episode4 初上陸





シャ「ほ、ほんとにお前に会いに来ただけだったのか…;」


べ「俺、もうダメかとおもったよ!」


ぺ「…」


ロ「…」


『…;』



シャチとベポが安堵している中、##NAME1##はローとペンギンから鋭い視線を向けられて肩身が狭い思いをしていた


『…えっと…その…;
話してなくて…すみません…;』


ロ「…はぁ。いい。
無理に話すなと言ったのは俺だ」


『!』


ぺ「それに、別に攻撃されたワケじゃないしな」


『…ごめん…』


ぺ「違うだろ?」


ポンッ

##NAME1##の頭に手を乗せたペンギンは、顔をのぞき込んで笑ってみせた


『!…えっと…あ、ありが、とう?』


ぺ「あぁ」


『…キャプテン』


##NAME1##の呼びかけに振り返るロー


##NAME1##の目を見て何かを悟ったのか、歩き出しながら答える



ロ「今は買い出しが先だ
あいつらに話したいなら、晩飯食いながら話せばいい」


『!…はい!ありがとうございます!』



そして、5人での買い物が始まった


食材、医療品、医薬品、生活用品…


前回の島で買いそろえられなかったモノを買い足している一行


だが、ハートの海賊団は21人


…量も増えていくわけで…




シャ「ひゃ~;量も増えてきたな~;」


べ「今日の分、まだあるの?」


ぺ「いや、これで終わりだな
あとは…」


『?』


ぺ「服とか、##NAME1##が航海していくのに必要なモノだな」


『え!?;
ならそう言ってて下さいよ!
荷物持ちだと思ってたから、私自分のお金置いて来ちゃった!;』


まさか自分の買い出しも含まれていると思っていなかった##NAME1##は、衝撃の事実に慌てふためく


初めて見る##NAME1##の様子に、ロー達は目を見張るが、すぐに笑いに変わった


『な、なんですか;』


シャ「はは!真面目だな~##NAME1##!」


ぺ「全くだ」


べ「新入りのモノは、キャプテンが買ってくれるんだ!」


『え…』


ロ「さっさとしろ、何を買うんだ」


『…じゃあ…服を…』




そう答えると、ローは足を進める


それにベポ達もついていき、4人の背中を見つめた


『(…ロジャー船長…
私、また海賊になりました


まだまだあなたには届かないけど


心が温かい、とても、いい人達です


見守ってて下さい


…今日、全てを話します)』
































ある程度の買い物も終わり…さすがに女性モノ(下着屋の前に男4人を立たせておくわけにもいかず…)
明日イッカクと再度来ることでまとまった


そして、気がつけばすっかり夜だった


シャ「キャプテン、メシにしますか?」


ロ「あぁ…」


べ「##NAME1##、何食べたい?」


『私好き嫌いないから何でも大丈夫だよ!』


ぺ「ま~た言わせる気か?##NAME1##(ニヤ)」


『!…お酒のみたい…』


シャぺべ「「「おぉぉ!!」」」


シャ「飲もう飲もう!!」


べ「##NAME1##とご飯!」


ぺ「このへんだと…あそこなんかどうだ?」



3人は見つけた酒場へ向かっていくと、後ろからローが近づいてきた


ロ「お前、俺とあいつらに気ぃ使っただろ」


『<ギクッ>…私も、飲みたかったんです…』


ロ「…あいつらにも、聞かせて良いのか?」


『(気をつかってくれてるんだ…やっぱり優しい…)
…はい

それに、見定めて欲しいんです』


ロ「見定める?」


『…私を、本当に仲間にして…後悔しないのか…』


ロ「…そんな器が小せえやつは俺の船にいねぇよ」


『…はい(ニコ)』


「##NAME1##ー!キャプテーン!!」と呼びかけるベポ達に、ローを引っ張って3人の元へと向かっていく



ロ「(あいつの抱えてるもんは、確かにでかい…
だが


その程度でお前を手放す程、俺は優しくねぇんだよ(クスリ))」
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