第⑥話
夢小説設定
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セルシアは大佐を見つめる。
『大佐…?』
「食べさせてくれないの?」
『なに言ってるんですか!!』
「ダメ…?」
『こ、今回だけですからねっ///』
微かに頬を赤らめ、セルシアはクッキーを食べさせる。
いつまでも慣れないセルシアが可愛らしいと大佐は微笑む。
「ん…」
『どう、ですか?』
「うまいな」
『よかったです』
「今度、ほかのお菓子も作ってよ」
『甘いの平気なんですか?』
「ん~、甘党ではないけどセルシアが作ったのなら平気」
『…大佐。
し、仕事中です』
照れたのか、セルシアは目を反らす。
「今は休憩中だし。
セルシアも一緒に、ね?」
大佐には敵わず、コクンとセルシアが頷いた。
「はい、どうぞ?」
『ん…』
ドキドキしながらもクッキーを食べさせてもらう。
『…どんなお菓子がいいですか?』
「セルシアが作ってくれるならどれもいいな」
『‥‥ッ‥』
サラリと言われた言葉にセルシアは真っ赤になる。
小腹が減っていた時に丁度いいクッキーだった。
「さてと、もう少し頑張ろうかな。
そうしたら昼休憩だし」
『そうですね』
休憩を終えて大佐は背伸びした。
『残りは少尉達にあげますね』
「あぁ、喜ぶだろうな」
クスッと笑い、セルシアは敬礼して出て行く。
「中佐、私が片付けますよ」
『ありがとう。
クッキー余ったんだけど…』
「うまそう!!」
『クスクスッ…私の手作りでよかったら食べてくれる?』
「中佐、上手なんですね」
「ラッキー!
じゃあ、ぜひ頂きます」
「独り占めすんなよ、ハボック」
「少尉ばっかり狡いですよ」
その様子に中尉と顔を見合わせて笑う。
『…中尉』
「はい」
『あなたにも』
「あ、ありがとうございます」
中尉にはラッピングしてあるクッキーを手渡した。
『ここでは食べづらいでしょう?
食べたら感想聞かせてね』
「はい、ありがとうございます」
こっそり手渡して中尉の耳元で囁いた。
チラッとセルシアは中尉を見つめる。
『中尉の方が背高いのよね、羨ましい』
「女性のわりには高いと言われますね。
でも、大佐と並んだら中佐は丁度いいじゃないですか。
男性と女性の身長差は10cmあるのが丁度いいらしいですよ」
『だ、誰も大佐だなんて…っ///』
「分かりやすいですね、中佐」
自分と異なる女性ということもあり、中尉もセルシアには気軽に話せる。
最初は気軽に話せなかった中尉もセルシアの雰囲気にいつの間にか気軽に話せるようになり、今では友達感覚だ。
「でも、不思議ですよね。
捜査の時や戦う時は変わるのに仕事中でも普段はこうも分かりやすいですから」
『ハッキリ言うわね、中尉』
「…すみません」
『別に構わないわよ、そういう方が楽でいいし。
ハッキリ言う人は好きよ』
クスクスと楽しそうにセルシアは笑う。
「随分と仲良しだな。
やはり同性同士だからか」
「そうっスね」
「中佐と一緒の時は中尉も柔らかい雰囲気になりますね」
「笑顔も多いし」
大佐達はそれを見て自然と笑顔になる。
『大佐…?』
「食べさせてくれないの?」
『なに言ってるんですか!!』
「ダメ…?」
『こ、今回だけですからねっ///』
微かに頬を赤らめ、セルシアはクッキーを食べさせる。
いつまでも慣れないセルシアが可愛らしいと大佐は微笑む。
「ん…」
『どう、ですか?』
「うまいな」
『よかったです』
「今度、ほかのお菓子も作ってよ」
『甘いの平気なんですか?』
「ん~、甘党ではないけどセルシアが作ったのなら平気」
『…大佐。
し、仕事中です』
照れたのか、セルシアは目を反らす。
「今は休憩中だし。
セルシアも一緒に、ね?」
大佐には敵わず、コクンとセルシアが頷いた。
「はい、どうぞ?」
『ん…』
ドキドキしながらもクッキーを食べさせてもらう。
『…どんなお菓子がいいですか?』
「セルシアが作ってくれるならどれもいいな」
『‥‥ッ‥』
サラリと言われた言葉にセルシアは真っ赤になる。
小腹が減っていた時に丁度いいクッキーだった。
「さてと、もう少し頑張ろうかな。
そうしたら昼休憩だし」
『そうですね』
休憩を終えて大佐は背伸びした。
『残りは少尉達にあげますね』
「あぁ、喜ぶだろうな」
クスッと笑い、セルシアは敬礼して出て行く。
「中佐、私が片付けますよ」
『ありがとう。
クッキー余ったんだけど…』
「うまそう!!」
『クスクスッ…私の手作りでよかったら食べてくれる?』
「中佐、上手なんですね」
「ラッキー!
じゃあ、ぜひ頂きます」
「独り占めすんなよ、ハボック」
「少尉ばっかり狡いですよ」
その様子に中尉と顔を見合わせて笑う。
『…中尉』
「はい」
『あなたにも』
「あ、ありがとうございます」
中尉にはラッピングしてあるクッキーを手渡した。
『ここでは食べづらいでしょう?
食べたら感想聞かせてね』
「はい、ありがとうございます」
こっそり手渡して中尉の耳元で囁いた。
チラッとセルシアは中尉を見つめる。
『中尉の方が背高いのよね、羨ましい』
「女性のわりには高いと言われますね。
でも、大佐と並んだら中佐は丁度いいじゃないですか。
男性と女性の身長差は10cmあるのが丁度いいらしいですよ」
『だ、誰も大佐だなんて…っ///』
「分かりやすいですね、中佐」
自分と異なる女性ということもあり、中尉もセルシアには気軽に話せる。
最初は気軽に話せなかった中尉もセルシアの雰囲気にいつの間にか気軽に話せるようになり、今では友達感覚だ。
「でも、不思議ですよね。
捜査の時や戦う時は変わるのに仕事中でも普段はこうも分かりやすいですから」
『ハッキリ言うわね、中尉』
「…すみません」
『別に構わないわよ、そういう方が楽でいいし。
ハッキリ言う人は好きよ』
クスクスと楽しそうにセルシアは笑う。
「随分と仲良しだな。
やはり同性同士だからか」
「そうっスね」
「中佐と一緒の時は中尉も柔らかい雰囲気になりますね」
「笑顔も多いし」
大佐達はそれを見て自然と笑顔になる。