第6Q




黄瀬と別れ、誠凛が集まっているお店へと入った##NAME1##



そこに広がるのは…



地獄絵図だった…




『…なにこれ…;』



リ「あ、##NAME1##ちゃんお疲れ様!」


『すみませんわがまま言って…
 それよりコレは?;』


リ「あ!##NAME1##ちゃんも食べる!?
  今日全面コートでやれたの、##NAME1##ちゃんのおかげだし!」


『え…』



「「「(タイミング悪い…)」」」



日「(イヤ##NAME1##ちゃん無理だろ…)」


小「(俺らでも無理だったもんな…)」


伊「(##NAME1##ちゃんの胃が…爆発する…)」




『え、食べていいなら食べますけど…』




「「「えぇーーー!?」」」



日「本当に大丈夫か!?」


伊「無理しなくていいぞ!」


黒「いや、##NAME1##さんなら大丈夫です
  あぁみえて大食いですから

  …それと先輩」



日「マ、マジかよ……んあ?」



黒「すいません、ギブです」



日「Σ黒子ォォーーーーー!!」



「「(死んだ…………!!)」」



ズーーーーン………



黒子がギブになり、さらに一品追加された、まだほとんど元の原型があるボリューミーなステーキ



もうムリだ



なんだよこの大きさ



なんだよこの分厚さ



オレたちをどうする気ですか?



太らせる気ですか?



金が払えないオレらを売り飛ばす気ですか!?



っていうか畜産物!?




試合で消耗した気力に体力、加えて正気まで吸い取られてしまった今



プレイヤーがいなくなった誠凛に勝ち目はないと思われたその時………



『おー美味しいなココ
 今度また来ようかな…』



火「うめー!お、##NAME2##も食うじゃねぇか!つか、おかわりありかな?」




『よく食べるねー火神君』




「「あれ?先輩たち、いらないんだったらもらってもいい?/ですか?」」




モギュ



モギュ




日「(コ、コイツら………)」




「「(リスみたいに食っとる!!)」」




突如頭角を現した最後の二人

けろりと食べ進んでいく火神と##NAME1##に驚くのはまだ早い…

なんとさらに、おかわりありかな?なんて言い出すのだ


日「(こ、これは……なんとも強力な仲間……!!)」




けど



「(オ、オイ!アイツらの周りだけエラく雰囲気がちがうぞ!!)」



「(なに!?アイツらホントなんなの!?つーか、あそこだけ動物園みたいだよ!!)」




リス二匹
もとい火神とゆかは頬袋を大きく膨らませ、本当に幸せそうに食べている



なんだ………あの火神の緩みきった顔は…





『…あ。そっか!火神君アメリカいたからこのくらいだと平気なんだ!』


火「あぁ、そうだなぁ…
  ってか、##NAME2##も食うな?
  動くからか?」


『それもあるけど…私もアメリカいたんだよね~』


火「へぇ…え?」



『え?』



「「「え?」」」



「「「えぇーー!?!?」」」



『…あれ?そっか、言ってないか;』


リ「いつ!?」


『小3~中1です
 その後帝光に行ったんです』


日「まさかのアメリカ帰りパート2…」


『まぁ大したことないんですけど…
 私も帝光で才能が開花したので…』


リ「そうだったの…だから…
  そんな食べるのね……」


『定食とか本当は2人前食べたいですもん…泣
 でも女子が~ってキセキのみんなにいわれてセーブしてるんです…泣』



「「「(…アメリカ関係ない気がするのは気のせいか…?)」」」
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