第六話 また潜入
蘭「##NAME4##先生!」
『! 蘭さん、園子さん!
お久しぶりですね(ニコッ)』
園子「びっくりしちゃった!
まさか突然いなくなった西川先生の代わりに入ったのが##NAME4##先生だなんて!」
『ふふ、私もびっくりよ~
急に校長先生に“##NAME3##先生、数学教師をやめて頂きたい”って言われたんですもの~
私なにかやらかしたのかと思えば“理科の教員として再就任して頂きたい”って!
軽いパニック状態ですよ~(汗)』
蘭「でも##NAME4##先生の授業わかりやすくて楽しいから授業もあっという間に終わっちゃうんです!」
園子「そうそう!数学でも頼りになったけど、理科でもこんなにわかりやすいの初めてかも!」
少し興奮気味に褒めてくれる2人をみて、少し安堵しながらも会話を弾ませる
『ふふ、そう言ってもらえると嬉しいです
なんせ私、完全な理数系の脳なので伝わる人とそうでない人で差が出やすくて…
少し不安だったんです』
園子「##NAME4##先生の説明で理解が追いつかないやつなんていませんよ!」
蘭「私もそう思います!」
『ありがとうございます(ニコ)』
園子「あ!そういえば!!」
何かを思いついたように手を当わせ、少し身長が高い私に合わせようと背伸びをして耳元で呟く
園子「片思いしてるっていう人!
あれから進展あったんですか!?」
『…(忘れてた;)』
そもそもその設定も、もう少し時間がかかると予想していた西川が案外落ちるのが早くて
生徒に目撃されることもなく逮捕に至った
『(生徒に見つかった時の予防線兼西川をその気にさせる罠だったのになぁ~;
アイツの女好きが私の計画を早めたから…)』
だんだんと西川に怒りを覚えてきた##NAME3##だったが、ふと、ある言葉を思い出した
『!
…実はその片思いの人と最近会えてないんですよ~…』
『ふぅ~』とどこかの近所のおばさんが娘の結婚を心配するかのようなため息をワザとついた
腕を組んで頬に手を当てる所も忘れない
蘭「え!?; そうなんですか!?」
園子「##NAME4##先生美人なのに!?
見る目ない男もいるものね~
そうだ!放課後、また一緒にポアロに行きませんか!?
じっくりそのお話し、良ければ聞かせてください!」
『(ありがとう園子さん♡)
2人にとって面白いかわかりませんが…いいですよ(ニコ)』
蘭園「「やったーー!!」」
『では放課後、また職員室に来てください(ニコ)』