第⑦話
夢小説設定
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大佐はエドの視線に笑みを浮かべる。
「セルシアはやらんからな」
「誰がいるかっ!」
『…それは私の台詞なんですけど。
大丈夫です、小さな彼氏はいりませんし。
魅力も感じませんから』
「誰がチビだ~っ!!」
エドの怒鳴り声にビクッとするセルシア。
「そういうとこが君のモテない理由だな。
まぁ、背丈もだが」
「クソ大佐っ!!」
『………。』
セルシアの瞳が鋭く光り、睨み付ける。
「中佐の前でそれを言わない方が…」
「そうね。
少尉、もう遅いと思うわ」
「あ゛…」
「‥‥そうっスね」
セルシアに分厚い本を顔面に投げつけられ、倒れてるエド。
「自業自得だな、こりゃ」
「…御愁傷様」
その後、アームストロング少佐に軽々と抱えられたエドだった。
「降ろせ~!!」
「恥ずかしがることないぞ、エドワード・エルリック!!」
ジタバタと暴れるが、効果はない。
本気で嫌がっているとアームストロング少佐には通じず。
抱えられているエドを見て大佐達は苦笑いする。
「…気づかないのはアームストロング少佐だけか」
「まぁ、たまにはいいんじゃないっスか」
「う~む、面白い光景だ」
「大佐、面白がらないでください」
「というか、いつまで抱き締めてるつもりですか」
未だに大佐はセルシアを抱き締めてる。
「…っと。
そうだったな」
『きゃあっ!!?
ちょ…ッ///』
大佐がセルシアをお姫様抱っこする。
「仮眠室に行こうか。
顔色もよくない」
『あ、歩けます!』
「気にするな」
『…気にします。
ほかの方に見られますよ!!?』
「見せつけてやればいい」
『‥‥もう』
「では、行こうか」
何故か上機嫌の大佐にお姫様抱っこをされて仮眠室に行くことになったセルシア。
その姿を呆れつつも見送る中尉達。
「中尉、ついて行かないんですか?」
「…イチャつく姿をわざわざ見たいとは思わないわよ。
司令部なら多少は安全でしょうから」
「‥‥ですよね」
それでも完全に安全とは言えない。
仮眠室の扉を開け、奥のベットにセルシアを寝かせた。
「リーゼル中佐?」
軍服を掴まれ、腕の中にいるセルシアを見た。
『すぅ…すぅ…』
「‥‥おやすみ」
小さな寝息をたてて眠っていて、その姿はまるで小さな子供のようだった。
可愛らしくて思わず笑みが溢れた。
起こさないようにセルシアの頬にキスをした。
そっと布団を掛け、仮眠室から出た。
「大佐、意外と…」
「なんだ?」
「ロイ‥‥キスマークが見えてるぞι」
首元を押さえ、微かに頬を赤らめる。
「軍服はどうなさったのですか?」
「リーゼル中佐が寝てしまって、掴んで離さないから置いて来たんだ」
中尉はため息をついた。
「さっきはセルシアって呼んでいたのに、今度は中佐か?」
「…私の勝手だ。
中佐が嫌がらないのなら問題ないだろ」
「気まぐれなのか、それとも‥‥」
「うるさいっ!
ヒューズ、忙しいならさっさと帰れ」
「大佐、予備の軍服を着て来てください」
「…分かったよ」
大佐が再び出て行くとため息をついた。
「セルシアはやらんからな」
「誰がいるかっ!」
『…それは私の台詞なんですけど。
大丈夫です、小さな彼氏はいりませんし。
魅力も感じませんから』
「誰がチビだ~っ!!」
エドの怒鳴り声にビクッとするセルシア。
「そういうとこが君のモテない理由だな。
まぁ、背丈もだが」
「クソ大佐っ!!」
『………。』
セルシアの瞳が鋭く光り、睨み付ける。
「中佐の前でそれを言わない方が…」
「そうね。
少尉、もう遅いと思うわ」
「あ゛…」
「‥‥そうっスね」
セルシアに分厚い本を顔面に投げつけられ、倒れてるエド。
「自業自得だな、こりゃ」
「…御愁傷様」
その後、アームストロング少佐に軽々と抱えられたエドだった。
「降ろせ~!!」
「恥ずかしがることないぞ、エドワード・エルリック!!」
ジタバタと暴れるが、効果はない。
本気で嫌がっているとアームストロング少佐には通じず。
抱えられているエドを見て大佐達は苦笑いする。
「…気づかないのはアームストロング少佐だけか」
「まぁ、たまにはいいんじゃないっスか」
「う~む、面白い光景だ」
「大佐、面白がらないでください」
「というか、いつまで抱き締めてるつもりですか」
未だに大佐はセルシアを抱き締めてる。
「…っと。
そうだったな」
『きゃあっ!!?
ちょ…ッ///』
大佐がセルシアをお姫様抱っこする。
「仮眠室に行こうか。
顔色もよくない」
『あ、歩けます!』
「気にするな」
『…気にします。
ほかの方に見られますよ!!?』
「見せつけてやればいい」
『‥‥もう』
「では、行こうか」
何故か上機嫌の大佐にお姫様抱っこをされて仮眠室に行くことになったセルシア。
その姿を呆れつつも見送る中尉達。
「中尉、ついて行かないんですか?」
「…イチャつく姿をわざわざ見たいとは思わないわよ。
司令部なら多少は安全でしょうから」
「‥‥ですよね」
それでも完全に安全とは言えない。
仮眠室の扉を開け、奥のベットにセルシアを寝かせた。
「リーゼル中佐?」
軍服を掴まれ、腕の中にいるセルシアを見た。
『すぅ…すぅ…』
「‥‥おやすみ」
小さな寝息をたてて眠っていて、その姿はまるで小さな子供のようだった。
可愛らしくて思わず笑みが溢れた。
起こさないようにセルシアの頬にキスをした。
そっと布団を掛け、仮眠室から出た。
「大佐、意外と…」
「なんだ?」
「ロイ‥‥キスマークが見えてるぞι」
首元を押さえ、微かに頬を赤らめる。
「軍服はどうなさったのですか?」
「リーゼル中佐が寝てしまって、掴んで離さないから置いて来たんだ」
中尉はため息をついた。
「さっきはセルシアって呼んでいたのに、今度は中佐か?」
「…私の勝手だ。
中佐が嫌がらないのなら問題ないだろ」
「気まぐれなのか、それとも‥‥」
「うるさいっ!
ヒューズ、忙しいならさっさと帰れ」
「大佐、予備の軍服を着て来てください」
「…分かったよ」
大佐が再び出て行くとため息をついた。