第1Q
=帰宅後=
『ふぅ。とりあえず入部はした…
どうするかは私次第…か…』
ベッドの上で大の字になり休んだ矢先…
電話が鳴った
ディスプレイをみて出ようか一瞬迷う
…テンションに疲れるからだ
が、意を決して通話ボタンを押した
『…。
…もしも《##NAME3##やっほーーーー!家着いた?新バスケ部はどうだった?楽しそう?っていうかテツ君は元気?会ってないから心配で~》
…さつき落ち着いて…;
家には着いたよ。バスケ部は楽しそうな先輩が多いかな?テツヤは相変わらず影が薄いよ。また試合で会えると思うよ?』
さつきからのマシンガントークに律義に全部回答する##NAME1##
《ならよかった♡
…青峰くんも元気だよ》
『!
…そっか』
《うん…##NAME1##の事、心配してたよ
”あいつ意外と人見知りだからな”って》
『…大輝にはバレバレだね(苦笑)』
《…青峰君の気持ちは変わってないよ》
「!」
《変わってない》
『…さつきがいうなら…そうなんだろうね
…今でも思うよ
この選択がいい方向に向いてくれるのかって…』
《…私はいつでも##NAME1##の味方だよ》
『…ありがとう、さつき
また連絡する
アイツの事…よろしくね』
《任せて!##NAME1##の分もよそ見しないように見張っておくから!!》
クスクス
『頼もしいね
じゃ…また…』
ピッ
携帯をベッドの上に投げ、再び##NAME1##自身もベッドへと沈みこんだ
『…大輝…』
会いたい