2026

追記
 このエッセイの中で紹介した本を読み終えてから、作者の思想やSNSでの発信は、私の好むものではないことに気づきました。
 そのため、書名と紹介の入っていた段落を編集しました。

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 セルフケアデー、という言葉を昨日知った。きっかけは、Youtubeの動画だ。

 話していたのはイラストレーター、モデルとしても活躍しているhannahさん。
 自分に合う服がわからなくてなんとなく検索したら、一番上に動画が出てきた。カメラに向かって話す穏やかでゆるぎないマインドにハマり、関連動画をいくつか視聴した。
 そして、セルフケアの動画に辿りつく。

 セルフケア。私がするようにしようと思っている一方で、意外と蔑ろにしていることだった。
 心にゆとりを持ち、自分を労わる。それがあまりできていなかった。

 私は現在、なかなかに忙しい。これからも大きなタスクがいくつも控えている。
 そして、そのストレスに負けている。
 実際、これまでにもなにもないのに何度か泣いてしまったり、疲れて物事を大げさに捉えてつらくなったりしていた。ストレスを解消するために寝る前にもスマホを見てしまうし、そのせいで起きるのが遅くなる。明日も起きれるか心配だ。
 だから、セルフケアの余裕がない。そう思っていた。

 動画の中で、hannahさんは「セルフケアデーを作ってほしい」と言っていた。その言葉で、忙しさを言い訳にしていた私は目が覚めた。
 セルフケアの時間は、作れるのだ。スマホを触る時間を充てることだってできる。時間はみんな平等に割り当てられている。それをどう使うかは、私の選択なのだ、と。

 そうして私は、昨日と今日をセルフケアデーにした。
 昨日は日記を書き、hannahさんの真似をしてミルクティーを作り(これがとてもおいしかった。うちカフェ最高!)、予約していた病院へ行き、書きたかったからエッセイを書いた。
 今日は図書館の本を読み、友達と久しぶりの連絡を取り、化粧水を買った。
 やることをこなしつつ、自分を労わっている。

 さらに、今読んでいる本がhannahさんのマインドに通じるところがあったのだ。そのフレーズがこれだ。

「自分の喜びのグラスをまず満たして、そこからあふれたとき、人のためにしてあげたらいい」

 このフレーズを読んで、私はまた目が覚めた。
 自分が幸せでないときに人のためにしたとしても、見返りを求めてしまうなど悪い方向に働いてしまうことが多い。
 まずは、自分のために。セルフケアもこの一環じゃないだろうか。

 この本を読んでから、私は友達に返信をすぐにはしないよう決めた。
 まずは私が、返信したいかどうか。私に心の余裕があるかどうか。それからでいいのだと思う。そうしたら、かなり楽になった。
 ふと、唇ががさついていることに気づいた。ストレスでつい噛んでしまい、荒れていたのだ。リップを塗った。うるおいに少し、落ち着く。
 化粧水を乾燥していそうな場所に塗り込み、マッサージをした。満たされるような気持ちになった。

 セルフケア、とてもよい。これからもセルフケアデーを意図的に「作る」のがよさそうだ。
 私は頭に集中しすぎて体を置いてけぼりにしてしまうことが多い。スマホの刺激に夢中になるのもそうだ。
 だから。だからこそ、セルフケアは大事だ。喜びのグラスを満たしてあげるための、強力な手段の一つとして。
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