第9話 密室にいるコナン






医師に診てもらったら、軽い脳震盪とのことで大したことはなかった様だ




コ「ここどこ?園子姉ちゃんの別荘じゃないよね?」


園「ここはあんたにラケットをぶつけた…」



桃「ウチの別荘よ!

ごめんねボウヤ…汗で手が滑っちゃって…」



梅「たから言ったのよ!

グリップテープをちゃんと巻いておきなさいって!

あんた汗っかきだから…」



最初に話したのが桃園琴音(大学生)

次に話したのが梅嶋真知(大学生)



すると奥から男が2人近づいてきた


石栗三郎と高梨昇


同じテニスサークル仲間のようだが、“瓜生君”が亡くなって久しぶりに集まった様だ


みんなでお昼を頂くことになり、準備を手伝おうと蘭たちと共に桃園さんへ続こうとしたが



園「そういえば、##NAME3##先生は安室さんと一緒だったんですか?」



コナンの隣にいた園子が横に立ち話しかけられたので、いつもの##NAME3##で対応する



『いえ、家にいたんですが安室さんが“たまにはスポーツでも”と誘って下さって…』


安「以前、運動が好きだとおっしゃっていたのでぜひと思いまして(ニコ)」







コ「ねぇ、蘭姉ちゃん!

ボクをここに運んできてくれたのって…もしかして…」



蘭「安室さんよ!

お医者さんが来るまでの処置も的確でとても頼もしかったんだから!」



コ「ふーん…」



蘭「それにいち早く氷とか持ってきてくれたのは##NAME3##先生だったのよ!」



コ「え?」



蘭「安室さんが指示を出す前に持ってきてくれて…息ぴったりだったんだから~!」



コ「…ふーん…」















しかしこのあと、3時を過ぎても姿を現さないコナンと石栗を心配していると、2人がいるであろう部屋のあたりから大きな音がした


全員で2階へ上がるが、部屋に鍵がかかっており開けられなくなっていた



安「何なら僕が鍵を開けましょうか?

そうしうの…割と得意なので…」




針金かそれの代わりになるような物を要求し、たまたま工具箱の中に入っていたと言う針金を彼女達から受け取ると、鍵穴に入れては針金の形を変えていった


鍵はカチャリと音を立てて、簡単に開いた


ガチャ



安「開いたようですね…」



蘭「すごーい安室さん!」


園「まるで怪盗キッド!」



安「セキュリティ会社の知り合いがいましてね…
内緒でコツを聞いたことがあるんです…」


毛「何かを探る探偵にはありがてぇスキルだな…」



いよいよ扉を開ける、というところで何かがドアにひっかかり少ししか開けられない


安「ん?何かが扉をふさいで…」





コ「あ…開けるなァ!!


開けちゃダメだよ…」



安「コ…コナン君?」



コ「ドアをふさいでるの死体だから・・・」



安「え?」




『…(この扉は降谷さん開けるまで確かに鍵がかかっていた…窓はどうかわからないけど…














密室殺人!?)』
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