これが乱世
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あれから予定通り、涼州には二日で着いた。青年は唖然とした表情だ
「ほ、本当に二日で着いた……お前の足はどうなってるんだ!?」
「んー、山で鍛えられた証ですかねー」
「山…そうか山か…」
なにか悩む彼を下ろしてそのまま肩を貸してお城まで向かった。流石に横抱きしたままお城に入城は彼が可哀想だ
「わ、若ぁ!?敵の城から逃げてきたの!?ここまで!?!?」
「途中コイツが助けてくれたんだ…手当までしてもらった」
「ありがとう!えっと、お名前聞いてもいいかな?」
「名乗る程のものでもございません。彼がとても酷い怪我をしていたので手当をしただけですし」
「そんなぁ!若はうちにとって大事な人なんだよォ!お礼させて、ね?」
「結構です。私も早く帰らなければ怒られてしまいますから」
「そんなぁ…」
青年を迎えてくれた若と呼ぶ青年がしゅんとする。楽進や諸葛誕君のようなわんこのしょげ方に少し押されかけてしまう
「と、とりあえず私は帰ります。手当はしましたが傷が開いたりする可能性もありますし、薬は塗りましたが打撲や擦り傷がひどいです。手当はし続けてくださいね」
「わかったよ!本当にありがとうね」
「次にあった時は名を教えてくれ。俺もお前に名乗ろう」
「わかりました、それが約束ということで。では」
しっかりお辞儀して私はその場を去った。早く帰らないと呂布さん何しでかすかわからないから………
《二日後》
許昌を出て四日、涼州に送ってから二日が経った。お城に戻ってくると城の中はなにやら阿鼻叫喚状態である事が近づく事にわかる
「これは鍛錬場から聞こえてくるわね…まぁ、最初は夏侯惇さんに言わないと」
そそくさと鍛錬場を無視して夏侯惇さんの執務室へ向かった私。ノックをして中に入ると、私を見た夏侯惇さんがすぐ立ち上がって私の方に歩いてきた
「早かったな…少し休んでこいと言いたいところだが呂布を止めてくれ。鍛錬と称して戦いを挑む奴らもついでに止めてきてくれ…」
「了解です」
夏侯惇さんが明らかに腹痛こじらせてるので急いで鍛錬場へ。素手でぶん殴って行こうと思います
「雑魚共がぁぁぁぁっ!この俺に勝とうなど片腹痛いわぁ!」
「くっ…さすが鬼神呂布!拙者の武、未だ届かず…!!」
「構わん、私が殺る」
「落ち着いてください曹丕殿!今一人で突進すれば首が飛びかねません!」
「おいおい、呂布の奴真っ黒いなんか放ってるんだけど?嫌な予感しかしない…」
殺伐とした雰囲気に早く止めなくてはと思って走り込んで、以前やった事のある呂布さんの膝裏に蹴り入れて膝カックンした
「ぬぉっ!」
「暴れ過ぎちゃだめよ呂布さん」
「姉上!」
「颯閃殿、涼州からの帰陣でお疲れでありもうそう。呂布殿は任せお休みを」
「あれは私の休日使ったのでその権利は私には無いですねー。あ、呂布さんついて行かなくてごめんなさいね。城下でなんか買ってあげるんで許してください」
「俺がそのような幼稚な物で釣られるとでも───」
「今なら私特製あんまんが付くのだけど」
「あんまんだけでいいほら行くぞ」
あんまんの話し出した瞬間呂布さんが立ち上がって私を連れて厨房へ。疲れ果てたみんなにも肉まんおすそ分けするという意味で親指立てたら理解したのかみんな親指立ててくれた。特に楽進、尻尾振ってるみたいに見える
《食後》
あんまん作って食べるまでにそこまで特筆するべき内容がなかったので割合。ただ、呂布さん甘いの好きなのかなんなのか知らないけれどあんまんくらい尽くしてた。肉まんは女官さん達に運んでもらった。今頃堪能してある頃だと思う
司馬師くんが強奪してなければの話だけれどね
「颯閃、この四日間涼州になんの用があった。夏侯惇に聞いたが急用としか知らされなかった」
「ちょっと野暮用が出来てしまってひとっ走りしてきただけよ。特にこれといったことは無かったわ」
「…そうか、それならいい。お前が変な男を助けて送りに行ったのかと思ったが違うんだな」
「えぇ」
ごめんなさいその通りですなんて口が裂けても言えたもんじゃない。墓場まで持っていきましょうこの話
「肉まん…肉まん…」
「あっ」
食堂にふらついた足取りで現れたのは肉まん大好き司馬師くん。チラリと呂布さんの持つあんまんを見て、今度は私を見てきた
「肉まん……」
「…そんなに欲しい?」
「肉まん……肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん」
「あーもう、分かったから!肉まん作ればいいんでしょ!分かったから肉まんって唱えながら近付かないで!」
肉まん切らした司馬師くんとはあまり会いたくないと感じた颯閃であった、丸
「ほ、本当に二日で着いた……お前の足はどうなってるんだ!?」
「んー、山で鍛えられた証ですかねー」
「山…そうか山か…」
なにか悩む彼を下ろしてそのまま肩を貸してお城まで向かった。流石に横抱きしたままお城に入城は彼が可哀想だ
「わ、若ぁ!?敵の城から逃げてきたの!?ここまで!?!?」
「途中コイツが助けてくれたんだ…手当までしてもらった」
「ありがとう!えっと、お名前聞いてもいいかな?」
「名乗る程のものでもございません。彼がとても酷い怪我をしていたので手当をしただけですし」
「そんなぁ!若はうちにとって大事な人なんだよォ!お礼させて、ね?」
「結構です。私も早く帰らなければ怒られてしまいますから」
「そんなぁ…」
青年を迎えてくれた若と呼ぶ青年がしゅんとする。楽進や諸葛誕君のようなわんこのしょげ方に少し押されかけてしまう
「と、とりあえず私は帰ります。手当はしましたが傷が開いたりする可能性もありますし、薬は塗りましたが打撲や擦り傷がひどいです。手当はし続けてくださいね」
「わかったよ!本当にありがとうね」
「次にあった時は名を教えてくれ。俺もお前に名乗ろう」
「わかりました、それが約束ということで。では」
しっかりお辞儀して私はその場を去った。早く帰らないと呂布さん何しでかすかわからないから………
《二日後》
許昌を出て四日、涼州に送ってから二日が経った。お城に戻ってくると城の中はなにやら阿鼻叫喚状態である事が近づく事にわかる
「これは鍛錬場から聞こえてくるわね…まぁ、最初は夏侯惇さんに言わないと」
そそくさと鍛錬場を無視して夏侯惇さんの執務室へ向かった私。ノックをして中に入ると、私を見た夏侯惇さんがすぐ立ち上がって私の方に歩いてきた
「早かったな…少し休んでこいと言いたいところだが呂布を止めてくれ。鍛錬と称して戦いを挑む奴らもついでに止めてきてくれ…」
「了解です」
夏侯惇さんが明らかに腹痛こじらせてるので急いで鍛錬場へ。素手でぶん殴って行こうと思います
「雑魚共がぁぁぁぁっ!この俺に勝とうなど片腹痛いわぁ!」
「くっ…さすが鬼神呂布!拙者の武、未だ届かず…!!」
「構わん、私が殺る」
「落ち着いてください曹丕殿!今一人で突進すれば首が飛びかねません!」
「おいおい、呂布の奴真っ黒いなんか放ってるんだけど?嫌な予感しかしない…」
殺伐とした雰囲気に早く止めなくてはと思って走り込んで、以前やった事のある呂布さんの膝裏に蹴り入れて膝カックンした
「ぬぉっ!」
「暴れ過ぎちゃだめよ呂布さん」
「姉上!」
「颯閃殿、涼州からの帰陣でお疲れでありもうそう。呂布殿は任せお休みを」
「あれは私の休日使ったのでその権利は私には無いですねー。あ、呂布さんついて行かなくてごめんなさいね。城下でなんか買ってあげるんで許してください」
「俺がそのような幼稚な物で釣られるとでも───」
「今なら私特製あんまんが付くのだけど」
「あんまんだけでいいほら行くぞ」
あんまんの話し出した瞬間呂布さんが立ち上がって私を連れて厨房へ。疲れ果てたみんなにも肉まんおすそ分けするという意味で親指立てたら理解したのかみんな親指立ててくれた。特に楽進、尻尾振ってるみたいに見える
《食後》
あんまん作って食べるまでにそこまで特筆するべき内容がなかったので割合。ただ、呂布さん甘いの好きなのかなんなのか知らないけれどあんまんくらい尽くしてた。肉まんは女官さん達に運んでもらった。今頃堪能してある頃だと思う
司馬師くんが強奪してなければの話だけれどね
「颯閃、この四日間涼州になんの用があった。夏侯惇に聞いたが急用としか知らされなかった」
「ちょっと野暮用が出来てしまってひとっ走りしてきただけよ。特にこれといったことは無かったわ」
「…そうか、それならいい。お前が変な男を助けて送りに行ったのかと思ったが違うんだな」
「えぇ」
ごめんなさいその通りですなんて口が裂けても言えたもんじゃない。墓場まで持っていきましょうこの話
「肉まん…肉まん…」
「あっ」
食堂にふらついた足取りで現れたのは肉まん大好き司馬師くん。チラリと呂布さんの持つあんまんを見て、今度は私を見てきた
「肉まん……」
「…そんなに欲しい?」
「肉まん……肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん肉まん」
「あーもう、分かったから!肉まん作ればいいんでしょ!分かったから肉まんって唱えながら近付かないで!」
肉まん切らした司馬師くんとはあまり会いたくないと感じた颯閃であった、丸