董卓討伐戦
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《司馬師視点》
「颯閃は何をしているんだ?」
「あー、なんか同盟軍のご子息に捕まったらしくて、飯食わされてます」
「…それだけに見えないのだが」
颯閃に笑顔でどんどん飯を与える孫堅の義息子孫策のただならぬ笑顔に疑問を抱く。颯閃自体はもう食べられないとあたふたしている。可愛いものだ───が
「……腹を壊さないか心配だ」
「あ、兄上が人の心配…?」
驚いたように後ずさりした昭に私は少し睨みつけた
「なにか問題でもあるのか?昭」
「いやっ。いつもなら人の心配とかしない人だから…」
「……私も心配くらいする時はある」
特に颯閃の事となると、どうも気が気ではなくなってしまう。独善的だと言われる程のこの私が、颯閃のことを思うと様々なことが頭を占めるのだ
「兄上はあの文官をご存知で?」
「幼い頃に一時的だが勉学を共にした。曹丕様に比べれば私との時間は少なかっただろうが、それでも仲はいいほうだ」
最後の言葉は私の願望が混じっていた。仲良くありたい……そんな感情が口に出ただけの事。だから、本当に仲がいいかは颯閃の私への気持ち次第だ
「師、昭よ。夕食は食べたのか」
「はい、先程済ませました」
「ならば少し来い。今後の董卓の動きについて話し合わねば」
「畏まりました。昭、行くぞ」
「あ、はい」
めんどくせ、と言わずについてきた昭に(少しは成長したか)と考える。いつものこやつならば、めんどくせと言って逃げる所だ
「……」
昭のことを考えてはいたがすぐに颯閃のことに変わった。あの調子で食べていたら今度は食いすぎで倒れるのではないか?と
考え過ぎることはいけないが、あの男のあの様子だと有り得そうだと考えつつ軍議室に入る。早く董卓を抹殺し颯閃に安泰を……
颯閃の食欲や心の不良はあの男が関係していることは分かっているのだから
《颯閃視点》
「そっ、孫策様……もうこれ以上は…」
「は!?お前そんなに少食なのか?親父より食べねぇじゃねぇか」
「貴方々が食べすぎるんです…うっ」
「あわわわっ!?」
沢山食べさせられて私のお腹はキャパオーバー。孫尚香さんにたらふく食べさせられ、夕食ではその兄孫策さんに食べさせられる。誰か助けてほしい
「?どうした颯閃……腹抱えてるが」
「颯閃的に食わせすぎちまったらしくってよ…」
「……まぁ、急に食べては腹に負担が有るか。颯閃大丈夫か?」
「だっ、大丈夫…うっぷ」
「大丈夫じゃないなこれ」
夏侯惇さんが食堂に現れ私の介抱をしてくれる。背中を優しく撫でてくれるから少しは楽になったが、それでもやはりお腹があたりが気持ち悪くて吐き気が凄い。でも吐く訳にはいかないし……
「はっ!まさか…颯閃お前妊娠してんのか!?そ、そうだよな!じゃなきゃあれくらいでこんなにならねぇぜ!」
「なに!?颯閃妊娠してるのか!?相手は!まさかそこらの男じゃないだろうな!」
「は…話逸れてる……違いますから……」
妊娠なんてありえるかい。なんて思いながら夏侯惇さんに心配されつつも楽進の部屋に戻ることに。おえってしたいけど、した後お腹の虚無感凄いのよね…
「あ、姉上?いかがなさったんですか!?」
「まぁ、食いすぎだろうな。介抱してやってくれ。孫策、お前はこっち来い!」
「イテテテテ!耳!耳引っ張んなよ!イテテテテっ!!」
夏侯惇さんが孫策さんの耳を掴んでそのまま退室して行った二人。楽進は苦笑いしつつも私を抱き抱えてベッドまで連れていってくれた
「食事は並大抵採らないといけないと言っていたのは姉上ではありませんか。何故このような…」
「…楽進……貴方でもあの量はきっとこうなるわ……まだまだいけるって顔してたもの…うっぷ」
「姉上…」
ちょっと呆れの入った呼びかけに少し縮こまる。これはお説教モードではと感じたからである
「姉上はこの城勤めが決まってから自分に負担をかけ過ぎなんです!いつもいつも走り回って執務を手伝いっぱなしだし、鍛錬だって欠かさないし!いつも『いつか倒れるんじゃないか』って心配になるこっちの身にもなって下さい!」
「ご、ごめんなさい…」
「それだけじゃありません!あの虎牢関での戦いから姉上は食欲を無くして身体の方もバテてしまって!執務はいつも通りだから本当に心配なんです!」
「は、はい……」
「今度から無理矢理でもご飯は食べさせますからね!」
「はい……」
こっちが注意するのが多かったが、今ではこの通り。頭が上がらない…
「…姉上、私は姉上が大好きだから言ってるんですよ?嫌いじゃありません」
「分かってるわ楽進…。楽進は嫌いな人には徹底的に愛想悪くなるから…」
「そ、そうですか?そうだったのですか…注意、しませんとね…」
「ね…」
日常的な会話をしつつ、楽進は私のお腹を撫で始めた。妊娠じゃないってば…
「颯閃は何をしているんだ?」
「あー、なんか同盟軍のご子息に捕まったらしくて、飯食わされてます」
「…それだけに見えないのだが」
颯閃に笑顔でどんどん飯を与える孫堅の義息子孫策のただならぬ笑顔に疑問を抱く。颯閃自体はもう食べられないとあたふたしている。可愛いものだ───が
「……腹を壊さないか心配だ」
「あ、兄上が人の心配…?」
驚いたように後ずさりした昭に私は少し睨みつけた
「なにか問題でもあるのか?昭」
「いやっ。いつもなら人の心配とかしない人だから…」
「……私も心配くらいする時はある」
特に颯閃の事となると、どうも気が気ではなくなってしまう。独善的だと言われる程のこの私が、颯閃のことを思うと様々なことが頭を占めるのだ
「兄上はあの文官をご存知で?」
「幼い頃に一時的だが勉学を共にした。曹丕様に比べれば私との時間は少なかっただろうが、それでも仲はいいほうだ」
最後の言葉は私の願望が混じっていた。仲良くありたい……そんな感情が口に出ただけの事。だから、本当に仲がいいかは颯閃の私への気持ち次第だ
「師、昭よ。夕食は食べたのか」
「はい、先程済ませました」
「ならば少し来い。今後の董卓の動きについて話し合わねば」
「畏まりました。昭、行くぞ」
「あ、はい」
めんどくせ、と言わずについてきた昭に(少しは成長したか)と考える。いつものこやつならば、めんどくせと言って逃げる所だ
「……」
昭のことを考えてはいたがすぐに颯閃のことに変わった。あの調子で食べていたら今度は食いすぎで倒れるのではないか?と
考え過ぎることはいけないが、あの男のあの様子だと有り得そうだと考えつつ軍議室に入る。早く董卓を抹殺し颯閃に安泰を……
颯閃の食欲や心の不良はあの男が関係していることは分かっているのだから
《颯閃視点》
「そっ、孫策様……もうこれ以上は…」
「は!?お前そんなに少食なのか?親父より食べねぇじゃねぇか」
「貴方々が食べすぎるんです…うっ」
「あわわわっ!?」
沢山食べさせられて私のお腹はキャパオーバー。孫尚香さんにたらふく食べさせられ、夕食ではその兄孫策さんに食べさせられる。誰か助けてほしい
「?どうした颯閃……腹抱えてるが」
「颯閃的に食わせすぎちまったらしくってよ…」
「……まぁ、急に食べては腹に負担が有るか。颯閃大丈夫か?」
「だっ、大丈夫…うっぷ」
「大丈夫じゃないなこれ」
夏侯惇さんが食堂に現れ私の介抱をしてくれる。背中を優しく撫でてくれるから少しは楽になったが、それでもやはりお腹があたりが気持ち悪くて吐き気が凄い。でも吐く訳にはいかないし……
「はっ!まさか…颯閃お前妊娠してんのか!?そ、そうだよな!じゃなきゃあれくらいでこんなにならねぇぜ!」
「なに!?颯閃妊娠してるのか!?相手は!まさかそこらの男じゃないだろうな!」
「は…話逸れてる……違いますから……」
妊娠なんてありえるかい。なんて思いながら夏侯惇さんに心配されつつも楽進の部屋に戻ることに。おえってしたいけど、した後お腹の虚無感凄いのよね…
「あ、姉上?いかがなさったんですか!?」
「まぁ、食いすぎだろうな。介抱してやってくれ。孫策、お前はこっち来い!」
「イテテテテ!耳!耳引っ張んなよ!イテテテテっ!!」
夏侯惇さんが孫策さんの耳を掴んでそのまま退室して行った二人。楽進は苦笑いしつつも私を抱き抱えてベッドまで連れていってくれた
「食事は並大抵採らないといけないと言っていたのは姉上ではありませんか。何故このような…」
「…楽進……貴方でもあの量はきっとこうなるわ……まだまだいけるって顔してたもの…うっぷ」
「姉上…」
ちょっと呆れの入った呼びかけに少し縮こまる。これはお説教モードではと感じたからである
「姉上はこの城勤めが決まってから自分に負担をかけ過ぎなんです!いつもいつも走り回って執務を手伝いっぱなしだし、鍛錬だって欠かさないし!いつも『いつか倒れるんじゃないか』って心配になるこっちの身にもなって下さい!」
「ご、ごめんなさい…」
「それだけじゃありません!あの虎牢関での戦いから姉上は食欲を無くして身体の方もバテてしまって!執務はいつも通りだから本当に心配なんです!」
「は、はい……」
「今度から無理矢理でもご飯は食べさせますからね!」
「はい……」
こっちが注意するのが多かったが、今ではこの通り。頭が上がらない…
「…姉上、私は姉上が大好きだから言ってるんですよ?嫌いじゃありません」
「分かってるわ楽進…。楽進は嫌いな人には徹底的に愛想悪くなるから…」
「そ、そうですか?そうだったのですか…注意、しませんとね…」
「ね…」
日常的な会話をしつつ、楽進は私のお腹を撫で始めた。妊娠じゃないってば…