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ル「さっきの…」
蜜「え」
ル「視界が消えかけててよく分からなかったけど
急にかけよってきて佐倉の名前を呼んだ人、誰だったのかな…
もしかしてあの人…」
「「「「……」」」」
野「みなさんの想像通り、柚香さんがあの場にひそかにいらっしゃったのかもしれませんね」
蜜「え;」
野「ありえない話しではありません
彼女があなたを外へ連れ出す話が出てるくらいですから」
蜜「そんなの;」
野「だとしたら、佐倉さんのあの拒絶を、柚香さんは聞いてらしたんですね…
どんな思いで……」
『…野田先輩』
蛍「野田先生…デリカシー…」
野「え…;
あっすみませんっ;」
ル「の…野田先生は佐倉の両親と知り合いなんですか?」
野「はい
佐倉さんのお父上は私の恩師で
特力組の担任で、柚香さんはその特力クラスでの僕の後輩でした」
『(年下に気を遣われる大人・・・・・・・・・)』
蛍「…桃は・・・?」
『私は柚香と初等部の頃知り合って、蜜柑のお父さんは初等部での担任の先生だったんだ~』
野「…佐倉さんぼくはこの学園であなたと初めて出会った時、不思議な運命を感じました
まるで幼い柚香さんの姿を借りて
太陽の様な先生がここに帰って来たのかと思うくらいに」
『…私も、蜜柑と過ごす時間が増える度…あなたがいくつもの障害や壁にぶつあたってそれをみんなで乗り越えた時…
先生とどこか重ねてた
蜜柑の笑顔で、あのクラスが変わっていった様に、どんどん明るく未来へ歩んでいくあなたの背中をみて
とても、心強く思ったわ…」
蜜「桃…」
『これから見ていけばわかるだろうけど…
先生は、誰からも愛されて、学園を変えようと我武者羅に頑張ってた
そんな先生だからこそ、私も、みーんなも大好きだったんだよ
・・・私が、あの二人に一番近かったはずなのにね・・・』
蜜柑「桃?」
『さ!まずは窓を作らないとね!』
蜜柑「窓?」
野田「窓です
その手さばきはクレープ職人のように・・・」
泉「(それにしても教師かーー
うまいこと女子高クラスとか当たんねーかなーーーーー受けもち)」
ザッ
神「ああ行平先生、”それら”あなたのクラスの生徒ですから」
泉「えっ…ちょマジ!?;
オレガキンチョクラス担当?!
ちょ…まてってメガネ君!!」
梯子を上りかけている柚香と
その下で座り込んでいる桃
この出会いが
全ての始まり