第4Q
=神奈川 海常高校=
リ「おお~やっぱ運動部に力入れてるトコは違うねー」
誠凛高校バスケ部は練習試合の為、海常高校に来ていた
皆が万全の状態で来ているのも関わらず、目が充血している者が一人……
黒「火神君、いつにも増して悪いです
目つき……」
隣にいた黒子がハッキリ言う
火「るせー、テンション上がりすぎて眠れなかっただけだ」
黒「……遠足前の小学生ですか」
『正解!』
クスクスと笑う##NAME1##に火神恥ずかしくなり顔が赤くなった
黄「どもっス
今日は皆さんよろしくっス」
海常の中を歩いていると黄色い髪の青年がバスケ部を迎えに来た
火「黄瀬…!!」
黄「広いんでお迎えにあがりました」
ニコニコとバスケ部に挨拶するとすぐ様黒子と##NAME1##の側に駆け寄る
黄「黒子っち~##NAME3##~
あんなアッサリフるから……
毎晩枕を濡らしてんスよ、も~~」
そんな黄瀬の泣き顔にも黒子達は冷静にスルーした
黄「女の子にもフラれたことないんスよ~~?」
黒「……サラッとイヤミ言うのやめてもらえますか」
黄「黒子っちは兎も角、##NAME3##には見向きもされないんスよ~~同じ女の子なのに……」
『…見向きしてないワケではない…』
黄「!?
マジっすか!?じゃあ俺と付き合ってくれるッスか!?」
『間に合ってま~す』
黄「結局!?
でもまぁだから…
2人にあそこまで言わせるキミには……
ちょっと興味あるんス」
黄瀬はチラリと火神の姿を捉えた
黄「”キセキの世代”なんて呼び名に別にこだわりとかはないスけど……
あんだけハッキリケンカ売られちゃあね…
オレもそこまで人間できてないんで
悪いけど本気でツブすっスよ」
火「ったりめーだ!」
黄瀬の挑発に火神は受けて立つ
その様子に少しだけ##NAME1##は笑っていた