◆第二章◆『レベル1のプラグイン』
ユイさんと塁さんに連れられて再びやってきた広場は、相変わらず多種族の熱気で満ち溢れていた。人混みを見渡しながら歩いていると、ユイさんがぴょんと足元を弾ませ、ある
「いたいた!
「あ、ユイちゃん!」
その声に応えるように、数人の異種族と楽しそうに
ウルフカットに切りそろえられた、俺たちと同じ綺麗な青い髪。
同年代?……いや、ニ〜三、上くらいに見える彼女は、話していた相手に「またね!」と笑顔で手を振ると、軽い足取りでこちらへと駆け寄ってきた。
「こんにちは、ユイちゃん。も〜、今日も一段と可愛いねぇ〜」
「にゃふっ……もう!だから子供扱いしないでってばぁ!」
ユイさんは頬を膨らませて抗議しているものの、耳の後ろを上手に撫でられると、抗いきれずに目を細めてゴロゴロと喉を鳴らしてしまっている。
その様子を横で見ていた塁さんが、深くタバコを吸い込み、ため息混じりに声をかけた。
「……いつまでじゃれてるんですか、お二人さん。早く終わらせて戻りたいんですけど?」
「ハッ!?そうだった、仕事中だったっ!」
ユイさんが我に返って身を正し、少し赤くなった顔を誤魔化すようにゴホンと咳払いをした。そして俺の背中をぽんと叩いて前に出す。
「侑李君、紹介するね!この子は戦闘員の
「わぁ……!」
「はじめまして、侑李君!私は
(……ん?いま魔物って言わなかったか…?)
陸でも海でも一発KO。
笑顔でさらりと言い放たれた
そんな俺の内心を察してか、塁さんが気怠げに頭を掻きながら補足を入れる。
「ビビるな四ノ宮。
その言葉の裏には、早く自分の
「よし!それじゃあお互いの交流も兼ねて、今日はもう
「了解だよ、ユイちゃん!任せて!」
「えっ、あ、ちょっと――」
俺が声を上げる暇もなく、ユイさんと塁さんは「じゃあ、よろしくねっ!」「しっかりなぁー」と軽い調子で手を振りながら、あっという間に人混みの向こうへと去っていってしまった。
広場に取り残されたのは初対面の俺と笑顔の眩しい最強の護衛――
こうして、俺のアスタリスクでの初