episode5 私の過去







楽しく宴を続けて、みんな良い感じに酔ってきたところ…



男女の飲み会、となれば…こういう話題は出てくるワケで…




シャ「そういえば##NAME1##って彼氏とかいたのか?」



『…まぁ前世から数えれば長い人生だからね…
そういうシャチたちこそモテそうだけど?』



シャ「まぁキャプテンほどじゃあないけどな~(ケラケラケラ)」



ぺ「でも付き合った女はいないですよね?」



そう言ってローと見るペンギンと一緒に##NAME1##も視線を横へと向ける


が、ローがギロリとペンギンを睨み、至極めんどくさいという顔をしていた


ロ「…俺にふるな」


シャ「だってキャプテンの話しじゃないですか~!」


心底めんどくさい、という顔をしながらお酒をあおるローに##NAME1##は顔をのぞき込む


ロ「…なんだ…?」


『…キャプテンってイケメンですよね~(ふわ)』


柔らかく笑った##NAME1##に、ローを目を見張るが、すぐにいつもの表情に戻っていた



ロ「……酔ってんだろ」


『ふふっ、そう見えます?

でもそうか、彼女がいなかったってことは遊びは多かったんですね


けどそれをいうならシャチたちも一緒でしょ?』



そう言ってシャチたちへ話を振るも、「「男ですからね~」」と言われる始末



シャ「そういう##NAME1##も"いた"ってことは今はいないんだろ?」



『そうだね
それに私の場合はプライベートより仕事で情報収集するときくらいだしね』



ぺ「へ~?"ハニートラップ"ってやつか?」


『まぁそんなとこかな
と言っても軽くキスする程度だけどね

…思い出したら寒気してきた』


シャ「恋人欲しいとは思わなかったのか?」


『ん~…あんなり思わなかったかな…
必要性も感じなかったし


…ペボは人間の女性って恋愛対象なの?』



ぺ「俺はメスクマがいいな…」


『…そっか…
(たぶん出会う確率はとても低いよ、ベポ…)』











しばらく盛り上がっていると、シャチが完全に潰れたのでここでお開きになり、


ペンギンとベポに支えられながら歩き出すシャチの背中をみつめながら、##NAME1##
は改めてキャプテンへ声をかける


『キャプテン、私をこの船に誘ってくれてありがとうございます』


ロ「…」


『私…キャプテンに出会えてよかった

また海賊団…ましてやルフィ以外の船に乗るなんて思ってなかったけど…





ロシナンテの想いを受け継いでくれて





ありがとうございます(ニコツ)』





そう言って笑った##NAME1##に、ローはしばらく見つめると一瞬、距離がなくなった



『…ぇ…』




キ、ス…した…?え……?




ロ「良いことが聞けたな

これが"ハニートラップ"、か?(ニヤリ)」



『っ~! 違います!!!/////』




楽しそうに軽やかにペンギンたちを追うローに対し、##NAME1##はただただ困惑で足元が重くなっていったのだった
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