。
「そんなに寂しかったのかね?」
『あっ!!』
「おはよう、セルシア」
いつの間に来ていたのか、セルシアは真っ赤になる。
それを気にすることなく、大佐はベットに腰掛け、セルシアの頬に触れた。
「うん、顔色もよくなったね」
『大…、何でキスするんですか?』
「ん~…近くにあったから?」
『大佐から近づいたんじゃないですか』
「まぁまぁ、いいじゃないか」
少し不満そうにセルシアは大佐を見た。
「セルシア、黙って?
キス出来ないだろう?」
『ん、ちょっ、もう‥‥』
今度は頬ではなく、唇にキスをされた。