それぞれの思惑
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ガクちゃんからの突然の着信……
昨日 番号を教えたが、こんな時間に電話してくるなんて……
一体 何かあったのだろうか?
「もしもし?
ガクちゃん、どうかしたの?」
『ん、どうもしないけど…………
何かないとつばさに電話しちゃダメなのか?』
私の言い方が悪かったのか、ガクちゃんが不機嫌そうに呟いた。
「いや、そういう訳じゃないけど、昨日も話したのに どうしたのかな……って。」
『あれからつばさのメールが届かないから、電話したんだけど。』
そういえば……私、メアド決まったら、メールするって言っていたっけ。
今日いろいろあり過ぎて、忘れていた……
『な、メアド決まった?』
ここで『決まった』 なんて言ったら、ガクちゃんのことだ……
どうして俺にメールしてこない!とぶちギレられるはず。
こうなったら、仕方ない……
「あ……まだ。
今夜中に決めようと思っていて。
決まったら、すぐにガクちゃんにメールしようと……」
『そっか。
それならいいんだ。
あんまりにも遅かったからさ、本当はメアド決まってて、俺に送るの忘れていたんじゃないかって……』
「ハハハ、ソンナコトナイヨ。」
す、鋭い。
流石、長年 私のことを見てきた親友だ。
『なぁ、つばさ……学校、慣れた?』
「うん。
一週間経ったし、友達も出来たよ。」
ガクちゃん、心配してくれてるんだ。
この人は本当に情に厚いなと改めて思い知らされる。
だが、ずっとこのまま心配させ過ぎるのも申し訳ない。
この際、私は大丈夫だって……
わかってもらって、心配性なガクちゃんを安心させてあげないと。
「それに今日もスマホの入力の仕方を教えてもらったし……これから徐々に操作も教えてもらえるから。
機械ダメな私でも、何とかなりそうだよ。」
そんなつもりで言ったが、
『そうか……』
ガクちゃんの反応は芳しくなかった。
昔なら、一緒になって喜んでくれていたような気がするんだけど。
気のせいだろうか?
声だけ聞いているとあまり嬉しくなさそうな感じ。
私、気に障るようなことを言っただろうか……
「ガクちゃん。
ねぇ、どうしかした?」
『ん、いや……別に。』
その声は言葉とは逆のように聞こえた。
「ガクちゃんは学校、どう?
2年になって、クラス変わったんでしょ?
可愛い女の子、いた?」
私は話を変えようとしたが、
『いない。
理系クラスになったから、俺のクラス 女子極端に少ないし……』
これまた失敗。
さっきより声のトーンが若干低いような気がする。
「あ……ごめん。」
私のバカ!
余計なこと、言わなければよかった。
それ以上、何も言えずに後悔していると、
『なぁ、つばさ。
本当にすまないと思っているなら、お前の画像 メールで送ってくれよ。』
突拍子もないことを言い始めた。
「私の画像?」
昨日 番号を教えたが、こんな時間に電話してくるなんて……
一体 何かあったのだろうか?
「もしもし?
ガクちゃん、どうかしたの?」
『ん、どうもしないけど…………
何かないとつばさに電話しちゃダメなのか?』
私の言い方が悪かったのか、ガクちゃんが不機嫌そうに呟いた。
「いや、そういう訳じゃないけど、昨日も話したのに どうしたのかな……って。」
『あれからつばさのメールが届かないから、電話したんだけど。』
そういえば……私、メアド決まったら、メールするって言っていたっけ。
今日いろいろあり過ぎて、忘れていた……
『な、メアド決まった?』
ここで『決まった』 なんて言ったら、ガクちゃんのことだ……
どうして俺にメールしてこない!とぶちギレられるはず。
こうなったら、仕方ない……
「あ……まだ。
今夜中に決めようと思っていて。
決まったら、すぐにガクちゃんにメールしようと……」
『そっか。
それならいいんだ。
あんまりにも遅かったからさ、本当はメアド決まってて、俺に送るの忘れていたんじゃないかって……』
「ハハハ、ソンナコトナイヨ。」
す、鋭い。
流石、長年 私のことを見てきた親友だ。
『なぁ、つばさ……学校、慣れた?』
「うん。
一週間経ったし、友達も出来たよ。」
ガクちゃん、心配してくれてるんだ。
この人は本当に情に厚いなと改めて思い知らされる。
だが、ずっとこのまま心配させ過ぎるのも申し訳ない。
この際、私は大丈夫だって……
わかってもらって、心配性なガクちゃんを安心させてあげないと。
「それに今日もスマホの入力の仕方を教えてもらったし……これから徐々に操作も教えてもらえるから。
機械ダメな私でも、何とかなりそうだよ。」
そんなつもりで言ったが、
『そうか……』
ガクちゃんの反応は芳しくなかった。
昔なら、一緒になって喜んでくれていたような気がするんだけど。
気のせいだろうか?
声だけ聞いているとあまり嬉しくなさそうな感じ。
私、気に障るようなことを言っただろうか……
「ガクちゃん。
ねぇ、どうしかした?」
『ん、いや……別に。』
その声は言葉とは逆のように聞こえた。
「ガクちゃんは学校、どう?
2年になって、クラス変わったんでしょ?
可愛い女の子、いた?」
私は話を変えようとしたが、
『いない。
理系クラスになったから、俺のクラス 女子極端に少ないし……』
これまた失敗。
さっきより声のトーンが若干低いような気がする。
「あ……ごめん。」
私のバカ!
余計なこと、言わなければよかった。
それ以上、何も言えずに後悔していると、
『なぁ、つばさ。
本当にすまないと思っているなら、お前の画像 メールで送ってくれよ。』
突拍子もないことを言い始めた。
「私の画像?」