増兵キャンペーン
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「では、これより緊急軍議を始める。早速だが、今武具を揃えているものは前線に向かって欲しい。今回前線には賈詡も行くゆえ、策の方は賈詡に任せよ。後衛や城の守備は残れ。以上」
簡潔に纏められ、武具の準備をしている私と呂布さんは立ち上がった。そしてそれに目を見開くのは曹操さん
「颯閃…お主、準備をしておったのか…」
「はい、色々情報があったので」
「うむ、その判断力ならば前線でも活躍できよう。頼んだぞ」
「はっ」
手を組んで敬礼し私は前線組と一緒に部屋を出た。前線組は『私、呂布さん、李典くん、楽進、賈詡さん、于禁さん、張郃さん、夏侯覇くん』。そしてそれぞれの隊の兵士たち
「姉上、何かあれば救援要請を!無理をして命を晒してはいけません!」
「そのまま楽進に返すわ」
「うっ」
一度だけ男の意地で救援要請しないで怪我したまま突っ込んだ楽進に気づいて走って迎えに行った私の身にもなって欲しい。というか、私がいる戦いではこういった無茶が多いので目が離せないものだ
「さて、前線に向かっている間に策を練りますかね。呂布殿はその武を活かして策の要になる敵の砦を潰してきてもらって、颯閃殿は素早く動ける上に敵からの察知がされにくい。隠密に動いて敵の主要砦を混乱させてもらいましょう。それから───────」
賈詡さんのみんなへの動きの指定がありみんなそれを理解した。呂布さんも取り敢えず砦を落とせば良いと思っているらしいので合ってるから頷いておいた
「おい、砦を取ったあとどうすればいい」
「おっと、呂布殿がそんなことを聞いてくるとは……ま、颯閃殿が混乱させた砦に行ってこっちの物にさせといてください。その後は颯閃殿とご自由に」
「投げやりですね…」
「あっははぁ、颯閃殿は俺の策を見抜いている。それ通りに動いてくれたら文句なしですよ」
「えっ、姉上賈詡殿の考えている策を理解しているのですか?」
「んー…ちょびっとだけ?」
親指と人差し指の腹をくっつけるかくっつけないかまで近づけ表す。賈詡さんは「またまたご冗談を」なんて言って挑発じみたことをしてきた。まぁ、なんとなくは分かっているのだけれど……なんでわかったのかしら
「じゃぁ、皆さんよろしくお願いしますよ」
賈詡さんの言葉により、私達は行動に移した
「…あら、存外人が少ないわね…」
私が混乱させる砦は人が少なく、いかにも攻めてくださいと言っているように見えた。違和感を覚えたので砦内を走って散策する
そして見つけた伏兵。わかり易いなぁなんて考えながら伏兵の後ろに着地した
「どうも皆さん。伏兵は順調ですか?」
「あぁ。敵はここを攻めるはずだから伏兵を準備しておかないといけないし、俺達が失敗するとこの後の士気に関わるからな」
「そうでしたか、なら、倒さなくてはいけませんね」
「あぁ、そうだとも。敵を倒せば俺達も少しは………ん?」
「はい、さようなら」
一気に戟を振り下ろし伏兵全員を切り倒した。手につけた手袋に血が飛び散ったけれど、まぁ、何とかなるでしょう
「はい、伏兵の皆さんは消しましたよ。ここから離れないと……どうなるでしょうか」
「ひっ!ふ、伏兵がバレた!?」
「逃げろ!逃げるんだー!」
砦に表立って居た兵士たちは伏兵がやられたと知るとすぐに撤退していった。なんて弱さ……少しは抗いなさいな
「颯閃!」
「呂布さん!ここはもう終わったわよ?そっちは?」
「あんな雑魚ばかりの砦、落とせぬわけが無い!それより颯閃、頬に血がついているぞ」
「返り血だから大丈夫よ。さて、次は山の上の砦を陣取るわよー」
「任せろ」
呂布さんを引き連れて次の目的地に向かう。あそこは結構有利な場所だ。なんと、岩を落とす為の計略の準備が簡単なのである
「ここも呆気ない警備……もう少し兵力強いのかと思ったのだけれど拍子抜けね」
「今の曹操軍の兵力はそんなにも強いのか?」
「そりゃ勿論、孫堅軍と一二を争う勢力国家よ。曹操さん、なんだか企んでるみたいだし……まぁ、部下の私は彼について行くだけなのだけれどね」
「俺はお前が行く道ならばどこまでもついて行ってやる。それが例え茨の道でもな」
「あら、嬉しい事言ってくれるのね。ふふ、よろしくね呂布さん」
呂布さんとの絆が深まった所で賈詡さんが私たちが落としたばかりの砦に来た。周りの様子を見て感嘆の声をあげる
「素晴らしい!こうも早くここを落としてくれるとは。あの二つの砦もここから落石計をするには必要な所だったし、有難い」
「どういたしまして。賈詡さんも、あの短時間でこの様な策を思いつくとは……」
「おっと、それは褒めてもらってると思っても?」
「どうぞお好きに」
「そりゃ嬉しい。軍師として、自分が考えた策が褒められるのは嬉しいもんだ。特に、颯閃殿に言われますとね」
「で、この次は?」
次の策を聞くと、賈詡さんはニヤリと悪い笑みを浮かべたのであった
簡潔に纏められ、武具の準備をしている私と呂布さんは立ち上がった。そしてそれに目を見開くのは曹操さん
「颯閃…お主、準備をしておったのか…」
「はい、色々情報があったので」
「うむ、その判断力ならば前線でも活躍できよう。頼んだぞ」
「はっ」
手を組んで敬礼し私は前線組と一緒に部屋を出た。前線組は『私、呂布さん、李典くん、楽進、賈詡さん、于禁さん、張郃さん、夏侯覇くん』。そしてそれぞれの隊の兵士たち
「姉上、何かあれば救援要請を!無理をして命を晒してはいけません!」
「そのまま楽進に返すわ」
「うっ」
一度だけ男の意地で救援要請しないで怪我したまま突っ込んだ楽進に気づいて走って迎えに行った私の身にもなって欲しい。というか、私がいる戦いではこういった無茶が多いので目が離せないものだ
「さて、前線に向かっている間に策を練りますかね。呂布殿はその武を活かして策の要になる敵の砦を潰してきてもらって、颯閃殿は素早く動ける上に敵からの察知がされにくい。隠密に動いて敵の主要砦を混乱させてもらいましょう。それから───────」
賈詡さんのみんなへの動きの指定がありみんなそれを理解した。呂布さんも取り敢えず砦を落とせば良いと思っているらしいので合ってるから頷いておいた
「おい、砦を取ったあとどうすればいい」
「おっと、呂布殿がそんなことを聞いてくるとは……ま、颯閃殿が混乱させた砦に行ってこっちの物にさせといてください。その後は颯閃殿とご自由に」
「投げやりですね…」
「あっははぁ、颯閃殿は俺の策を見抜いている。それ通りに動いてくれたら文句なしですよ」
「えっ、姉上賈詡殿の考えている策を理解しているのですか?」
「んー…ちょびっとだけ?」
親指と人差し指の腹をくっつけるかくっつけないかまで近づけ表す。賈詡さんは「またまたご冗談を」なんて言って挑発じみたことをしてきた。まぁ、なんとなくは分かっているのだけれど……なんでわかったのかしら
「じゃぁ、皆さんよろしくお願いしますよ」
賈詡さんの言葉により、私達は行動に移した
「…あら、存外人が少ないわね…」
私が混乱させる砦は人が少なく、いかにも攻めてくださいと言っているように見えた。違和感を覚えたので砦内を走って散策する
そして見つけた伏兵。わかり易いなぁなんて考えながら伏兵の後ろに着地した
「どうも皆さん。伏兵は順調ですか?」
「あぁ。敵はここを攻めるはずだから伏兵を準備しておかないといけないし、俺達が失敗するとこの後の士気に関わるからな」
「そうでしたか、なら、倒さなくてはいけませんね」
「あぁ、そうだとも。敵を倒せば俺達も少しは………ん?」
「はい、さようなら」
一気に戟を振り下ろし伏兵全員を切り倒した。手につけた手袋に血が飛び散ったけれど、まぁ、何とかなるでしょう
「はい、伏兵の皆さんは消しましたよ。ここから離れないと……どうなるでしょうか」
「ひっ!ふ、伏兵がバレた!?」
「逃げろ!逃げるんだー!」
砦に表立って居た兵士たちは伏兵がやられたと知るとすぐに撤退していった。なんて弱さ……少しは抗いなさいな
「颯閃!」
「呂布さん!ここはもう終わったわよ?そっちは?」
「あんな雑魚ばかりの砦、落とせぬわけが無い!それより颯閃、頬に血がついているぞ」
「返り血だから大丈夫よ。さて、次は山の上の砦を陣取るわよー」
「任せろ」
呂布さんを引き連れて次の目的地に向かう。あそこは結構有利な場所だ。なんと、岩を落とす為の計略の準備が簡単なのである
「ここも呆気ない警備……もう少し兵力強いのかと思ったのだけれど拍子抜けね」
「今の曹操軍の兵力はそんなにも強いのか?」
「そりゃ勿論、孫堅軍と一二を争う勢力国家よ。曹操さん、なんだか企んでるみたいだし……まぁ、部下の私は彼について行くだけなのだけれどね」
「俺はお前が行く道ならばどこまでもついて行ってやる。それが例え茨の道でもな」
「あら、嬉しい事言ってくれるのね。ふふ、よろしくね呂布さん」
呂布さんとの絆が深まった所で賈詡さんが私たちが落としたばかりの砦に来た。周りの様子を見て感嘆の声をあげる
「素晴らしい!こうも早くここを落としてくれるとは。あの二つの砦もここから落石計をするには必要な所だったし、有難い」
「どういたしまして。賈詡さんも、あの短時間でこの様な策を思いつくとは……」
「おっと、それは褒めてもらってると思っても?」
「どうぞお好きに」
「そりゃ嬉しい。軍師として、自分が考えた策が褒められるのは嬉しいもんだ。特に、颯閃殿に言われますとね」
「で、この次は?」
次の策を聞くと、賈詡さんはニヤリと悪い笑みを浮かべたのであった