董卓討伐戦
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あの後、結局董卓さんには逃げられてしまったらしく代わりに焼けた洛陽が残った。みんなからしてみれば怒りの頂点越してもうオーバーヒート状態だろう
「…で、徐晃さんの怪我は全治二週間と」
「も、申し訳なく思い申す……」
「私は別にいいんですよ?ただ、その分浮いた仕事が回っていく軍師や文官のことを考えると…イタタタッ」
「颯閃殿!?ふっ、腹痛でござろうっ…いつつ…」
「心労からくる精神的苦痛の腹痛です…。はぁ、ここに来てまでこんな悩みができるなんて」
「申し訳ありませぬ…」
全治二週間と言っても、動けるようになるのは一週間。残り一週間は反省の一週間らしく見張りを頼まれたのが私。あの戦いからもう四日経つが、あまり変化はない
そして…
「颯閃。二人分の食事を持ってきたぞ」
「ありがとうございます夏侯惇様」
食事係に夏侯惇さんが任命された。理由は勿論私が食べないからである
「根を詰めて倒れられてはこちらが困る。だから、少しは食ってくれ颯閃」
「食べてますよ?」
「最初の頃より食べる量が激減しているだろうが!見ろ!この怪我人なのにガツガツ食べる徐晃を!見習え!」
「えーっ」
「文句は言わさん!おらっ!」
箸に挟まれたお肉や野菜を口に突っ込まれ、仕方なく咀嚼する。美味しいけど、最近食欲がないから食べる気力が湧かない
「颯閃殿、拙者の物も美味しゅう御座いまする。どうぞどうぞ」
「でも…」
「……なんで食べなくなったんだ?」
「時期的には最近でござる」
「戦が終わってからくらいか?…うーん」
悩みだした夏侯惇さんに「執務は?」と聞いてみると「お前が食い終わるまで俺の執務も終わらん」と言われてしまい渋々口にほおりこむ。執務を滞らせる訳には行かない。これ鉄則
「……そういえば、お前が徐晃と撤退していく時吠えていた男が居たな」
「?初耳ですが?」
「むっ、拙者もでござる」
「董卓が長安に逃げていく時戦いから逸れたからな……名を聞き忘れた。今度また会う時が来たら自分で聞いてみてくれ」
「張遼様ではないのですか?」
「いや、確かにあの男もまだ私と戦っていませぬぞ!とか叫んでたが、他にもいたんだよ一人」
全く身に覚えがないので首を傾げると医務室に誰かが入ってきた。その姿に私や夏侯惇さん、徐晃さんは目を見開く
「そっ、孫堅!?」
「ははは、そんなに驚かないでくれ。今回は以前の礼に来たんだ」
「そんな、あの時は仲間でしたしやらなくては行けないことで…」
「そういうだろうと思ってな。黄蓋も連れてきた」
「なぜに」
なんて話しているとずいずいと扉から現れたのは歳をとった黄蓋さん。歳をとって渋くなって、一段とかっこよさが増していらっしゃった
「颯閃!久しぶりじゃのぅ!どれどれ、腕の細さは……細い!細すぎる!姫より細い!食っとるんか颯閃!」
「食べてないぞ」
「ちょ、夏侯惇様───」
「ほれみぃ!食っとらんではないか!食え!今すぐ食え!食って少しは肉付き良いくらいが健康じゃ!」
「ちょっ!私は徐晃様の監視が…」
「そんなもん夏侯惇にやらせとけ!行くぞ!」
「うわぁぁぁぁっ!」
強制的に連行され、着いた先は食堂。途中女官さん達に聞きながら向かったからか孫堅さんと一緒に来てた人達がゾロゾロ珍しいもの見たさに集まってきた
「あっ、颯閃さーん!」
「貴方は先日の…」
「私は孫尚香!義父様や策兄様、権兄様からよく話を聞くようになったの!」
「そ、そうでしたか…」
「ねぇねぇ!私と今からお茶しない!?」
「えっ、えー…」
孫尚香さんの押しに黄蓋さんも負けて私の手を離した。この後それを知った孫尚香さんに城下町に連れていかれるのはまた別の話である
「…で、徐晃さんの怪我は全治二週間と」
「も、申し訳なく思い申す……」
「私は別にいいんですよ?ただ、その分浮いた仕事が回っていく軍師や文官のことを考えると…イタタタッ」
「颯閃殿!?ふっ、腹痛でござろうっ…いつつ…」
「心労からくる精神的苦痛の腹痛です…。はぁ、ここに来てまでこんな悩みができるなんて」
「申し訳ありませぬ…」
全治二週間と言っても、動けるようになるのは一週間。残り一週間は反省の一週間らしく見張りを頼まれたのが私。あの戦いからもう四日経つが、あまり変化はない
そして…
「颯閃。二人分の食事を持ってきたぞ」
「ありがとうございます夏侯惇様」
食事係に夏侯惇さんが任命された。理由は勿論私が食べないからである
「根を詰めて倒れられてはこちらが困る。だから、少しは食ってくれ颯閃」
「食べてますよ?」
「最初の頃より食べる量が激減しているだろうが!見ろ!この怪我人なのにガツガツ食べる徐晃を!見習え!」
「えーっ」
「文句は言わさん!おらっ!」
箸に挟まれたお肉や野菜を口に突っ込まれ、仕方なく咀嚼する。美味しいけど、最近食欲がないから食べる気力が湧かない
「颯閃殿、拙者の物も美味しゅう御座いまする。どうぞどうぞ」
「でも…」
「……なんで食べなくなったんだ?」
「時期的には最近でござる」
「戦が終わってからくらいか?…うーん」
悩みだした夏侯惇さんに「執務は?」と聞いてみると「お前が食い終わるまで俺の執務も終わらん」と言われてしまい渋々口にほおりこむ。執務を滞らせる訳には行かない。これ鉄則
「……そういえば、お前が徐晃と撤退していく時吠えていた男が居たな」
「?初耳ですが?」
「むっ、拙者もでござる」
「董卓が長安に逃げていく時戦いから逸れたからな……名を聞き忘れた。今度また会う時が来たら自分で聞いてみてくれ」
「張遼様ではないのですか?」
「いや、確かにあの男もまだ私と戦っていませぬぞ!とか叫んでたが、他にもいたんだよ一人」
全く身に覚えがないので首を傾げると医務室に誰かが入ってきた。その姿に私や夏侯惇さん、徐晃さんは目を見開く
「そっ、孫堅!?」
「ははは、そんなに驚かないでくれ。今回は以前の礼に来たんだ」
「そんな、あの時は仲間でしたしやらなくては行けないことで…」
「そういうだろうと思ってな。黄蓋も連れてきた」
「なぜに」
なんて話しているとずいずいと扉から現れたのは歳をとった黄蓋さん。歳をとって渋くなって、一段とかっこよさが増していらっしゃった
「颯閃!久しぶりじゃのぅ!どれどれ、腕の細さは……細い!細すぎる!姫より細い!食っとるんか颯閃!」
「食べてないぞ」
「ちょ、夏侯惇様───」
「ほれみぃ!食っとらんではないか!食え!今すぐ食え!食って少しは肉付き良いくらいが健康じゃ!」
「ちょっ!私は徐晃様の監視が…」
「そんなもん夏侯惇にやらせとけ!行くぞ!」
「うわぁぁぁぁっ!」
強制的に連行され、着いた先は食堂。途中女官さん達に聞きながら向かったからか孫堅さんと一緒に来てた人達がゾロゾロ珍しいもの見たさに集まってきた
「あっ、颯閃さーん!」
「貴方は先日の…」
「私は孫尚香!義父様や策兄様、権兄様からよく話を聞くようになったの!」
「そ、そうでしたか…」
「ねぇねぇ!私と今からお茶しない!?」
「えっ、えー…」
孫尚香さんの押しに黄蓋さんも負けて私の手を離した。この後それを知った孫尚香さんに城下町に連れていかれるのはまた別の話である