語り・つぶやき

再起動

2018/09/08 03:31
語り
 一昨日に衝撃の事実が発覚しました。
 なんと、私の知らない間に安井健太郎先生の「RAGNALOK」が、新たに書き直されて文庫化しているではありませんか!!!

 きっかけは、豪雨で部屋の窓を開けっぱなしにしていて部屋の3分の1がびしょ濡れになっていたことでした。
 9月になったとはいえ、まだまだ昼間は暑いじゃないですか。それで窓を全開にしていて、雨が降ってきて、帰ってきたら窓のあたりはもう大惨事に……横殴りの雨で部屋内に置いてあった本が濡れてしまっていたんですよ。
 んで、仕方なく「買い直すか……」となりネットで本を注文しようとしたんです。ついでに「アークIX」の最終巻も買うかな、となって「安井健太郎」って検索したんですよ。(完結したのは知っていましたがまだ買ってなかった)

 そしたら「RE:ラグナロク」って出てきて。

 もう、びっくりしました。

 うわああああマジで!?もう続きは出ないかと思って諦めてたよ!!超嬉しい!!

 今の私の創作活動に大きな影響を与えた、偉大な作品です。ラグナロク大好き。

 一番最後に出ていた巻のあとがきを見て「ああ、なんか大変なんだな……」と先生の複雑そうな状況を知って、完結は無理なのかなと思っていたのですが……
 再起動(リブート)されていたんですね!!

 ラグナロクの何が良いって言ったら、戦闘描写が素晴らしい、の一言に尽きますね。
 文章で長々と説明されるのですけど、疾走感があって、自然と頭の中で画が浮かんでくるんですよ。

 それから登場人物の心理描写。「長編」と「EX」の2種類で展開していて、長編では主人公リロイの相棒・ラグナロクの視点から展開していくのですが、EXでは話が変わるごとに主人公も変わるんです。一人称で展開していくのでそのキャラクターに対して感情移入しやすくて、とても読みやすいです。

 「慮る(おもんぱかる)」とか「鑑みる(かんがみる)」とか「度し難い(どしがたい)」とか「憮然として(ぶぜんとして)」の言葉の意味は、このラグナロクから教わりました!日常会話では滅多に使わない言葉ですよね(^^;)勉強になりました。

 人語を話し、人間形態にもなれる剣とか、二つ名とか、闇の種族(ダーク・ワンと読みます)とか、当時学生だった私の中二心を大いにくすぐってくれたバトルファンタジーです。重ねて言いますが、とにかく戦闘シーンが凄い!
 あと、衣装デザインが好きです。現代っぽくもあるんですが程よくファンタジー要素もあって、オシャレすぎず、中二過ぎずで、かっこいいです。(リブート版の方では絵師さんが変わっていたのでそちらの方ではどうなのかはわかりませんが……)
 この作品を知るきっかけは、ことぶきつかさ先生の漫画版でした。表紙のリロイがかっこよくてジャケ買いしました。

 新作が出ていると知って、もちろん新品を注文して買いましたよ。現在は届くのを待っているところです。ああ、早く読みたい。ワクワク(*‘∀‘)

 最後に。ヘタクソな落書きですがラグナロクの絵を。
 ホントにヘタクソですが描かずにはいられなかった。何も見ずに描いたのですが、特徴は捉えている……はず(笑)

 ありがとう安井先生!!執筆頑張ってください!!応援しています!!

コメント

[ ログインして送信 ]

名前
コメント内容
削除用パスワード ※空欄可