増兵キャンペーン
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「終わった…はぁ、この量の倍は軍師さんはやってるのよ?凄くない?」
「……そうだな」
ぐったりする所かどこか穏やかな呂布さんは書簡の整理を始める。私も書簡をまとめて一気に持ち上げた
「颯閃、お前は休んでいろ。俺が持っていく」
「確かに他の人は文官の方に任せたりしているし、手伝ってもらう分には嬉しいけれど、全部任せるのは嫌。自分が出来ることはなるべくやらなきゃ」
「お前らしいな…」
呂布さんと一緒に書簡を書庫に持っていく。空を見ると太陽がもう真上に上がっていた。やばい、執務ってやばい。語彙力が消え去るくらいに
「颯閃、執務が終わったあとはどうする」
「休んだ後鍛錬かしら。久しぶりにお相手してくれる?」
「任せろ!お前でなければ相手にならんからな」
「鬼神呂布にそう言ってもらえて光栄よ」
張遼さんが追い求める武を持ちし鬼神呂布のその言葉は武を追求したいであろう人が言われれば喜び通り越して抜け殻になるレベルだとは彼は知らない。そして、そんな重くて(武人にとっては)素晴らしいお言葉をそこらの村娘が言ってもらえてるんだから世の中世知辛い物だ
「あ、颯閃ー!」
「夏侯淵さん、どうしましたか?」
「今日弓矢の練習しねぇか?隊の鍛錬もねぇし、ただの自主練じゃ味気ねぇと思って!」
「ど、どうしましょー……あはは……」
凄い笑顔で話す夏侯淵さんに隠すことなく向けられる殺気に私は苦笑いをして曖昧な返事をした。呂布さんと約束してるって言えればいいのだけれど、この淵ジェルの笑みに逆らえる気もしないし、呂布さんの殺気に耐えられる気もしない
「…私呂布さんと約束してるので、落ち着いたらで宜しいでしょうか?」
「あー、先約があったのか……まっ、いいぜ!呂布の次は俺だからな!んじゃなー」
一瞬だけしょんぼりした夏侯淵さんは、直ぐに気を取り直して廊下の奥に消えた。呂布さんも満足気である
「さて、早く書庫に─────」
「姐さん!三人の方から予定をお聞きしてきました!」
「有難う、どうだった?」
「すみません、御二方は登用の件自体お断りになられて……ですが、もう一人の方は予定を作って頂きました!明日の夕方頃なら都合が良いとの事です」
「分かった、本当にありがとうね。あ、今から鍛錬するけれど、鍛えて欲しいって人は来てねって言っておいて?」
「はっ!」
私のことを姐さんと呼ぶ兵士は、私が夏侯惇さんに鍛えられ始めて初日に喧嘩ふっかけてきた人と、私が部隊を持つようになってから編成された人で分かれる。でも、編成で来た人は最初舐めるかと思ったら戦場での私の活躍を知っていて、ベテランなのもあって尊敬してくれた。新卒なら若い人が多いし、まぁなんとなく分かるのだけど、なぜかベテランさんまで『姐さん』と呼ぶ。あの、お願いです。完全に年上ってわかる方の姐さん呼びは違和感ありまくりなのでやめてください切実に
「さ、早く書庫に行って鍛えに行きましょ!」
「あぁ」
いろんな人に話しかけられて一向に進まないので急ぎ足で書庫に向かう。休む時間が欲しいし、鍛えないと鈍るし…
そんなこんなしていると呆気なく書庫についた。これといったことも無かったので割合
「…颯閃、これはどこだ」
「あ、それはその左の棚よ。前教えなかった?」
「……こういう事はしたことがないから覚えきれん」
「呂布さんらしいわね…まぁ、大丈夫。私が教えていくから」
「…すまん」
しょんぼりする呂布さんを慰めながら書庫をでる。外には兵が慌ただしく走り回っており、いつもの事だがなにか嫌な予感を感じた
「…何かあったのかしら」
「颯閃も感じたか。この…えぇい、よく分からんが嫌ななにかだ!」
「なんで怒るのよ……まぁ、武器の交わる音や腐の匂いがちょっとだけど感じるし………取り敢えず軍議室に行きましょう。これが戦だったら、人が集まるでしょう」
下手をすれば戦いがあるかもしれないので自室によって武器を整えた。 戦闘着にも着替えて準備万端
「颯閃、着替えてきたぞ」
「やる気満々ね。でも戦いじゃなかったらどうする?私は泣く」
「俺はこのまま外に出かける」
「あ、それいいわねー。夕方までには帰ってくればいいし……いや、でも兵士の鍛錬…」
「そんなもの他のやつに任せればいい」
「招集した人が居ないって信頼落ちそう」
なんて話しながら部屋から出る。廊下は武具を揃えた兵士が駆け回っていた
「…戦みたいね。判断間違えてなかった」
「この様子だと攻められたのか」
「多分ね。急ぎましょう」
戦がある時に集まる場所があるのでそこに向かう。するとその部屋に入ろうとする司馬師君を見かけた
「司馬師君!」
「颯閃……なぜ武具を付けている?」
「仕方ないじゃない、戦なんでしょう?」
「…なに?この集まりは戦の話なのか?」
「あら、違うの?違うのなら泣くわ」
「いちいち泣くな颯閃」
呂布さんにさりげなく叱られてしまい、「はい」としか言えなかった。泣くなんて冗談なんだけどね…そう簡単に泣くわけない
「父上、戦という話は本当ですか」
「お前にその話を……いや、それを見たら分かるか」
「合ってたんですね、良かったー」
「……颯閃、貴様まさか勘で働いたのか…?」
「いつもより慌ただしく動き回る兵士、遠くから聞こえる怒声、武器の音、その他情報と約一割ほどの勘で動きました!」
親指を立てたら司馬師君が親指立ててくれた。流石司馬師くん、分かってらっしゃる
「…座れ、武具を整えてくるものが今回の防衛戦前線のものだ」
司馬懿さんにそう言われ曹操さんや夏侯惇さんが確定している席以外に適当に座った。呂布さんや司馬師君がその横に座り、後は他の人を待つのみである
「……そうだな」
ぐったりする所かどこか穏やかな呂布さんは書簡の整理を始める。私も書簡をまとめて一気に持ち上げた
「颯閃、お前は休んでいろ。俺が持っていく」
「確かに他の人は文官の方に任せたりしているし、手伝ってもらう分には嬉しいけれど、全部任せるのは嫌。自分が出来ることはなるべくやらなきゃ」
「お前らしいな…」
呂布さんと一緒に書簡を書庫に持っていく。空を見ると太陽がもう真上に上がっていた。やばい、執務ってやばい。語彙力が消え去るくらいに
「颯閃、執務が終わったあとはどうする」
「休んだ後鍛錬かしら。久しぶりにお相手してくれる?」
「任せろ!お前でなければ相手にならんからな」
「鬼神呂布にそう言ってもらえて光栄よ」
張遼さんが追い求める武を持ちし鬼神呂布のその言葉は武を追求したいであろう人が言われれば喜び通り越して抜け殻になるレベルだとは彼は知らない。そして、そんな重くて(武人にとっては)素晴らしいお言葉をそこらの村娘が言ってもらえてるんだから世の中世知辛い物だ
「あ、颯閃ー!」
「夏侯淵さん、どうしましたか?」
「今日弓矢の練習しねぇか?隊の鍛錬もねぇし、ただの自主練じゃ味気ねぇと思って!」
「ど、どうしましょー……あはは……」
凄い笑顔で話す夏侯淵さんに隠すことなく向けられる殺気に私は苦笑いをして曖昧な返事をした。呂布さんと約束してるって言えればいいのだけれど、この淵ジェルの笑みに逆らえる気もしないし、呂布さんの殺気に耐えられる気もしない
「…私呂布さんと約束してるので、落ち着いたらで宜しいでしょうか?」
「あー、先約があったのか……まっ、いいぜ!呂布の次は俺だからな!んじゃなー」
一瞬だけしょんぼりした夏侯淵さんは、直ぐに気を取り直して廊下の奥に消えた。呂布さんも満足気である
「さて、早く書庫に─────」
「姐さん!三人の方から予定をお聞きしてきました!」
「有難う、どうだった?」
「すみません、御二方は登用の件自体お断りになられて……ですが、もう一人の方は予定を作って頂きました!明日の夕方頃なら都合が良いとの事です」
「分かった、本当にありがとうね。あ、今から鍛錬するけれど、鍛えて欲しいって人は来てねって言っておいて?」
「はっ!」
私のことを姐さんと呼ぶ兵士は、私が夏侯惇さんに鍛えられ始めて初日に喧嘩ふっかけてきた人と、私が部隊を持つようになってから編成された人で分かれる。でも、編成で来た人は最初舐めるかと思ったら戦場での私の活躍を知っていて、ベテランなのもあって尊敬してくれた。新卒なら若い人が多いし、まぁなんとなく分かるのだけど、なぜかベテランさんまで『姐さん』と呼ぶ。あの、お願いです。完全に年上ってわかる方の姐さん呼びは違和感ありまくりなのでやめてください切実に
「さ、早く書庫に行って鍛えに行きましょ!」
「あぁ」
いろんな人に話しかけられて一向に進まないので急ぎ足で書庫に向かう。休む時間が欲しいし、鍛えないと鈍るし…
そんなこんなしていると呆気なく書庫についた。これといったことも無かったので割合
「…颯閃、これはどこだ」
「あ、それはその左の棚よ。前教えなかった?」
「……こういう事はしたことがないから覚えきれん」
「呂布さんらしいわね…まぁ、大丈夫。私が教えていくから」
「…すまん」
しょんぼりする呂布さんを慰めながら書庫をでる。外には兵が慌ただしく走り回っており、いつもの事だがなにか嫌な予感を感じた
「…何かあったのかしら」
「颯閃も感じたか。この…えぇい、よく分からんが嫌ななにかだ!」
「なんで怒るのよ……まぁ、武器の交わる音や腐の匂いがちょっとだけど感じるし………取り敢えず軍議室に行きましょう。これが戦だったら、人が集まるでしょう」
下手をすれば戦いがあるかもしれないので自室によって武器を整えた。 戦闘着にも着替えて準備万端
「颯閃、着替えてきたぞ」
「やる気満々ね。でも戦いじゃなかったらどうする?私は泣く」
「俺はこのまま外に出かける」
「あ、それいいわねー。夕方までには帰ってくればいいし……いや、でも兵士の鍛錬…」
「そんなもの他のやつに任せればいい」
「招集した人が居ないって信頼落ちそう」
なんて話しながら部屋から出る。廊下は武具を揃えた兵士が駆け回っていた
「…戦みたいね。判断間違えてなかった」
「この様子だと攻められたのか」
「多分ね。急ぎましょう」
戦がある時に集まる場所があるのでそこに向かう。するとその部屋に入ろうとする司馬師君を見かけた
「司馬師君!」
「颯閃……なぜ武具を付けている?」
「仕方ないじゃない、戦なんでしょう?」
「…なに?この集まりは戦の話なのか?」
「あら、違うの?違うのなら泣くわ」
「いちいち泣くな颯閃」
呂布さんにさりげなく叱られてしまい、「はい」としか言えなかった。泣くなんて冗談なんだけどね…そう簡単に泣くわけない
「父上、戦という話は本当ですか」
「お前にその話を……いや、それを見たら分かるか」
「合ってたんですね、良かったー」
「……颯閃、貴様まさか勘で働いたのか…?」
「いつもより慌ただしく動き回る兵士、遠くから聞こえる怒声、武器の音、その他情報と約一割ほどの勘で動きました!」
親指を立てたら司馬師君が親指立ててくれた。流石司馬師くん、分かってらっしゃる
「…座れ、武具を整えてくるものが今回の防衛戦前線のものだ」
司馬懿さんにそう言われ曹操さんや夏侯惇さんが確定している席以外に適当に座った。呂布さんや司馬師君がその横に座り、後は他の人を待つのみである