漫画版交叉　想いは記憶の水底への制作状況の話をちょこっと。

　完成度としましては大体、現在50％といったところでしょうか。クリエイター様も普段のお仕事や生活がありますし、私の案件の為だけに時間を割くことはできないのです。漫画描くのって、本当に大変なんだなあと思います。
　私は台本渡してお金を払うだけですから……(´・ω・`)気楽なもんです。

　なんてったって80ページですので。そら時間かかりますよ。グラーフの衣装とか滅茶苦茶手間かかりそうですよね……。

　最初は30ページ程度かなと考えていたのですが、「せっかく作るんなら心残りがないように最高のものにしよう！」と思い「繋ぎのシーンでいいのが思いついたらどんどん描いちゃっていいですよ！」と伝えたのが発端となり、クリエイター様もゼノギアスのことを熱心に調べてくださって、真剣に話を練ってくれました(^-^)
　私の方でも「ここは追加で、こういうやり取りを入れてください」と端折ってしまった部分を漫画では表現するようにお願いしました。
　その結果、80ページという超大作に。
　得体の知れない「何か」に取って代わられてしまったカレン本人と、フェイ、カーンの戸惑いと哀しみや恐怖が、ぎゅっと濃密に描かれております。
　校正をしている際は、「これホントに暗い話だな……何でこんな話思いついたんだ……」と自己嫌悪に陥りました(笑)

　次はもっと明るくて楽しい話を書こう、と思い出来上がったのが現在更新中の小ネタ集です。
　しかしこっちはこっちでアホな話ばっかりだなあ……ファンの方は怒らないだろうかと、ちょっと不安です。（でも楽しい）

　最後に。クリエイター様が描いて下さった若カーンとカレンのイラストをご紹介します。

　　

　　

　何という美男美女……カーンはカレンに一目惚れしたということらしいですが、カレンも一目惚れだったりして……と、この絵を見て思いました。
　ゲームでの回想シーンだと、カーンは現在と変わらない髭の生えたおじさんのグラフィックでしたが。
（制作スケジュールの問題で個別のグラフィックを作る時間が無かったのだろうと思います。それとも若い頃から老けた外見だったのでしょうか？でもそれはそれで面白いなと思います）

　誰かと共同で物を作るのってすごく楽しいですね。「ここはこうしてはどうでしょうか？」と提案をし合うと「なるほど！そういう見方もあるのか！」と新しい発見があったりして。
　勉強になります(*‘∀‘)