第五話 西川先生
犯人「あ?てめぇ何言って…っ」
瞬間、縛られていた縄を解く
突きつけられていた銃を思いきり払い、吹き飛ばす
「…は?」と呆けている犯人の顎目掛けて拳を突き出す
が、避けられてしまったため回し蹴りをお見舞いする
決まったが気絶まではいかなかったので、腕を掴んで捻り、床に伏せさせ、背中に乗りに動きを封じる
犯人「ってぇ…っ!!
お前…っ一体…っ!!」
『相手が悪かったですね?
残念ながら私…
警察官なもので♡』
その後、『確保しました』という##NAME2##の言葉に、「了解」と返ってきた
その1分も経たないうちに警察官たちが突入してきた
私は警察官に犯人を引き渡した直後、撃たれた男子生徒に駆け寄り、止血し、救急隊員へ引き継いだ
そして1人の警察官に事情を聞きたいと外へ連れ出された
目の前には多くのパトカー
そして近づいてくる警察官が1人…
『(…めんどうなことになりそうだ…;)』
ニッコニコで両手を広げている…
坂「My friend~~~~!!♡」
『Σぐっ!?』
走ってきた勢いのまま抱き着いてきたため、後ろへ少しよろめく
警察学校からの親友・坂田祐実
ちなみに##NAME3####NAME4##のメイクをしているのに私と##NAME1####NAME2##だとわかったのは、体格と首元のホクロで判断しているらしい
警察学校時代、よく変装術も編み出していたから見慣れたのだろう
『っ…祐実!落ち着いて!!;』
坂「あ!ごめん!つい嬉しくって♡」
『はぁ;…ま、元気そうで安心したよ』
祐実とは公安に入ってから連絡を取っていなかった
…巻き込みたくなかったからだ…
………あと…
坂「全然連絡よこさないんだから!!
いくら警察庁公安部だとしても酷くない!?」
…………………………口が軽い