第7Q
=5月16日予選当日=
リ「全員揃ったわね!」
リコは見渡し、全員来ていることを確認する
日「行くぞ!」
日向の掛け声で皆が気合を入れ、予選会場に向かった
黒「またですか」
火「うるせっ」
火神はまたもや興奮して眠れなかったのか、目が充血していた
『…子供か;』
会場に着くと、早速真白は出場する選手達のドリンクを準備し始める
重い荷物を持ち、会場に戻ってみると、ちょうど黒子がお父さんに持ち上げられていた
パ「ダメですよ~子供がコートに入っちゃ」
『Σフッ!!~~~~~~っ!!!(震)』
##NAME1##が爆笑していると、他の誠凛メンバーも爆笑していた
黒「正直……色々イラッときました」
火「何気に負けず嫌いなトコ、あるよなオマエ」
『テ、テツヤ…ww
ドンマイww』
黒「##NAME1##さん、うるさいです」
火「んじゃ、まあ……子供を怒らせるとけっこー怖いってコト
お父さん達に教えてやるか!」
そうしてI・H予選1回戦が始まった
結果は誠凛の圧勝
火神の予想を超える成長ぶりは、##NAME1##すらも驚かされた
『…(やっぱり火神君も…”こちら側”の人間、か)』
同時に恐れた
キセキの世代を破ってくれるという期待と同時に思ったことだ
彼も、彼らの様になってしまうのではないかと
それは、黄瀬に言われたことでもある
__________________
黄「いつか必ず……”キセキの世代”と同格に成長して、チームから浮いた存在になる」
黄「その時火神(アイツ)は……今と変わらないでいられるんスかね?」
___________________
もう…繰り返さない
それは、テツヤも思っているはず
4/4ページ