2026

 約一年ぶりにエッセイを書いている。私には創作の周期があって、絵と小説(一次・二次)とエッセイの四本柱でぐるぐる巡っている。そのルーレットの針がついにエッセイに留まったというわけだ。
 私はバレットジャーナルというノート術をアレンジして、ライフログを加えている。日々あった出来事を記していくだけの簡単な日記のようなものだが、これが私には合っているようで、今使っているノートで九冊目である。
 そのため、日々の出来事を出力することは苦ではなく、そこから延長してエンタメに昇華していくエッセイを書くこと自体は、ハードルが低い。
 ただ、「おもしろいエッセイ」となると途端にハードルが上がる。実は、ここに投稿するより前に、お試しでエッセイを書いていた。しかし、そのエッセイは私の中ではとてもじゃないが合格点を出せるようなものではなかった。まぁ仕方のないことでもある。一年ぶりで筆がなまっているのだ、そう思えたらよかったのだがそう思えず、私はインターネットに尋ねた。どうしたらおもしろいエッセイが書けるのですか、と。
 検索結果を一通りクリックして、私は絶望した。ありとあらゆる人がいろんなことを話している。ブリッジだの、タイトルにインパクトをだの、魅力のある一文目だの、ああ、なんだかもう、無理だ。頭が爆発しそうになって、悲しくなって、その日は寝た。
 それから少しして、この文章を書いている。何本か書くうちに、自分なりの「おもしろい」がわかってきた。私の「おもしろい」は、日常のちょっとした出来事に、当時の思考を綴ったり、だじゃれに結びつけたりすることだった。つまらないと思う人もきっといると思う。どんなコンテンツにもアンチはつく。
 でも、私は私の「おもしろい」を提供したい。世間一般の、いろんな人が口にする「おもしろいエッセイ」はおらには書けねぇ! それでも、「おもしろい!」と共感してくれる人がいたら、うれしい。インターネットの片隅から、発信をしていきます。
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