第四話 クスリ









「いや~朝倉先生にこんな美人な娘さんがいらっしゃるとは~」



『うふふ ありがとうございます

いつも父がお世話になっております』



「で~こちらの方は?」



『ご紹介が遅れました

執事の宮根裕翔です


まだ私にパートナーがおりませんので、本日は宮根と…』



宮「私の様なものがご挨拶させていただくのも恐縮ですが…

お嬢様の執事をしております宮根と申します
以後、お見知りおきを」



「おぉ!そうでしたか!いや~実はうちの倅(せがれ)もまだ独り身でして…」



『あら!藤岡様の様な聡明な方の息子様なら良いお相手なんてより取り見取りでは?』


「それがまったく…男らしさに欠けておりましてな!」


『ご謙遜を…』









あーーーーーーーーー疲れる








現在##NAME2##と降谷は、ジンの指示通りに情報収集のためパーティーに潜入していた


そしてターゲットが今話しているこの男



藤岡祐樹



先々代から続く財閥でそれなりに大きいのだが…


大きくなった裏に、といったところらしい


そして何とか上の部屋へ誘導できたので、##NAME2##は盗聴器を持ち一緒に向かう


執事役の降谷は扉の外で待機












さて、お仕事…







『藤岡様…いえ…


祐樹様』




藤「…え/// 朝倉さん?////」




『いえですわ“朝倉さん”なんて…

























##NAME2##とお呼びください』























ここからは男性はもろい



特にアルコールが入ってるならなおさら


けど…その分理性が聞かないから危うい…






軽い口づけから深く


身体をできるだけ密着させてたまに甘い声を出す


そのまま腕を首に回し






ベッドへ…





ボフンッ



『っはぁ…あら?もしかしてお酒、回ってらっしゃいます?』



藤「ふぇ?ぁ…いやぁ?そんなことないぞ~?」



『ふふっ…そうですかぁ?

じゃあ…もう少し、飲まれます?』



藤「いやぁ?今は飲むより…食べる方がいいなぁ」



『…ふふっ、奇遇ですね?私もです…』



















んなワケねーだろ











はぁ…今日はキス止まりじゃ無理そうだな…
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